道の駅 オーロラタウン93りくべつ の近くに、
公園があります。
消防署の向かいになります。
公園内に彫刻あり。
関寛斎翁像
昭和53年9月23日
制作者 小室吏
小室吏 は北海道十勝を代表する彫刻家です。
関寛斎(せきかんさい、文政13年2月18日(1830年3月12日)-大正元年(1912年)10月15日)
は、幕末から明治時代の蘭方医。
明治35年(1902年)、72歳にして一念発起し、徳島を離れ北海道に渡る。
原野だった北海道陸別町の開拓事業に全財産を投入し、広大な関牧場を拓く。
のちにこの土地を開放し、自作農創設を志すが果たせず、大正元年(1912年)、
82歳にして服毒により自らの命を絶つ。
動輪あり。後方に関寛斎の像あり。
黒曜石(白滝村産) 徳冨蘆花の随筆集 「みみずのたはこと」の中の「関寛翁」
から抜粋の書が書いてある。
関寛斎像の傍らに、平成24年(2012)、寛斎の没後百年を記念して建てられた
司馬遼太郎の石碑がある。司馬遼太郎先生の直筆が刻まれている。
そして関寛斎像の後方に円を描くように、関寛斎が詠んだ歌碑がある。
全部文字起こしできればいいのだけど、崩し字は読めません。
陸別の街には至るところに寛斎ゆかりの史跡が残されており、今も寛斎が陸別の
人から敬愛を集めていることが伝わってくる。
前出、司馬遼太郎は関寛斎の歴史小説「胡蝶の夢」を書いているから石碑が
あるのね。
道の駅 オーロラタウン93りくべつ は、陸別町役場でマンホールカードを
もらい、たまたまトイレ休憩で寄っただけだったのですが、彫刻に歌碑に
盛りだくさんだったのでうれしくなったのでした。
道の駅 オーロラタウン93りくべつ
足寄郡陸別町大通(国道242号沿い)