サーラ Notes

見えない世界から伝えられてくる
メッセージや提案を
より豊かで幸せな人生へのヒントにして頂ければ幸いです

色々な感情、色々な自分

2012-06-29 | ☆人生への提案
『心が感じていることを大切にすることは、自分を大切にすることだ。
そして、心が感じていることに素直に向き合っていくことは、
自分らしさを取り戻していくプロセルでもある。』



今の自分が感じている、在りのままを大切にしていると、
自分がこれまで抑え続けてきた感情がわき上がってきて、
その人を混乱させてしまうことがよくある。

それは、それまでその人を支えてきた価値観(観念)が、解け始めて、
ひとまわり豊かな価値観(観念)を採択する好機が訪れているとも言える。


今、その状況におられるMさんのことを紹介させてもらいます。

Mさんは、ご両親と弟と妹という5人家族で成長されました。
Mさんの幼い頃の記憶を占めるのは、妹や弟ばかりを大切にするお母さんの姿と、
そして、認めてもらいたくて、懸命に、聞き分けの良い子を演じている自分の姿です。
お母様は、精神的に不安定な部分を持っておられて、不安や不満のまま、
Mさんに当たり散らされることも多かったようです。

ご自分が結婚された後も、自分を抑えていること(聞き分けの良い妻でいること)は、
習慣となっておられて、幸せには必要だとも思っておられました。

そのMさんが、春を迎える頃から変化され始めました。
大きな理由は、内側で動き始めた、自分を表現していきたいという成長・変化の力です!

最初は抑えてきた怒りと悲しみがわき上がり、翻弄されている状況が続きましたが、
今は色々な感情を、捉えることが出来るようになって来られています。

Mさんからのメールの一部です。
「最近、心がごちゃごちゃしていると言うか、落ち込んでいると言うか…、うまく表現できません。
家族を見ていると、色んな自分に気づくことができます。

人の上に立ちたがる自分
気難しい自分
命令口調がイヤな自分
ワガママな自分
頑固な自分
その他、色んな自分が見えてきます。

最近、誰かに対して、不満や苛立ちを感じていたら、
自分を責めているような感じになり、自分の心がよくわからなくなってしまいます。」


Mさんに渡された、存在からのコメントです。


『在りのままの心とは、一様ではない。
一つにまとまらないからこそ、心なのだ。

まとめ上げたがるのは、頭の仕事だ。

先ずは、まとまらない心のままでいることに慣れよう。
そして、色々な感情を味わえる喜びを感じたら、もう大丈夫だ!

悲しさ、辛さ、そして醜く感じる思いでも、
それを味わえたお陰で、人の心を察する力は増していく~
他者を否定する感情がなくなる分、豊かになったと言える。

立派で在ろうとするより、他者の心を察せる、豊かな人でいようとするのはどうだろうか~
偉くなろうとするより、人の幸せを心から喜べる人に憧れるのはどうだろうか~

そのためにも、どんな自分も愛し認めていこう!
自分を受け入れることができた分、他者を認めることができる。
自分を愛せた分、他者へと、豊かな愛を溢れさせることができる。』




Mさんと初めてお会いした時、
目の前におられる姿の、とてもとても奥の方に、Mさんを感じていました。

Mさんは、存在が勧めた、呼吸法やストレッチや瞑想などを日課とされながら、
思いを手放したり整理することにも力を注がれています。

そして今はずいぶん、内に持たれている、力強さや自由さが表面に現れてきています。
中心にある素晴らしい強さが、どんなカタチで今に表現されてくるでしょうか~
これからも、本当に楽しみです。




*ここに紹介させて頂いている個人的な内容は、ご本人に了解を得て掲載しています。





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