「我が国におけるSAFの普及促進に向けた課題・解決策」（2022年4月 JITTRI）がある。SAFはSustainable Aviation Fuelの略で、再生可能な航空機燃料のこと。すなわち航空機の脱炭素化、空の脱炭素化である。JITTRIは一般財団法人 運輸総合研究所のこと。調査会社は三菱総合研究所。
EUは2030年にSAF（Sustainable Aviation Fuel：再生可能な航空機燃料）を航空燃料に5%使うことを義務化する方向。日本政府は2030年に航空燃料の1割をSAFに置き換える目標を掲げている。
SAFの製造・供給では欧米が先行している。ネステ（フィンランド）、ランザジェット（米）、フルクラム・バイオエナジー（米）が有力メーカー。
三菱地所と日揮は、SAF（Sustainable Aviation Fuel：再生可能な航空機燃料）の原料調達で協力する。政府の2025年SAF国産化の目標に向けて各社動いている。三菱地所はJR東京駅周辺の丸の内エリアに23棟のビルを保有し、入居する飲食店やオフィス食堂などから出る廃食油からSAF原料化を図る。
AirTrunkは、東京圏西部に建設する大型データセンター「AirTrunk TOK2」建設を着工した。設計はAirTrunk/大和ハウス/大林組、施工は大和ハウス。第1期工事は2024年初め完成予定。「AirTrunk TOK2」は3棟からなり、延床面積86,000sqm、110MWのハイパースケールデータセンター。
SCSKは、兵庫県三田市のデータセンター「netXDC三田センター」においてBBIX閉域接続サービス「Open Connectivity eXchang（OCX）」を提供開始した。
