下の子が保育園を卒園しました。
小学校になってもガンバレ!!
本日3月26日の有馬温泉の桜の様子です。
善福寺の桜が咲き始めました。
善福寺は、奈良時代に行基上人が開基し、仁西上人が再興したお寺で、温泉寺から分かれ、現在は曹洞宗の禅寺となっています。「阪急バス有馬案内所」の直ぐ向かい側にある山門をくぐると、境内には美しい枝振りで人の目を楽しませてくれる樹齢250年を超える一重の枝垂れ(しだれ)桜の古木が5本あり、糸桜(イトザクラ)と呼ばれています。有馬温泉のお花見スポットの一つとして、「神戸市民の木」、および「神戸の名木」に指定されています。夜間はライトアップされ、太閤通りや阪急バス有馬案内所から美しい桜を眺めることができます。
太閤秀吉は、千利休とともに善福寺やその末寺である阿弥陀堂で何度も茶会を開いており、今でも、毎年11月2日になると、秀吉を偲んで有馬大茶会の献茶式が行われます。善福寺は、古来、有馬温泉の「一の湯」の灯明を献じていたので、秀吉から「灯明坊主」として扶持米を与えられていたと伝えられています。また、阿弥陀堂住職の猪のような頭の形を面白がった秀吉が千利休に命じて、その形に似せた大ぶりの茶釜を天下一与次郎という釜作りの名人に作らせたところから、その釜は、「阿弥陀堂釜」と名付けられ、今も善福寺に伝えられています。これが茶の湯で“阿弥陀堂”と呼ばれる形の釜の起こりです。
この寺のご本尊である阿弥陀如来像は、天竺(インド)伝来の金仏で、多田源氏の祖である源満仲の守り仏であったとされています。また、黒光りする高さ約68cmの聖徳太子の童子像がこの寺に祀られていますが、運慶4代目の仏師「湛幸」の銘がある、ヒノキの寄せ木造りで、鎌倉時代中期の優れた作品として国の重要文化財に指定されています。
また、有馬温泉では、4月に、桜のイベントがたくさん開催されます。
有馬温泉は、江戸時代の頃から桜の名所として広く知られています。
4月1日から有馬川沿いの桜並木や善福寺のしだれ桜などがライトアップされます。
また、4月11日(土)・12日(日)には、有馬川親水公園で「有馬さくらまつり」が開催され、地元の方や観光客で賑わいます。
善福寺のしだれ桜は、樹齢270年を超え、「神戸市民の木」、および「神戸の名木」に指定されており、毎年春になると、大勢の花見客の目を楽しませてくれます。
4月12日(日)~14日(火)の夜には、ライトアップされた夜桜の下、お抹茶をお召し上がりいただき、芸妓衆の踊りをお楽しみいただく「夜桜茶会」が開催されます。
■平成21年度 有馬さくらまつり
日時:2009年4月11日(日)・12日(月)12時より
場所:有馬川親水広場(雨天時は有馬温泉旅館組合駐車場1階)
ステージ:11日 鏡五郎 他2名の歌手・有馬芸妓衆の踊り、12日 神戸モンキーズ・石田裕之・有馬芸妓衆の踊り
屋台:近隣自治会・観光協会青年部・有馬検番
主催:(社)有馬温泉観光協会
■夜桜茶会
日時:2009年4月12日(日)~14日(火)20時より 芸妓の踊りは20時15分と20時45分より
場所:善福寺
お茶券:一人1000円
協力:NPO輝ありま
主催:(社)有馬温泉観光協会
■桜のライトアップ
日時:2007年4月1日~20日ごろ 日没~22時
場所:善福寺しだれ桜及び、有馬川沿いの桜並木
春の有馬温泉ヘ、ぜひお越しください。