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KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★ヒミツの神奈川県民DNA

2012年09月02日 | KAORU♪ in Japan


ご存知の方もいらっしゃるかもしれないが、

私のルーツをあらためて紹介させていただくと


大阪・森ノ宮生まれ。
大阪城がある駅である。

そして、1歳の時に東京・品川へ。

以来、ずっと品川育ち。

大阪の記憶はないけれど

親戚が多いのでなじみのある場所、というカンジで
故郷、という気はしない。


JR京浜東北線の大森は
とても便利な場所で、
東京駅まで18分。
渋谷駅まで20分ちょっと。
横浜駅も22分ほど。

銀座でも新宿でも、どこでも近くて
緑も多くて住みやすい。


駅は大田区にあるが、

品川区と大田区のちょうど入り組んだ
場所で、駅周辺は
ちょっと行くとあちこちで
品川・大田が入り混じる。

ちょうど品川区の端っこに位置するわが家。

そして、平行して走る
もうひとつの路線は京浜急行。


品川駅から横浜、そして横須賀、三浦海岸までの
東京湾と三浦半島をつなぐ海沿いの赤い電車。


羽田空港に行くときや、
上大岡でのお花のレッスンの時によく利用する。


いずれも、
ブログでは両方の駅名が何度となく
登場しているので、覚えている方も
いらっしゃるかもしれない。


そんなこんなで
東京都民歴でいうと、
46年・・・だが

先日、意外な事実に驚き
そして大ウケした。



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それは、

先週の「秘密のケンミンショー」

“神奈川県民特集”。



すべての問題に答えることができ、

県民の気持ちがかなりわかり、

超ハイテンションでテレビに釘づけになった。



まずは、

「大晦日、“除夜の鐘”を聞きに行くよりも何を聞く?」


もう、即答です。

横浜港の船の汽笛でしょ?

停泊している船の汽笛がボーっていっせいに鳴るの。


若い頃に聞きにいったことがあるから、知ってる。




そして、
「“金沢文庫”といえば?」
【注:京急金沢文庫駅があるの。】


その言葉を聞いただけで、笑いがこみ上げてくる。

小学生の時、みんなで口の中に手をつっこんでやってた。


男子が
「こうやって

(両手の人差し指を口の端にひっかけて
左右に思いっきり広げる。イ~とした口の形になる)

“金沢文庫”って言ってみ!」

そうすると、
とても女子の口からは言いたくない言葉になってしまう。


男子が、「うわ~!コイツきったね~!」とからかって逃げる。

【注:どんな言葉になっちゃうかは、実際に試してみて~(≧∇≦)/】

【注:バリエーションとしては“学級文庫”がある】


そんな、しょうもない遊びがはやっていた。


それを、道行く人にインタビューしても
参加している芸能人のみんな
同様に知っていて、同じポーズで同じセリフが
口から出てきたときの衝撃!


これナニ?神奈川県民ネタだったの???


そして、ようやく気がついた。

東京といっても
あと2駅行けば神奈川県。

大森→蒲田→川崎・・・

東京のはずれなのである。
かなり神奈川寄りなことは、充分知っている。






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もうひとつの話。


多摩川を越えると東京に入ったことになるので
急に緊張し、

逆に帰り道、
また多摩川を越えるとホッと安心して


やっぱり神奈川はいいな。と思う。と
言っていたが、


それも、よくわかる。


私も横浜方面の電車に乗るとき、
川を渡ると、東京から離れたんだな…って
一瞬頭によぎり、
帰りは川と越えると、帰ってきた~と思って
やっぱりちょっとホッとする。


多摩川という存在は
ある種の国境ラインなのだ。



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そして。

「崎陽軒のシウマイ」はゼッタイ的で圧倒的な存在。



これは昔、一度結婚していた時
相手の実家が横浜で、

よく義父さんや義母さんが、
会うたび必ずといっていいほど
手土産に持たせてくれたり、
食卓に並んでいた定番アイテムだった。



それまで崎陽軒のシウマイは
めったに食べることがなかったのだが


もう本当にビックリするほど
いっつもそばにシウマイがあった。


一度、
どうしてそんなに崎陽軒なんですか?と
思わず聞いてしまったことがある。


だっておいしいんだもの♪


ただひと言、シンプルな返事だった。



それが、ケンミンショーを見て
またビックリ。

みんなおんなじテンションで、
義母さんと同じように答えていた。



神奈川県民にとって
「答えはひとつ!」なのだ。



結婚していた当時、
さんざん食べていたシウマイ弁当。



マミの今日の研修会で
突然出てきて驚いた。


あの番組に出たからって注文するには
数が多すぎるから、
ホントに偶然、手配していたのだと思う。


10年ぶり?15年ぶり?ぐらいに
久々食べたら、

懐かしさが急にこみ上げたのと同時に、

やっぱりおいし~(≧ω≦)♪


あの時は、そんなにおいしいかな?って思ってたのに、


あれ?こんなにおいしかったっけ?



ちょっと、軽いジャブをくらったような衝撃。

今までの私の中でのイメージが
ガラっと変わった。



以前と変わることのない配置とラインナップ。


ホタテ入りのシウマイ。
(シュウマイではない。なんでも先代が栃木か茨木の人で
シウマイ、と発音していたそうな。)

カマボコ、卵焼き、から揚げ、ブリ?かマグロの照り焼き、
サイコロ状に甘辛く味付けされたたけのこ。

(左上のつけものコーナーだけが、
ちょっと違っていたような…?
以前はダイコンのしょう油漬け
みたいなのじゃなかったかな?)



そして、
俵型のごはん。

経木で出来たお弁当箱に入っていて
ごはんには、なんともいえない
お弁当の大道ともいえる風味が
ほわっと口のなかに広がる。


それから、
干しアンズ 1こ。

それを最後に食べるのが楽しみ。
この甘さがデザートみたいで嬉しい。


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もひとつは、京急。

“速い”ことが誇りなのだそうだ。

線路の幅が新幹線と同じだから
走りに安定感があり、スピードをあげることが
可能となっているのだとか。

たしかに、地震でも台風でも
最後まで走り続けるのは京急だ。
京急が不通になったらかなりヤバイ状況…
ということになる。


そしてその速さは
隣を走るJR東海道線を追い抜くほどの
超スピード!


各駅停車しか停まらない大森海岸駅は
ちょっと不便だから、
ついやっぱり本数の多いJRを利用するし、

基本は都内に行くことがほとんどだから
ローカルなイメージだったけど、



「誇り」だったなんて!
そこまでは知らなかった~。



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そうしたら、参加していた
本部講師仲間の一人が
「ねぇ、この間のケンミンショー見た?
ホントにおっかしかったね~!」と言っていたので、

私、見た~!と叫び二人で大盛り上がり。



なのに、周りはシラッとした雰囲気。

なんかみんなピンとこないネタらしい。


あ!そういえばTSURUちゃん、大田区出身だもんね!
これって、神奈川、大田、品川限定のお話?

茅ヶ崎出身のYUKARIさんに聞いてみたら、
私、転勤族だったからよくわかんないわ。
と、リアクションゼロ。


京急沿線ネタだったのかな?・・・



千葉に住んでいる妹のMIDORIも、
職場でこの話をしても誰も反応してくれず、
悲しい思いをしたそうだ。

よかった~!この話題話せる人がやっといた~!
と喜んでいた。


久々に大森にきたら
シウマイ、むしょうに食べたくなって
買っちゃった!と言って
夕食後、袋から出しておやつがわりにさらに食べていた。

千葉にはそごうにしかないのよ。
大森に帰ってきたときには、必ず買ってかえっている、
というほどの崎陽軒フリークだったなんて
今日まで知らなかった。


そして、京急を使って神奈川の高校に通っていた彼女は
各駅停車はドン行列車に徹し、
快速はどこまでも速く!その潔さがいいのよ!と
京急を絶賛。

息子のTATSUROも、ケンミンショー見たら
うわ~!食べたい!と叫んでいた。

母も、私もね最近、あら?おいしいわ!
前はそう思ってなかったのに…と言っていた。


ここまできたら、

清水家ソウルフードにランクイン!である。

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横浜駅周辺だけで
10数件あるという「崎陽軒」の売店。

地元にこだわっています。という社長さんのお話が出て
県外出店はほとんどしていないそうだけれど


なぜか大森駅ビルには
フツーに売店がある。


ということは、

わが家のあたりは
東京都神奈川区~?・°°・(((p(≧v≦)q)))・°°・。


ちょうどミックスされた
クロスカルチャーの地域だったのだと再発見~!








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