金太郎の 「か式」養蜂研究所ブログ

か式養蜂研究所の金太郎所長と店長が二人で投稿していきます。
ミツバチのあれこれを信州諏訪からお届けします。

ラングストロース さん カクアリナン

2018年04月18日 | 日本ミツバチ
はーい!諏訪の金太郎です。

今日は 冬越し出来なかった群の 後片付け。



綺麗です!

でも、、、切ないです!

蜂さん、チーン。

巣脾の色から 推測するに、、、

色の濃い所まででーーー多分 夏ごろーーーいったん 造巣が、

止まった みたい、

その後、ーーー多分 秋ごろーーー白い部分の貯蜜が急に 進み(写真 左下)



でも、群は 急速に 縮小し

冬になって、貯蜜に 手を付ける頃には(写真 右下)



ーーー巣脾を齧っている部分が 少ないからーーー

体温を 保てないぐらいの 弱小群に なってしまって

年内に ダメになってしまった もよう、、、

この群は 滋賀県から 去年の8月に お嫁にきたんですけれど、、、

来る前の状況、来てからの こちらの環境、、、

女王蜂さんの 産卵の様子などなどが、如実に みて取れるわけですが、、、



このように、スケールを当てるだけでも

ビースペースの間隔、巣板と巣板の距離などなどがわかる 訳ですが、、、

それやこれやは 蜂さんが 、生きて騒いでいないから 観察出来る訳でして、、、

そして、生きているうちに 状況が 観察出来れば

少しは こちらから 手助け出来て、こんな結末には ならなかったわけで、、、

嗚呼、

ラングストロースさんの 気持ち、痛いほど わかります!

きっと 、こんな気持ちのラングストロースさんの 頭の中に

ピピピーと、百五十年前に

「巣枠だー!!!」と 閃いたんでしょうか? ねぇー?

ーーー蜂さん、かわいそう!

ーーー 一匹も 殺したくない!

ラングストロースさん!お気持ちは お察し致します!

金太郎、微力ではありますが 頑張ります!

すべては蜂さんの為に