「パパ、山登りたいぃヽ(^。^)ノ」
よし、じゃあ、あの山の上にお寺のある大きい山に登ろう!
ます池から見える落葉山に、急遽、登ることになりました。
「しゅっぱ~つ!!」
有馬ます池から中心街に歩いて戻ります。
しんどくないかぁ?
「全然、大丈夫(*^。^*)」
太閤通りにある善福寺から落葉山に登ります。
善福寺のしだれ桜です。
春になると、きれいな桜が咲きます。
~善福寺~
善福寺は、奈良時代に行基上人が開基し、仁西上人が再興したお寺で、温泉寺から分かれ、現在は曹洞宗の禅寺となっています。「阪急バス有馬案内所」の直ぐ向かい側にある山門をくぐると、境内には美しい枝振りで人の目を楽しませてくれる樹齢250年を超える一重の枝垂れ (しだれ) 桜の古木が5本あり、糸桜 (イトザクラ) と呼ばれています。有馬温泉のお花見スポットの一つとして、「神戸市民の木」、および「神戸の名木」に指定されています。夜間はライトアップされ、太閤通りや阪急バス有馬案内所から美しい桜を眺めることができます。
「うゎっ!鬼やぁ(@_@)」
善福寺の軒下には、鬼瓦が並んでいます。
善福寺から、山の中の道を登ります。
「がんばるぞぉ~!」
まだまだ、元気です。
この道には、西国三十三箇所巡りの石仏が祀られています。
お祈りしながら、山頂を目指します。
「よいしょ!よいしょ!」
もうすぐ山頂です。
山頂の手前の展望台に着きました。
「有馬小学校が見えるっ!」
「有馬保育園、どこぉ~?」
かなり盛り上がっています。
ここからは、有馬温泉街が一望できます。空気がきれいで、空もとても近くにあります。
「気持ちいいなぁ (*^。^*)」
山頂の妙見寺に到着しました。
~妙見寺~
南北朝時代には、お寺の境内がある辺りに、落葉山城 (別名 有馬城)が築城されたと伝えられています。その後、戦国時代には、この城をめぐって何度も戦火がありました。1539年、三田城主の有馬村秀の支配下となりましたが、1579年、織田の軍勢に攻められ、落城しました。その後、1906年に余田左橘右衛門が愛宕山の麓にあった妙見宮を移し、城山の頂上に妙見寺を建てました。北斗七星の冠をかぶった、見事な出来栄えのご本尊は、足利義満が金剛寺に寄進したと伝えられる北辰妙見尊像です。
妙見寺から約20分。龍泉閣に到着しました。
今日は、男3人旅でした。
また、行こかぁ!
「うん!」
春がやってきます。外歩きが楽しい季節です。