原理は2つ以上は間違い

重力場の存在は加速度系の絶対性を否定した

気軽に相対論

2006-12-25 00:14:02 | 自然科学
 相対論を茶の間の話題に
最高のものであるがゆえに身にまとう価値があります。現実の生活の舞台がどのような素顔をしているのかを科学的に説明しているので、人生において出会うべき数少ない知識の体系です。そしてその根っこはそんなに複雑ではないのです。「加速度系は重力場では慣性系と見分けがつかない」ということを1つ、そしてこのことから説明される「加速度系は相対的である」ということ、そして残りの1つは「加速度系が相対的ならば任意の系が相対的であり、このことが一般相対性になる」ということ、この2つを飲み込んでいただければよいのです。最初の1つはスペ-スシャトルの中の様子で分かります。地球重力場のなかで、円運動という加速度運動中のシャトルの中では実は無重力状態という慣性系です。つまり加速度系と慣性系が混在しているのです。これを「等価原理」といいます。重力場のおかげで任意の場における議論が可能になりました。つまり一般相対性の「解禁」です。もう貴方も立派な相対論理解者です。