ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

ちいさい秋みつけた!

2019-09-17 | 自然観察

9月になってウォーキングの会で地元の「やまびこ公園」に行きました。さすが標高1000mの高台です。秋の気配があちこちに…まずは秋の花「ハギ」です。

 

 

「ススキ」もしっかり秋模様…風になびいていました。

 

秋の実りも見つけました。「トチ」の実です。大きなトチノ木の下には大きなトチの実がたくさん落ちていました。

 

 

 

展望ガーデンでは「コキア」が色付き始めていました。

 

林間の道沿いには「シラヤマギク」や「ヨメナ」がたくさん咲いていました。

 

 

これも秋の花…「キバナアキギリ」でしょうか。1年前に松原湖畔で「シナノアキギリ」に出会いましたが、「キバナアキギリ」との違いは葉の形…シナノアキギリは円心形の葉でキバナアキギリは矛形の葉だそうです。なのでこれは「キバナアキギリ」かと…

 

「カシワバハグマ」と「オクモミジハグマ」も秋の花…ハグマ(白熊)とは中国の「ヤク」という動物の白い尾のことです。武将の鎧兜や僧侶の払子に使われました。花の形がハグマに似ているからの命名だそうです。

 

 

ここには夏のなごりの花も咲いていました。「ツリガネニンジン」は咲き終わりの実が付いているものもありました。

 

 

「ハクサンフウロ」と「ツリフネソウ」、「トリカブト」も咲いていました。

 

 

 

 

「ゲンノショウコ」も可愛らしい花です。なごりの「ホタルブクロ」にも出会えました。

 

 

展望ガーデンに咲いていた「ヒマワリ」は本当に夏のなごりの風景でした。

 

 

 

ここで見つけた「ちいさい秋」はこの「タマゴタケ」です。白い卵の殻を破って出てくるような色鮮やかなキノコ…一見、毒キノコに見えますが、これは食用です!

 

 

「?」のかわいいキノコも見つけました…

 

この「鳥居平やまびこ公園」からは諏訪湖と八ヶ岳が見渡せます。

 

空を見ていた仲間が「ラクダがいる!」と…確かに山の上にラクダがいるような…

 

ここで見つけた昆虫はカミキリムシの「ゴマダラカミキリ」です。きれいな?模様に注目でした。

 

 

セミの抜け殻もたくさん発見…セミもまだ賑やかに鳴いていました。

 

陽ざしはまだ強かったですが、さわやかな風の吹きぬける公園を歩き、時には誰もいないターザンロープで遊んでみたり、ところどころにある健康器具で体力測定をしたりしながら楽しみました。この日の歩数は5500歩でした…

 

 

 

おまけの「みつけた!」はこの道具…夫の実家の味噌蔵から出て来たそうです。何の道具か調べてみたら、なんと「お歯黒道具」のようです。義兄がきれいに塗りなおしたので新しそうですが、お歯黒に使ったとはかなり古いものでしょうか…いつ頃のものか、なぜ味噌蔵にあったのか、あれこれ不思議なお道具です…

 

コメント (8)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 秋の牛伏川自然観察会 | トップ | 我が家でお料理教室?! »

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
見つかりましたね~ (take)
2019-09-18 07:00:33
時を同じくして 同じような「野の花」アップ!
山を一つ越えた(ん? 一つか二つか・・)お隣さん。

ススキにハギに・・。
わぁ たくさんのトチの実が!!
これは拾ってとち餅ですね・・なんて言っても「とち餅の作り方」って大変中の大変そうですから 私は作りませんが・・
トチ笛にしたくて先日も行った先でトチの木の下をさがしたんです・・ない!

最近はツリガネニンジンもないのです。
我が家の近くでさえ見ることができたワレモコウやツリガネニンジン(裏山と我が家の近くの河川敷に咲くものは釣り鐘の形が違っておもしろかったものです)
義母はいつも「昔は百花繚乱の地だった」と過去を懐かしがります・・
私もその時代を見たかった。
私でさえ「かつては咲いていた」の花が多すぎます。今度一度「かつては咲いていた花ブログ」
でも書きたいとおもうくらい・・。

「タマゴダケ」!!
昨日ね、夫がタマゴダケでも取りに行くかと言うのです。
「まさかな あれが食べられるとは」と付け加えていました。
いえいえ この夫婦は「山のキノコ」は食べません。こわくて食べられないのです。
タマゴダケは見間違うこともないでしょうが・・
タッジーマッジーさんは・・スープに入れたりしてましたね。

「お歯黒セット」!!
ほんとに「なぜ味噌蔵に」ですね。
味噌蔵をもっと探したくなります~。
いろいろお宝が出てくる だんな様のご実家。興味津々 楽しいこと。楽しみです。
返信する
Unknown (みさと64)
2019-09-18 19:59:16
こんばんは。
ハギにススキ・・・高台の公園はすっかり秋ですねぇ〜
トチの実は懐かしいです!
殻の外れたトチの実は、ツヤツヤして美しいですよね。
子供の頃、お尻の方に穴を開けて中身を掘り出して空洞にし、
「トチの実笛」を作って、ヒューヒューと音を鳴らして遊んだものです・・・
でもトチの実を食べた記憶はないです。
あっ、takeさんも「トチ笛」を作られるのですね♪

野の花もたくさん咲いて、嬉しいウォーキングでしたね。
ヒマワリがまだこんなにも咲いているとは、ビックリです!

「タマゴタケ」って、この色を見れば食用とは思えないキノコですね。
食べるのに勇気が要りそうです(笑)
「鳥居平やまびこ公園」からの眺めが美しいですねぇ〜

「お歯黒道具」・・・
お歯黒というだけで、かなり古いものって思いますよね。
お蔵からは押し絵雛がどっさり出てきたり、今度は味噌蔵からお歯黒道具ですか?
ご主人様のご実家の「蔵」はどれも宝の蔵! 今度は何が飛び出すやら・・・
それにしても、味噌蔵から「お歯黒道具」というのは奇妙ですね。
返信する
タマゴタケ、凄い! (くちかずこ)
2019-09-18 20:33:53
こんなに鮮やかなのに、食用できるのね。
今年のサメ山はどうなのかしら?
サメの体も一つしかなくて、山までなかなか手が回らないみたいです。
サメ氏が亡くなったらどうなのかしら?
くちこは自力でサメ山、行かれません。
と言うか、場所も把握していません。。。

お歯黒。
どなたが使われていたのかしら?
くちこ的には、アイヌってイメージですが。
昔、アイヌの酋長に、お歯黒を強く勧められたことがありますが・・・(二十歳の頃)
蔵って凄いなあ・・・
返信する
takeさんへ (タッジーマッジー)
2019-09-18 21:17:50
こんばんは。
takeさんの裏山の野の花…
こちらの牛伏川にも、このやまびこ公園にも咲いていて嬉しいです!
そして同時アップだったのですね。
後でそちらも訪問させていただきます…

この公園には大きなトチの木があります。
毎年秋には沢山の実を付け、拾えます。
でも私はトチ笛もトチ餅も縁がなくて…
大きなつやのある実をかごに入れて飾るくらいです。
あの大きな実ですから、何とか手軽に使えたらいいのにと思いつつ…

野に咲く花も変化しているのですね。
お義母さまのように長年見てこられた方はその変化を感じておられる…
百花繚乱の野の花が咲く場所!
本当に見たかったですよね。
takeさんのウォッチングでもその変化を感じられるとは…
ぜひ復活、維持をと願わずにはいられません。

いよいよキノコの季節到来…
「タマゴタケ」はその目立つ姿で私でも見つけられます。
それにしてもこの色…最初に食べた人は勇気がいったことでしょう!
山のキノコは心配…詳しい人について行き、分かる物しか採りません。
やっぱり毒キノコは怖いですものね。

この「お歯黒セット」は発見場所が不思議ですよね。
味噌蔵には壺や樽などしか置いてなかった気がしたのですが…
薄暗い味噌蔵の隅に長年眠っていたのでしょうか。
もう義父母はいないので、謎の手掛かりが掴めないのが残念です…
返信する
みさと64さんへ (タッジーマッジー)
2019-09-18 21:50:31
こんばんは。
ハギとススキには秋を感じますね。
そして実りの秋…沢山のトチの実が落ちていました!
みさとさんはトチ笛を作って遊ばれたのですね。
そうした経験はいいですね。
私はお土産のトチ餅くらいしか知りませんでした。
そのトチ餅…トチの実のアク抜きが大変そうですし、トチ笛も手がかかりそう…
なので、たくさんのトチの実を眺めつつ、拾っては来ませんでした。

この公園は野の花があれこれ咲いていて嬉しいです。
以前は沢山のラベンダーが咲く庭もあったのですが、それが無くなって今はヒマワリとコキア…
夏のヒマワリがちょうど盛りでちょっとビックリでした。
人工的なものと自然が同居している公園です。
高台にあるので諏訪湖の眺めはいいですよ。
八ヶ岳も見えますし…

この「お歯黒道具」は蔵から出てきた「押絵雛」以来の発見でドキドキしました!
そのみつけた場所にもビックリでした。
実家の味噌蔵は漬物しか入っていないと思っていましたので…
昔は味噌も醤油も、もちろん漬物もたくさん作っっていたそうで、こうした蔵が必要だったのでしょうね。
主に女性が管理している場所だったのでしょうか。
それでお歯黒道具もそこに置いてあった?
それにしても不思議です…
返信する
くちかずこさんへ (タッジーマッジー)
2019-09-18 23:02:52
こんばんは。
「タマゴタケ」のこの色には驚き、警戒しますね。
私も初めて見た時、てっきり毒キノコかと思いました。
食用と聞いて恐る恐る食べたものです。
あまり癖が無く、スープに入れたり、バター焼きにしたりします。
それに白い卵の殻から赤い頭が覗くような姿は可愛らしいです。

サメ殿のお山にもキノコが出るのでしょうね。
でも、体は一つ…田んぼも畑もやっておられるのですもの!
無理せず実りを得ていただきたいと思います。

「お歯黒道具」は誰が使っていたものやら…
お歯黒は明治期までは残っていて、一部地域では昭和初期まで存在したようです。
なのでこの道具も明治、大正時代の物かと…
アイヌの方は昭和の時代にもお歯黒をされていたのですね。
くちこさんの酋長に勧められたという体験もすごいです!

味噌蔵はこちらの農家には結構あります。
北側の日の当たらない場所に味噌や漬物を保存するための土蔵…
冷蔵庫のない時代の生活に必要だったのでしょうね。
今でも役立っていますが…
返信する
お宝 (自然を尋ねる人)
2019-09-21 21:29:45
お歯黒用の道具
ご主人様の実家は名門ですね。
もう少し調べてみたら名字帯刀の許されたおうちでしょうか。
キノコですが赤いのが食用と言われても
昔キノコ中毒の経験があり辺で出ても遠慮するでしょう。
ゲンノショウコの花色普通60HZ地区が桃色など赤系、50HZ地区が白系と言われとぃます。
我が家や地域の川土手では両方が見られます。
返信する
自然を尋ねる人さんへ (タッジーマッジー)
2019-09-21 22:05:36
こんばんは。
お歯黒道具は庶民も使っていたようです。
ですので、きっとどちらのお家にも有ったのではないでしょうか。
ただ、こうして残っているのは珍しいかもしれませんね。
夫の家…どの辺まで辿れるのか、また聞いてみたいです。

この紅いタマゴタケは最初食べるのに抵抗がありました。
この紅が毒キノコのイメージですものね。
まあ、気にしながら食べても美味しくないかもしれませんので、無理に食べることもありませんが…
キノコ中毒の経験がおありなのですか?!
それは大変なことでしたね。
私もキノコ中毒が怖くて、はっきりわかる物しか採りませんし食べません…

ゲンノショウコの花は可愛らしいですね。
この花は関東が白系、関西が赤系!…これは知りませんでした。
確かに、こちらでは白い花しか見たことがありません。
ピンクのゲンノショウコも見てみたいです!
返信する

コメントを投稿

自然観察」カテゴリの最新記事