牛伏川の自然観察会があって参加しました。
雨上がりの日で、朝のうちは空もどんよりと曇っていて、田んぼの水鏡にもアルプスは見えず雲ばかり…
麦は青々と育っていて気持ちの良い山麓線を走っていきました。
牛伏川の上流に行くと新緑がきれいです。
「ウノハナ」(ミツバウツギ)が出迎えてくれました!「夏は来ぬ」の歌にあるように初夏の花…この歌詞、改めてみてみると歌人、佐佐木信綱作詞です。五七五七七の歌詞の後に夏が来ぬと続いていてさすが歌人の作詞だと新たな発見…
「ベニバナイチヤクソウ」もここでは貴重な花…ちょっとだけ保護しながら見守っています。これから花開くところです。名前のとおり紅(ピンク)の花を咲かせ、薬効もあるそうです。
「ヒトリシズカ」もこの時期は花盛り…静御前が一人で舞う姿による命名だそうですが、場所によっては群生しています…
「エンレイソウ」多くは赤褐色ですが、白花もあります。この花はちょっと緑がかっています。花の終わりでしょうか。
「タネツケバナ」…雨上がりの露をまとった姿が可愛らしかったです。種漬花とは、モミを蒔く前に水につける、その時期に咲くので命名されたそうです。
「カキドオシ」がそのうす紫の花をたくさん咲かせていました。確かに垣根を通り抜けるほど勢い良くはびこっています!
「ネコノメソウ」もたくさん咲いていました。ネコノメソウはとてもたくさんの仲間がいるのですがこれは「ネコノメソウ」と「コガネネコノメソウ」でしょうか。
たくさん咲いていたのは「ニリンソウ」!川岸一面に咲き誇っていました。
「サクラソウ」は一輪ひっそりと咲いていました…桜色がとってもきれいでした。
「アマナ」の可愛らしい花!この球根は名前のとおり、甘いそうです…
「ヤブレガサ」はその名の通り破れた傘のような葉をたくさん茂らせていました。
みごとな花盛りの「コナシ」!コナシの花を見ると上高地や乗鞍などの初夏がイメージされます…
ここでは「フデリンドウ」がまだ蕾でした。ちょっと分かりにくい写真ですが…
「ウスバサイシン」は蝶にとっても大切な植物!その花はとっても地味ですが…薄葉細辛の名のように細い根は辛味があるそうです。
上流のほうでは山の管理をされている方が、作業用モノレールで作業されていました!これなら傾斜地の上り下りも便利そうです。
この「牛伏川フランス式階段工」は国の重要文化財になっています。新緑の中にその姿は何度見ても美しいものです。
この階段工は大正7年の完成から今年で100年!これから秋にかけて記念事業も組み込まれています。
卯の花、サメ庭にも・・・
伊豆の山も、新緑が綺麗でしたよ。
山麓線だ!麦だ!・・などと(心の中で)大騒ぎしながら拝見しました~。
先日、松本まで娘たちを送って行ったときにこの山麓線の風景を見ていました。
この青々と育っている麦は「牧場で使うものかなぁ」などと話しながら・・・。
牛伏川の自然観察会はとてもうらやましい。私も参加してみたい!!
緑の中をいろいろな花と出会って・・ご一緒させていただいている気分になりました。
「ウノハナ」!
まっ、私もブログアップすればよかった。前回にこのミツバウツギを見ていたのです。 カキドオシの上にたっぷりと咲いていました。
「ベニバナイチヤクソウ」「ウスバサイシン」・・「野の花の会」で長野県に行った時に初めて見ました。ウスバサイシンって「ちゃんと教わらなければ」花を見過ごすとこでした。まさかあんな下に(目立たない)咲いているとは!
見ることが出来てとても嬉しかったことを思い出しています。
ヤブレガサがいっぱい!!
山菜としてもおいしいとのことですが ここでは保護されているのですか?
裏山では 毎年一本だけ出てきます。増えるわけでも消えるわけでもなく・・不思議な存在なのです。一度だけ傘が開く前の「お化け傘」状態を見たことがあるのですが・・そういえば花が咲いたことがあるのかないのか花も見たことがありません
緑美しい中の「牛伏川フランス式階段工」!
続く階段工・・すてきですねぇ。
100年前からこうして水を流していたのですね。災害を防ぐためのものでしょうが この姿は「眺めても」素晴らしいですね。
長女も「一度みてみたらいい。素晴らしいよ」と言っていました。
では
こちらの麦畑の麦も実ってきました。
麦秋と呼ばれる時期ももうすぐですね。
ウノハナはこの時期に嬉しい花…
サメ殿の所にも咲いているのですね。
そちらには本当にたくさんの種類の花木があって羨ましい限りです。
暖かなそちらではウノハナもずっと以前に咲いたことでしょうね。
この山の中ではようやく咲き出したところでした…
伊豆に行って来られたのですね。
山々の新緑がきれいだったことと思います!
私も去年の伊豆の旅を思い起こしました…
またそちらの旅の様子を伺いますね。
takeさんも山麓線を通られたのですね。
四季折々眺めがいいですが、この時期はさらに素敵です!
この日は生憎の空模様でしたが…
確かにあの麦は牧場用…って私も思いながら通りました。
牛伏川の観察会は年3回行っています。
春(初夏)と夏と秋ですが、花が沢山あるのはやはりこの時期です。
この日もたくさんの花に出会えて良かったです。
「ウノハナ」は「ミツバウツギ」ですね。この名前を追加しておきます…
そちらでも沢山咲いたのですね。
ここでは咲き始めたところでした…
「ベニバナイチヤクソウ」「ウスバサイシン」も目立たない花…
「ウスバサイシン」は葉っぱを見つけて根元を探します。
「ベニバナイチヤクソウ」は道の脇に咲いているので草刈り時期には保護しています…
「ヤブレガサ」は山菜として食べられるそうですが、食べたことがありません…
先日食べたことがなくて食べたもの…「クズ」の若芽です!
「ヤブレガサ」の花、夏に咲きますよ。
細い茎を伸ばして白い小さな地味な花ですが…
「牛伏川階段工」は先人たちの偉業ですね。
おかげで下流の洪水も防げたことと思います。
それにしても見事な砂防工事だと何度見ても思います。
娘さんはここを見たことがあるのですね。
松本への行き帰りはお忙しいことと思いますが…
いつの日にか機会がありましたら訪れて見て下さい。
新緑の中の牛伏川の自然観察会、素敵ですねぇ〜
わたしもまだ行ったことがないのですが、
いつかは行ってみたい場所のひとつです・・・
牛伏川の上流の新緑、すっごくきれいです。
その中で咲く「ミツバウツギ」、緑の葉に白い花が映えますね♪
「ベニバナイチヤクソウ」は貴重なお花なのですか?
扇沢にクモマツマキチョウという蝶を撮りに行った時に、
ベニバナイチヤクソウを初めて見ました。しかも群生で・・・
数回行ったのですが、いつも蕾の頃です。
花が最盛期の頃は、もう蝶がいなくなってしまうので、
タイミングが合わないのですよ。
近くなのだから、花の季節にも行けばいいのですが、
やっぱりアッシー君頼みだとそんなわがままも言えず・・・
「ネコノメソウ」にもこの頃はお目にかかってません。
この植物も、群生してるところに太陽の光が当たると、
キラキラ光って黄緑色が眩しいくらいにきれいですね。
自宅近くのザゼンソウが咲く『宮の森自然園』に、
ネコノメソウとツルネコノメソウがたくさん咲いてましたが、
こうして拝見すると、またあのキラキラな光景を見たくなりました・・・
ニリンソウの群生も素晴らしいけれど、
1株のサクラソウとの出会いも良かったですね。
たくさんの山野草との出会いがあって、良い時期の観察会でしたね♪
何と言っても、新緑の中の「牛伏川フランス式階段工」・・・
本当に素晴らしい景観ですね♪
わたしも実際にここに立って眺めてみたいです。
ここは駐車場からそれ程歩かないな所でも花に出会えます。
今回は新緑も素晴らしかったです。
その新緑に白い「ミツバウツギ」が映えていました!
そういえば今回、ミツバウツギやニリンソウ、ヒトリシズカ、コナシなど白い花が目立っていました…
「ベニバナイチヤクソウ」はここでは貴重なお花です!
群生があちこちで見られるようですが、ここではようやく少しづつ増えてきたとのこと…
道脇の草刈りで、花咲く前になくなってしまわないようにロープで囲ってあります。
扇沢には群生があるのですね。
扇沢は立山への登山口なので、2回ほど通りました…
周辺を歩いてみると綺麗な高山チョウ「クモマツマキチョウ」に出会えるのですね。
一度ゆっくりその周辺を歩いてみたいものです。
「ネコノメソウ」も群生していたら素敵でしょうね。
その黄色のキラキラも見てみたいです!
大町はやっぱりアルプスに近い街だと感じます。
あれもこれもと、貴重な自然がいっぱいあるのですもの…
やっぱり良いところですね!
一株の「サクラソウ」は嬉しい出会いでした。
これが少しづつ増えてくれるともっと嬉しいのですが…
実は全然別の場所でサクラソウの群生を見ることができ、写真もいっぱい撮ってきたのですが…
場所が特定されて盗掘などの被害にあってはいけないのでブログアップはダメとのこと…
残念ですし、そんなことを心配しなければならない世の中が悲しくなった出来事でした…
この階段工、新緑の時期がとってもいい感じですが、紅葉の時期も素敵です。
100年前の偉業に感謝しながら眺めて来ました…