庶民感覚

へそ曲がりの庶民が見た世相

日本の医療費

2007-05-24 06:00:03 | Weblog
財政を圧迫している医療費の問題について、財務省が「高コスト事例」を発表した。テレビなどのCMで最近話題のジェネリック医薬品(新薬では開発費が薬代にはいるため高コストになるが、後発医薬品は開発コストが低減されるため、医薬品が格安になる)の利用率が低いことが問題となっている。
このジェネリック医薬品の利用率は5.2%程度で、アメリカの1/2以下の利用率、ドイツの1/4以下とのこと。財務省の試算では、すべてジェネリック医薬品にすれば1.3兆円減額できるとのこと。
また、心像ペースメーカーなどは外国に比べ2~8倍の高額。CTやMRIなども4~13倍の高額であることも問題点として指摘されている。
何処に利益が流れているのか?医者、医薬品・医療メーカー?ただ言えることは、我々の健康保険料が一部の人達に流れているのは確かである。ワイロ等で問題で逮捕者も出た「日歯連」は自民党に政治献金を・・・・苦しむのは「病気」だけでなく、庶民は「フトコロ」も痛むのである。