庶民感覚

へそ曲がりの庶民が見た世相

夏の参議院議員選挙の争点

2007-05-04 20:18:08 | Weblog
夏の参議院議員選挙に向けて、与野党ともに「政策論争」が激化している。自民党の安部総裁は「憲法改正」を論点にしたいらしいが、同じ自民党内でも「憲法改正では票が取れない」「憲法改正は、国民が関心を持たない」等々の反対意見があるらしい・・・
一方、自民党の下駄の雪的「公明党」は、弱者の味方、平和政党の建前から「憲法改正」には慎重である。
野党の共産党、社民党は、憲法改正には石器時代から「反対!反対!反対!」である。野党第一党の民主党は、憲法改正については「反対」と「賛成」が入り乱れている・・・野党の夏の参議院議員選挙の争点は「格差是正」に落ち着くだろう・・・
与野党の論点は、われわれ国民にどんな影響があるのか? 慎重に考えて参議院議員選挙で国民の意見を国会に届けたい・・・・


人事院勧告

2007-05-04 08:08:19 | Weblog
人事院は、5月1日から、公務員給与の改定に向けて、民間企業10200社の従業員50人以上の給与の調査が始まった。この調査により「公務員給与」が引き下げか?引き上げか?が決まる・・・今年は民間企業の賃上げが一定程度あり、公務員給与が6年ぶりに増額の可能性がある。2006年までの対象民間企業は従業員100人以上としていたが、公務員給与が高すぎるとの批判から従業員50人以上を対象とした。
しかし、人事院の調査は10200社と言いながら詳しいデータは公表していない。人事院も所詮は公務員である。しかも、民間中小企業の退職金が500万円程度であるのに対し、公務員の退職金は3000万程度である。
公務員の賃金を「民間準拠」というなら、公務員賃金も「生涯賃金」で決定すべきである。民間中小企業の経営者も従業員も「青息吐息」で一生懸命働いて、税金を納めているのに、お手盛りシステムで公務員給与を決定していることは許されない・・・