Une petite esquisse

日々の雑事の中で考えたこと、感じたことを徒然に書き綴ります。

村上春樹のルアンパバーン、ガイドツアー(3)逆説的旅行案内

2020年08月04日 | 社会学/社会批評
2日間で巡るルアンパバーンのお寺めぐり



ルアンパバーンでシンボル的な存在、シエントーン寺院(黄金の街の寺院)

 今日は2日間かけてお寺巡りをしたいと思います。黒川拾務クン、キミにだけは言っておくが、東京には浅草寺、京都には清水寺、
奈良には法隆寺があるぐらいしか、実はお寺のことはほとんど何も知らないのだ。
京都と奈良と比べてルアンパバーンの方が大きいのか、それとも小さいのかさえ、本当は分かっていないのだ。
でも、つい筆の勢いで「ルアンパバーンは京都や奈良と比べると圧倒的に規模が小さい2日もあれば有名寺院はすべて見て廻ること
ができるはずだ
」つて書いてしまったら、半島部王宮博物館より北東部に13の寺院があって、中心部には30の寺院があり、
ルアンパバーン広域部には55の寺院があるなんて調べた「輩」がいて、おまけに2日間でお寺巡りをするのは不可能だなんて言い
やがる。困ったものだ。こんな奴のことを偏執狂って言うのだろ。
でも、本当は感謝さえ感じているのだ。ルアンパバーンを王宮博物館から北東部の半島部分だけと思い込んでいたが、ルアンパバー
ンつてすごく大きいのだネ。
 高田順次も言っているように、テキトーがいい適当が、日本人は適当がいい。理屈ぽぃ厳密な思考はカントやサルトルのような
欧米人にまかしておけ。
 ガイドブックにおすすめの寺院として11の寺院が列挙されているが、11コぐらいなら見て廻れるだろう。
え~、無理だって。美しい日本の諺で「やってみないとわからない」つてあるじゃないか。Let‘go.
 ヤレヤレ、2日間かけてやっと4つの寺院が参拝できた。完全に惨敗ダ~。お寺の拝観時間が午前8時頃から午後5時頃までで、
お昼のランチも食わなければ、糞もしなければならないことを忘れていた。お寺の拝観時間もコンビニと同じように24時間営業に
すれば、不眠不休で大概のお寺を拝観できたのに、こんなのを「骨折り損のくたびれ儲け」つて言うのだろう。
 2日もあれば、有名寺院はすべて見て廻れるなんて無責任なことを書いてしまったが、例の僕に批判的な論評を書いている人が
責任を取れ、説明責任を果たせって言うのだ。
美しい日本の諺で「嘘も方便」と安倍ノ橋晋三クンがほざいていたな~。そうだ晋三クンを見習おう、「丁寧に説明します・・・」、
何も説明していないのに「・・・ていねいに説明しました」で済ましている。
都合が悪くなれば守護神、背後霊の黒川クンがもみ消してくれる。それにしても、黒川クンはラッキーだネ。法学の授業で10円の金
でも賭けたら「賭博罪」が成立するって習ったが、「法の番人」であるべき人間が、常習賭博でも何のお咎めもない、どこの後進国の
オハナシかと思ったらニッポンなんダ~ね。
本来なら懲戒免職相当なのに、退職金を満額もらっている。おかしいと思わないか。



ルアンパバーンの切り抜き地図、地球はデカイ、ルアンパバーンも大きいぞ~。

※ルアンパバーン 面積1万6875㎢(京都、奈良、兵庫3県の合計面積1万7000㎢とほぼ同じ)
ウドムサイ県、ビエンチャン県に隣接する。(ラオス情報文化観光省・観光公式ガイドによる)

京都府の面積は4,612㎢、奈良県の面積は3,691㎢、圧倒的にルアンパバーンの方が面積が大きい。


※村上春樹の旅エッセー「ラオスにいったい何があるというんですか?」をもとに、ルアンパバーンのガイドツアーを構想して書いたものです。