ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

美ヶ原高原はもう秋!

2023-09-27 | ドライブと散策

市内の美術考古館で「東博から里帰りの「勾玉」展」を見た時に「黒曜石の原産地までの距離と歩数」の表示を再見して、その0地点に行ってみたいという思いが再燃しました。その0地点は和田峠…これは旧道を通って行った方がいいだろうと昔の「和田トンネル」を抜けていきました。狭い交互通行の和田トンネルと手前で見上げた空にいた飛行機雲です。

  

 

ところがこの和田峠の頂上が分かりにくい!前もって写真とルートを確認していたのにたどり着けない…これは車では無理かと(写真では駐車場もある様子だったのですが)あきらめて、ビーナスラインをうろうろしていたので、急遽その先の「美ヶ原高原」を目指すことにしました。黒曜石原産地とは関係ないですが(笑)

  

 

ビーナスラインは「美ヶ原高原」に向かって緩やかに登って行きます。冬季閉鎖の時期にこの道でスキーをしたともあったと、無茶をしたその昔を思い起こしながら…あとは三城牧場から歩きで高原まで登ったり、松本の方から登ったり、和田村や武石村から車で行ったり、最近は行くことが少なくなりましたが、「美ヶ原高原」は「霧ヶ峰高原」と同様になじみの高原です。

    

 

高原に到着しました。ここは広大な牧場…夏の間は広い範囲で放牧がされています。

  

 

もう花はほとんど終わっていて、咲いていたのは「ハクサンフウロ(白山風露)」と「アキノキリンソウ(秋の黄輪草)」それに「ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)」や「ノハラアザミ(野原薊)」でした。「マツムシソウ(松虫草)」はすっかり花が終わって種が出来ていました。

  

  

 

「ノハラアザミ」には「モンキチョウ」の♂がいました。

    

 

こちらは「モンキチョウ」の♀でしょうか。♂♀のツーショットも…

  

 

「山本小屋」から遠くに「電波塔」を眺めながら「美しの塔」まで歩きました。途中で放牧のポニーに出会ったり、池塘に映る空を眺めたりしながら、すっかり秋の気配の高原を楽しみました。

  

  

 

「美しの塔」はこの高原に発生する霧の中でも場所が確認できるよう鐘を付けた塔になっています。

   

      

 

この付近にも牧場があり、遠く「蓼科山」が見え「八ヶ岳」は雲の中でした。「車山」は見えましたが、「アルプス」はあいにく雲の中でした。

       

  

 

この後「美ヶ原高原美術館」「道の駅 美ヶ原高原」に向かいました。「美ヶ原高原美術館」は屋外展示作品が多く、高原のあちこちに作品があります。

  

  

  

 

ここの展望台からは周囲の山々が見渡せました。「浅間山」「菅平高原」と上田方面「北信五岳」と善光寺平、「白馬方面」と北アルプス、松本平の順です。

     

  

  

  

 

雲が多かったですが、それぞれの方向の山々をじっくり眺めつつ、標高2000mの展望テラスで昼食をいただきました。

     

 

こちらは帰り道で眺めた「八ヶ岳」方面です。

  

 

途中の「三峰茶屋」で一休み…茶屋の向こうに「三峰山」が見えます。美ヶ原の電波塔も見えました。

     

  

 

帰りにビーナスラインの途中でこの標識を見つけました。中山道の頂上は和田峠!ここに記された「頂上へ700m」を頼りに今度は歩いて頂上(黒曜石の原産地0地点)を確認してみたいものです。ただ、駐車場はかなり下まで行かないと無いので、次回は本格的に歩く支度で行ってみようと思います。

     

 

思いがけず「美ヶ原高原」の散策ができたこの日…高原はすっかり秋の風景でした。この日の歩数は6070歩でした…

 

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