あぶり出し？八味屋は、リトマス試験紙

クラフト市がおわっても、最高の晴天、照りつける太陽、グングンあがって下がらない気温。
今日も、最高ですね。

さて私たち八味屋は、クラフトイベントの出展者の中では、実に異質な存在です。

研究と改良を重ねて作った品物に自信があり、
お客様の役に立ちたいと真剣に思っているので、一生懸命、説明しますし、
選択に悩むお客様には、お話をうかがいながら、一緒に品物を選んでいきます。
お客様とのコミニュケーションのきっかけになるようなPOPを積極的に使い、
お客様を不安にさせないよう、はっきり見えるところに値札をつけています。
もっと細かいことは色々とありますが、
つまり常に私たちが、「お客様のために」を考えているということです。

ですから出展他者や関係者が、その異質な私たちに対して、どういう反応をするかで、
その当人の考え方や抱えている問題点、コンプレックス、
もっというと改善策まで浮かび上がってくるのが見えますし、
また反対に、これまで気がつかなかった自分達自身のことを、
客観的に理解する良い機会にもなっているのです。

相手の反応が極端であればあるほど、私たちの気づきは大きく、
「本当におかげさま」と手を合わせたい時もあるくらいです。

まぁ当の相手は、自分の感情に振り回されしまい、
そんなこととは思いもよらないでしょうし、
それはその人の問題なので、
私たちにとっては、結局どうもできません。

私たちも含めて、自分自身を客観的に見るということは、本当に難しいものです。

「倫理」の丸山敏雄先生の言葉、

「人は鏡、万象は我が師」
「夫婦は一対の反射鏡」
「子は親の心を実演する名優である」

久しぶりに思い出しました。