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関西電力 オーストラリアでのグリーン水素製造事業から撤退

2024-11-16 15:07:40 | スマートグリッド、新エネルギー、水インフラ
関西電力は、オーストラリアでのグリーン水素製造事業から撤退する。オーストラリアで北東部のクイーンズランド州で、再生可能エネルギーを使って水素を製造・液化するプロジェクト。丸紅、岩谷産業、豪スタンウェルなどと組んで進めていた。製造コストが想定以上に高く、採算に合わないと判断した。現時点で丸紅と岩谷産業は撤退はしておらず事業継続している。
日本では2024年5月に水素社会推進法が成立した。しかしながら世界各地でグリーン水素事業は苦戦している。豪電力大手のオリジン・エナジーは豪東部ニューサウスウェルズ州での事業を停止、豪エネルギー大手のウッドサイド・エナジー・グループも豪南部タスマニア州での事業から一部撤退した。英石油大手のシェルは2024年9月ノルウェー西部で計画を進めていた水素事業を中止した。2023年には三菱重工が独北部ハンブルグ州で計画していたプロジェクトから撤退した。
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