サバ奈子

むかし猫ブログ、いま趣味ブログ

新得町 野外彫刻 JR新得駅 

2021-01-24 05:58:21 | 野外彫刻

JR新得駅 です。

駅前に彫刻あり。

火夫の像 制作者 横田裕美氏

根室本線最大の難所狩勝峠は明治35年に着工同四十年に完成したが 以来
六十有余年に亘り酷暑や風雪 厳寒と闘い 旅客貨物の輸送 線路の保守
に当たり道東の経済と文化の発展に貢献した これらかくれた人々の努力
は今も忘れることはできない

この狩勝峠は 千分の二十五の急勾配で 頂点には九百五十四メートルの魔の
トンネルがあり 補助機関車をつけた列車は 四十分で一トンの石炭を投炭し
トンネルに入るや運転室の中は摂氏五十五度前後となり逆まく煤煙と熱気に息
をつまらせ 濡れ手拭いで顔を覆い通過したという

この像は 当時の火夫(機関助士)の投炭の姿を再現したものであり 台座に
はめ込んだ機関車の前の部分は大正十年八月同線の輸送力増強のため配置され
た九六〇〇型機関車の一号機であるとともに 北海道行啓の摂政宮殿下(現在
の天皇陛下)のお召列車を牽引した由緒ある機関車の煙室戸の複製である

ここに新得町商工会はSLの廃止となった現在 当時の輸送の大任を果たした
火夫の姿を後世に伝えるため商工会創立二十周年記念事業として建立する 
 昭和五十六年七月
            新得町商工会

火夫像や 雪の難所を 負ひし駅 正観
作ならびに書 昭和57年2月17日
新得保健所長塚田正勝

北海道重心の地 のモニュメント

足元にタイル画あり

もう一つ彫刻あり。

希望 

作者不明

雨が降っているせいか、つやつやしています。

寄贈 株式会社 福原商店
代表取締役社長 福原治平
昭和62年10月20日

JR新得駅 
北海道上川郡新得町本通北1丁目

コメント
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