【Slow life with flowers 】
“花と暮らす”NY的スローライフ
〜カントリーハウスの秋の花で〜
おととい、無事にすべて明け渡しを終えて
昨日さっそくに新しい朝を迎えた
家の主(あるじ)たちからの
ブレックファーストの写真と
メッセージがマリアに届いてシェアしてくれた。
ひと足先に私たちが家を後にしてからも
彼女は最後まで1人ハウスに残り隅々まで
綺麗に、クリスマスの飾り付けをして
新たなファミリーのために美しく彩った。
ダイニングテーブルやソファ、ベッドなどの大きないくつかの家具や食器類、鍋などは
そのまま引き継いで使ってくださるとのことで、
送られてきた写真は見覚えのあるすべてで
懐かしくもあり、もうすでに
遠い記憶のようでもあり。
メッセージには、
「ジャズを聴きながら
初めての朝を迎えました。
ここでの私たちの素晴らしい思い出を
作っていくのが楽しみです。
そしてあなたは私たちの
ストーリーの一部なのです。」
というなんとも心温まる言葉が綴られていた。
サンクスギビング の日には
家族と過ごすために
お隣のジーンの娘さん一家が帰ってきて
段ボールだらけのハウスに遊びに来た。
小さい頃にここに住んでいたのだという。
当時はこっちの方向に
ダイニングテーブルがあってね、
サンクスギビング のパーティをしたのよ。
みんな集まってね。それで突然、
なんの前触れもなく、一斉に皆
同じ歌のフレーズを口ずさみ始めてね
ビックリしたのよ。
忘れられない思い出だわ。
と遠い日のここでの記憶に笑い、
そして涙した。
ここのファミリーが来る前にも
さまざまな物語があり、
20年近くに渡るファミリーが織りなした
物語は先日、友人のマーチェックが
写真をビデオにして送ってくれた。
懐かしい笑顔がいっぱいで
優しい時が流れていたことを知る。
築100年というこのハウスは
たくさんの家族の愛を育み、見守ってきた。
そしてこれからもそれは
続いていくのだろう。
新たなストーリーが始まった愛しのハウスは
今日、今この瞬間も愛いっぱいに
包まれているに違いない。
あと少しアップしていない
お花のアレンジがあったので、
ずっと昔のことになる前にと思って。
アイリスの葉を片方にしなやかに流して
伸びやかなデザインにしたいと思った作品。
立ち枯れアジサイはウチの
アパーメントのチェストの上で色鮮やかに。
そして、あの時にカットした
赤い「コリウス」はすぐに発根したので
先日土に植えたらなんと蕾がついた。
ハウスの息吹が生きづいているようで
毎日見るたび心がほこっと温かい。
#newyork#newyorkslowlife #pennsylvania#countryhouse#flower#floraldesign #ニューヨーク#ニューヨーク的スローライフ#ペンシルベニア#カントリーハウスの植物で#フラワーアレンジメント#フラワーデザイン#フラワーデザイン講師#フラワーデザイナー#花をいける#毎日を大切に丁寧に#ナチュラルに暮らす #心豊かに生きる