ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

下諏訪宿ウォーキング

2021-12-18 | ウォーキング

前回は下諏訪町の「鎌倉街道」を歩きました。今回は宿場町の面影が残る「下諏訪宿」の中を歩いてみました。出発地点は前回同様、「諏訪大社下社秋宮」の駐車場です。この日は晴れていましたが、湖には靄がかかっているようでした。いつもの諏訪湖の雰囲気とはちょっと違っていました。これも冬景色でしょうか…

 

 

まずは街中の路地裏を歩いてみました。一昔前の雰囲気のある道です。

 

 

町の商店街にもレトロな建物が多いです。ここでは空き店舗を借り受けてお店を始める若い方がいるようです。

  

 

  

 

「諏訪大社下社春宮」に向かう道には真ん中に太鼓橋が残っています。

  

 

「春宮」の鳥居の前から中山道へ入って「慈雲寺」に向かいました。途中の見晴らしの良い場所からは富士山も望めるのですが、この日はそちら方面だけ雲がかかっていました。

 

「慈雲寺」の入り口には石造り龍と石段があります。石段ははかなり急です。

  

 

武田信玄ゆかりの「矢除石」がありました。「慈雲寺」は信玄ゆかりのお寺で本堂には武田菱が輝いています。

 

 

山門への道の苔が素晴らしく、この寒い時期でもきれいでした。

 

 

山門の向こうに大きな松が見えます。もう雪吊りがされていました。

  

 

見どころいっぱいの「慈雲寺」…石庭も池泉庭園も石仏も枝折戸も注目でした。

  

 

  

 

「中山道」を歩くと「伏見屋邸」があります。ここを見学しつつ休憩しました。この建物は1864年の建築とされ、登録有形文化財に指定されています。

 

 

その昔は商家だったそうです。箱階段や看板が残されていました。

 

   

 

宮大工の手掛けた欄間や釘隠しにも注目でした。

  

 

中山道を歩いて秋宮に向かいました。途中で前回のウォーキングで行った「桜ヶ城跡」が見えました。

 

「宿場街道資料館」に立ち寄りました。

 

ここにも箱階段があったり、看板が残されていたりしました。

  

 

 

裏庭もきれいに手入れされていて、ここから「歴史のこみち」に繋がっていました。

  

 

この先に「なまこ壁」を持つ蔵が立ち並ぶ「蔵道」があります。細い路地ですが風情のある道でした。

 

 

 

 

宿場町の風景を味わいつつ歩いたこの日、天気も良く、気持ちの良いウォーキングができました。この日歩いたのは7926歩でした…

 

 

  

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8 コメント

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宿場町 (take)
2021-12-19 22:30:53
こんばんは。
急な冷え込みに震えています。

靄がかかっている諏訪湖は幻想的でいい雰囲気ですね。
静かな諏訪湖、水面に映る建物は水の中に建っているようにも見えます。
そして静かな宿場の中のウォーキング。
農家とは違う町屋の家。
箱階段には憧れたものです。
路地裏もいいですね。
板壁もなまこ壁も味わい深いこと。

「空き店舗を借り受けてお店を始める若い方がいるようです」と。
松本を歩いていてもそのようなお店があちこち目につきました。
レトロの雰囲気を残しながらも新しい感覚のお店。
市街地の「シャッター街」は寂しいだけです(と いいなが利用していませんが)
・・・・
こんなウォーキングも味わってみたいものです。

太鼓橋に見覚えがあり(タッジ―マッジーさんのブログで)
過去に遡ってみました。・・

「慈雲寺」
そうでした。武田信玄に繋がってることを教えていただいた。
ブログを遡り 
山梨市の慈雲寺ブログまで行ってきました。
「かつぬま朝市」「宮公園」「釈迦堂遺跡博物館」・・などなど
タッジ―マッジーさんの行動力と好奇心、いえ探求心のすばらしさに
あらためて感服。
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takeさんへ (タッジーマッジー)
2021-12-20 01:31:40
こんばんは。
昨日は一面の銀世界のこちらでした。
すぐとけましたが、この冷え込みで日陰の道は凍っています!
これからこちらでは何といっても凍り付いた道が心配です…

靄がかかっている諏訪湖の眺めも良いものですね。
風もなく水面も凪いでいて、建物の映りも素敵でした。
宿場町のウォーキングはなかなか魅力的!
町屋の造りも注目ですし、家の中も造りや家具も…
それに路地裏を歩いてみるのも良いものでした。

この街には若い方が移り住んでいるようです。
諏訪のリビセンで手掛けたゲストハウスがあったりします…
リビセンの方も移住された若い方で注目されていますよね。
下諏訪にも手作り作家さんの工房兼お店がいくつもあって注目です。
松本にもそんなお店があったりしますね。
またゆっくり巡ってみたいと思った町並みでした。

「慈雲寺」はそちらにもありましたね。
見事な桜を見に行ったことを思い出しています。
「かつぬま朝市」を始め、takeさんに導かれるようにあちらこちら…
思えばそちら方面を何度も歩いたものです。(takeさんのblogのおかげです!)
何でも知りたがり屋(?)の私…
でも、なかなか深くは追及できないですし、すぐ忘れてしまいます。
そしてまた興味津々に出かけたりしているのです…
返信する
ウォーキング (ran1005)
2021-12-20 13:34:42
諏訪湖に靄がかかっている様子が素敵ですネ。
湖岸に出ても山から鳥瞰しても諏訪湖の空間は本当に心癒されますネ。
身がきりりと引き締まる様な中、ウォーキングされたのですか?
凄いな~ 私にはとてもできない。
もう、尊敬以外の何物でもありません。
あらっ~私の行きつけのお店の様な??
昔はこの辺りは商業でも栄えたのでしょうネ。
蔵造りのお宅が多く残されていると言う事は
当時の繁栄がいかに多大であったかを偲ばれますネ。
諏訪でも宿場町が在ったのですが・・・
諏訪はどちらかと言うと規模は小さいなりに
城下町の名残を多く残して居いますヨ。
歴史散策する様な場所は残っているかしら・・・

慈雲寺は何度か行っています。
歴史ある立派なお寺ですネ。
確か立派な鶴亀の松が在った様な??
違ったらゴメンナサイ。
今になると記憶がおぼろげです。
その昔、小口庭園さんの解説で庭園巡りをしましたが
一回りするのにかなりの時間を要しました。

空が真っ青で、良い日にお出かけだったのですネ。
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ran1005さんへ (タッジーマッジー)
2021-12-20 20:56:02
こんばんは。
毎日お寒いですね。
諏訪湖まで出かけるのも億劫になる寒さです。
我が家近くの日陰の道は先日の雪が凍っています…

靄のかかった諏訪湖も良いものですね。
この日は良く晴れて冷え込んでいましたが、冬でも歩くとポカポカ…
冷たい風にさらされない限り、歩いているうちに暖かくなります。
大抵途中で上着一枚は脱いで歩くことになります。

下諏訪にはranさんの行きつけのお店があるのですね。
昔から栄えた商店街…今はちょっと静かですが、
若い方が空き店舗を利用してお店を始めたりと、話題になっています。

蔵を始め、当時の建物がいくつも残されているのは注目です!
この蔵道のようなところは歩いて見なければ出会えない場所…
若かりし頃に住んでいた下諏訪町ですが、初めて歩いてみました。
上諏訪は甲州街道のれっきとした宿場町!
高島城の城下町のイメージが強いですが、
造り酒屋さんが並ぶ通りは宿場のイメージもありますね。
それにお寺さんも多いですし、ゆっくり歩いてみたいところは多いです…

慈雲寺は何度訪れてもいいお寺ですね。
参道の杉木立と苔、枯山水の石庭、池泉庭園…どれも魅力的です。
小口庭園さんの案内なら最高の庭園巡りですね。
今そのような庭園巡りがあったら私も参加したいものです…
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歩いてみたくなった下諏訪町 (みさと64)
2021-12-21 16:35:05
こんにちは。
やはりお仲間がいるから、ウォーキングも楽しいでしょうね♪
お寺さんやら資料館などにも立ち寄ってのウォーキング、
ただ歩くだけではないところがまた素晴らしい〜
良いウォーキング仲間に恵まれましたね♪
こうしてあちこちウォーキングされて、色んな発見もあるでしょうから、
そのうちにたくさんの写真付きで、
「ウォーキングのオススメコース」などというものも発刊できそうですね!
プロ(?)オススメの場所とはまた目線が違って、喜ばれそうな気がします♪

霧がかかった諏訪湖、幻想的で素敵な雰囲気ですねぇ〜
あれっ、takeさんやranさんと同じ感想になっちゃいましたかね(笑)
そう言えば、諏訪湖にもコハクチョウの飛来があったようですが、
今季もたくさん飛来するといいですね!

こうして拝見すると、宿場町だっただけあって、
下諏訪も古い町並みなのですね。
タッジーマッジーさん目線で撮影された写真のあれこれが、
とても懐かしかったです。
下諏訪町は通過する町でしたけど、前回と今回の記事を拝見して、
歩いてみたい町になりました。たぶん叶わないでしょうけどね(笑)

コメントを拝見して・・・
やはり諏訪&岡谷では小口庭園さんの名前が出てくるのですね。
前にもお話したかもしれませんが、義姉二人は岡谷在住で、
それぞれ新築時には小口庭園さんのお世話になっています。
下の義姉宅は、素敵な坪庭を眺めながら入浴ができ、
上の義姉宅は、玄関戸を開けて玄関のたたきまでが素敵です。
「たたき」までが小口庭園さんのお仕事だったのだとか・・・
すみません、余談でした(笑)
返信する
良い感じですね (くちかずこ)
2021-12-23 18:29:09
ところで、海霧ってあるけれど、
湖の霧は何て言うのかしら、と。
古い街道、家を見るの、くちこも好きです。
古い家で育ったからかしらね。
母が晩年に更地にして、小さな家に建て替えたので、もう無いですが。
最近、体力の低下を痛感、
もうこのような道を歩けないのかしらと思ったり、でした。
返信する
みさと64さんへ (タッジーマッジー)
2021-12-23 19:00:00
こんばんは。
お返事遅くなって申し訳ありませんでした。
ネット環境の無い山の家に行っていて…
スマホ環境はいいのですが、スマホ画面での入力がきつくなって…
どうも眼鏡が合わなくなったのか、見えにくくてダメです。
早く眼鏡を買い換えればいいのにですよね(笑)

このウォーキングは仲間9人でやっています。
一人ではなかなか歩くのも億劫になってしまいますが、
日にちが決まっているのでこの日は歩こうという気にもなって…
どうにか続いています。
それに仲間のお一人があちこちから情報を集めてくれ、
地元の知られざる場所も案内してくれるのでありがたいです。
普段車での移動が主になっていて、歩く機会もなかなかありません。
この機会に地元の知られざる場所を発見したりしているところです。
確かに今まで歩いた場所を写真付きでまとめてみれば、
いいウォーキングコースの案内版ができるかもしれません。
ただし、写真と文章に自信がないのでどなたかにお願いしなければ…です。

靄のかかった諏訪湖も良いもの…皆さん感想が一緒で嬉しいです。
そうそう、諏訪湖にコハクチョウ飛来のニュース!
新聞で見てさっそく次の日に横河川の河口に行ってみました。
でも私の行った時にはどこにも見当たらず(双眼鏡でも見てみたのですが)…
ちょっと残念でした。
これから少しづつコハクチョウが飛来してくれるといいのですが…

下諏訪町はみさとさんにとってはご実家への通過点ですよね。
私も改めて出かけることはほとんどありません。
でも改めて歩いてみて、もっと歩いてみたい街になりました。(笑)

小口造園さんはあちこちで活躍され、その作品が残っています…
お義姉様方のお宅の庭も小口庭園さんの作なのですね。
それはこだわりの素敵なお庭でしょう!
古今東西の庭に造詣が深く、著書もたくさん…
手掛けたり復活させた庭も多く岡谷市の著名人です!
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くちかずこさんへ (タッジーマッジー)
2021-12-23 20:02:39
こんばんは。
霧の名前はその発生場所によってつけられているようですね。
海霧と同じように川霧、谷霧、盆地霧など…
そして湖の霧は湖沼霧や湖霧というようです。
海霧や川霧のようにポピュラーではないかもしれませんが。
霧と霞の違いは見通す距離が霞の方が遠くまでのようです。
この時、博学の方に教えてもらいました…

古い街道を歩いてみるのはいいものですね。
私もそんな道があれば歩いてみたくなります。
そして古い建物にも心惹かれます。
くちこさんの家もそんな建物だったのですね。
心に残る暮らしだったことかと思います。

体力の低下は私も感じるところです。
一緒に歩いている方はみんな同年齢…
ですので、ゆったり無理なく歩いていて、
どうにか私もついて行っています…
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