ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

外来植物の除去作業

2017-08-17 | 日記
牛伏川自然観察会では在来種を脅かす外来植物の抜き取りをしています。
今年もお盆前にその作業があって参加しました

塩嶺峠を越えて山麓線を松本に向かいます。
青々した田んぼと夏の雲がきれいでした。




夏の緑濃い木立を抜けていきます。


階段工も夏木立の中、流れがキラキラと涼しげでした。


作業の前に川沿いをウォッチング…タマアジサイが咲き出していました。




前日の雨の名残…露を抱いたウバユリのつぼみです。


林間にたくさんのウバユリが咲いていました。


オトコエシです。オミナエシに花姿は似ていますが花色は白です。


ギボウシの花があちこちに咲いていました。


フシグロセンノウも花盛りの時期でした。


ヤブカンゾウもこの時期に目立つ花です。


ツリフネソウがまだたくさん咲いていました。


チョウにも出会いました。キアゲハとコミスジ、別日ですがルリタテハ…






さて、いよいよ外来種除去作業です!
まず抜き取る草ですが、向かって左からヒメジョオン、ブタクサ(2本)ヒレアザミ、マツヨイグサ、オオアレチノギクです。
この他にヨウシュヤマゴボウも処理しました。


ヒメジョオンが沢山で主にこれを抜き取りました。作業の前後です。




すべて手作業!炎天下(午前中に30℃)だったので木陰で水分補給をしながらの作業でした。


抜き取った草は軽トラに積み込みます。半日の作業で軽トラ一杯になりました。


本来の植物が元気に育つ環境が確保できたなら嬉しいです。



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
除去作業、お疲れ様でした (みさと64)
2017-08-19 14:41:14
こんにちは。
今年も、外来植物の除去作業に参加されたのですね。
お疲れ様でした。

昨年と同じくヒメジョオンの抜き取り作業だったようですが、
ビフォー・アフターを拝見して、すごいなぁ…って思いました。
人力作戦でしょうけど、
これだけきれいにするのはどれほど大変だったことか!
しかも30℃の炎天下ですもんね。 暑い中本当にご苦労様でした。

わたしは昨年の記事でヒメジョオンも?…と驚いたのですが、
身近には知らないことっていっぱいあるものですね。
ヨウシュヤマゴボウも、自宅のすぐ上の水路沿いに群生してます。
黄色い花を咲かせるマツヨイグサも、
道端で咲いてると風情を感じる花だなぁ…なんて感じてましたが、
これも除去対象植物なのですね・・・

こうしたタッジーマッジーさんたちのご苦労のおかげで、
牛伏川周辺の在来植物たちの咲き続けられる環境が、
保たれているのですね。
ギボウシやフシグロセンノウやツリフネソウ・・・
昔子供の頃には当たり前に咲いてた花で、懐かしい花です。
ひと山超えたその上に、畑や田んぼが広がっていたのですが、
母と山道を歩きながら、色んなお花を摘んだものです。
今は畑に行くにも、舗装道路を車で走ってしまいますから、
昔の山道はもう歩けなくなっているのかも・・・

久し振りに蝶の登場ですね♪
ルリタテハがきれいですねぇ〜
返信する
みさと64さんへ (タッジーマッジー)
2017-08-20 19:44:27
こんばんは。
今日も暑かったですね。
無線ランのルーターが故障してネットがつながらず…
ようやく復旧して今コメントを見せていただきました。
重ね重ね労わっていただいてありがとうございました!
しっかり読ませていただいて削除させていただきました。

暑い日でしたので大変でしたが、抜き取り後の状態を見ると達成感がありますね。
それでもヒメジョオンの繁殖力にはびっくりでした。
去年も軽トラ一杯抜いたのですが今年もまたこの有り様…
少しはこの作業の効果があるといいのですが…

外来種といっても道端に咲いていれば可愛らしい花ですものね。
在来種が脅かされなければ咲いていてもらってもいいと思うのですが…
それでもヨウシュヤマゴボウは実も根も毒があるので要注意植物ですね。
これがあちこちで増え、しかもなかなか根深くて抜きにくい…
別のグループで6月に茅野でこの除去作業をしたのですが、とても大変だったと聞きました。

お母様と野道を花を摘みながら歩いた思い出、いいですね。
そうした思い出の花々が残っていってほしいものです。

チョウには中々出会えませんし写真もうまく撮れません…
このルリタテハはとってもきれいで感激しました!
原村のブットレアも大きくなって花がたくさん咲きましたがチョウには会えませんでした…
返信する
Unknown (take)
2017-08-21 00:48:25
こんばんは。
牛伏川自然観察会では 観察だけではなくこういう活動もされているのですね。
暑い中 ほんとうにお疲れ様でした。

みさとさんからのコメントであらためて昨年のブログを拝見しました。
「外来生物除去作業」これは「牛伏川自然観察会」のみなさまの活動だったのですね。
自分がコメントで何を書いたのかまったく覚えていなかったのですが「裏山と同じような花が咲く」は 今回も書こうとしていました。
そして マツヨイグサ!
裏山に咲くのは4枚の花弁に隙間があるので「アレチマツヨイグサ」だと教わりました。朝のうちに撮らないとしぼんしまうので お山の家の「朝のウォッチング」で楽しんで撮っていました。
「外来植物」でも植生を狂わしてしまうものを除去されるのですね。
裏山にはオオブタクサが入り込んできています。工事の時に運び込んだ砂に混ざってきたのではないかと言われていますが あの繁殖力はものすごく 一昨年からわが「荒らし畑」にも蔓延ってしまいました。春のうちに除草したつもりですが 私のいいかげんな除草では今や・・あなおそろしや、前を通っただけでぞっとします。あれは遠くまで花粉を飛ばす大悪者、迷惑をかけないためには早く倒さなければいけないのですが・・。

そして 自分が紹介した自分の2011年8月のブログに行ってみました。
牛臥川には咲く、そして私は「今年はまだ見ていない」ウバユリやオトコエシ、イワタバコ、なによりもフシグロセンノウに懐かしさを感じながらみてきました。

あ、昨日は松本へ行ってきました。とんぼ帰りで・・・
「塩嶺峠を越えて山麓線を松本に向かいます」
「青々した田んぼと夏の雲がきれいでした」
「夏の緑濃い木立を抜けていきます」
~~気持ちよく通ってきました。
木立の中に見える看板・・あれはいつもしっかり読んでいます。JAの看板ですね。

今回は「いちやまマート・諏訪店」の前を通りました。(孫がお昼はマックというので あっちの道へ入りました。おかげで「高島城」の案内板(!)を見たり「原田泰治美術館」の前を通ったので心の中で大騒ぎ(ここで止めて!)と・・。

ではでは! おやすみなさい。
返信する
takeさんへ (タッジーマッジー)
2017-08-22 07:11:40
こんばんは。
自然観察会だけでなくこうした外来種の除去作業や雨氷被害の倒木の片付けなどもやりました。
最近は長野県も鹿などの鳥獣被害も相まって絶滅、絶滅危惧種が増加傾向のようです。(長野県レッドデータ植物図鑑より)
わずかな力でもできることがあればと参加させてもらっています。

ここではマツヨイグサはほとんどなくヒメジョオンが主でした。
それでも去年と違ってい たのはブタクサが増えていたことです。
工事の車、鉄道(明治時代には港から鉄道が伸びるに従って外来種が広がっていったそうです。鉄道草の名前も…)の影響は大きいですね。
オオブタクサは大きでしょうから、これが増えたら大変なことでしょう!
周りの畑のことも気になりますね。
我が家の畑は住宅地の中…雑草や虫に敏感な方もいるのでやっぱり畑の草取りや虫には気を使います…

私も以前のブログを見せていただきました!
本当に牛伏川の状況とよく似ていると感じます。
そしてtakeさんからの情報「おばあさんの植物図鑑」を読み始めたところです!
本当に興味深い本ですね。
オシキバナをはじめ生活に根づいたお話がたくさん載っていて興味津々です。

松本への往復、ご苦労様でした。
山麓線はいつもの道なのですぐどこの風景かおわかりですね。
そして諏訪では違った道を通られたのですね。
他の景色も見ていただけて良かったです。
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