今まで、ずっと、考えてきた家のリフォームについて、外観の塗装や車庫の更新などをやったが、今までのものを改善したに過ぎない。
何らかのメリットはないかと、考えた結果、ここは思い切って、太陽光発電を導入しようと思い、昨年来、検討してきたが、最終的にパナソニックの太陽光パネルと使って、我が家の屋根の形状などを考え、12枚のパネル、1枚当たりの発電量0.24KWなので、2.88KWの太陽光発電システムの導入を決定し、ようやく工事を終了し、東電の工事確認検査とメーターの取り付けを待つのみとなった。
太陽光発電の技術的特徴として、発電量が日照に依存し不随意に変化する一方、昼間の電力需要ピークを緩和し温室効果ガス排出量を削減できる。設備は太陽電池、必要な電圧や周波数に変換するインバータ(パワーコンディショナー)、用途により蓄電池も組み合わせて構成される。開発当初は極めて高価で宇宙開発等限られた用途に用いたが、近年発電コストの低減が進み、多くの発電方法と比較して高コストながら年間数十ギガワット単位で導入されるようになった。今後コスト低減や市場拡大が続くと見込まれ、各国で普及政策が進められると同時に、貿易摩擦に発展する例や価格競争で倒産する企業が見られる。
長所
- 装置
- 設置位置
- 需要地に近接設置でき、送電コストや損失を最小化できる
- 蓄電池利用で非常用電源となりうる
- 運搬・移動に適した小型製品がある
- 他の発電方式と比較し設置制限が少ない。建築物の屋根や壁面に設置でき土地を占有せずに設置可能
- 社会
- エネルギー自給率を向上させる
- 稼働に化石燃料を必要とせずエネルギー安全保障上有利(#エネルギー収支を参照)
- 発電時に温室効果ガスを排出せず、設備製造等での排出も比較的少ない
短所
- 発電電力量当たりのコストが他の発電方法より割高である
- 夜間は発電せず、昼間も天候等により発電量が大きく変動する
- 配電系統へ連系する場合、交流への変換が必要
- 設置面積当たりの発電量が集中型発電方式に比べて低い
- 発電量に関してスケールメリットが効かず規模を拡大しても発電効率が変わらない(コストにはスケールメリットがある)
- 高温時に出力が落ちる(太陽熱発電と逆の特性。)
- 影、汚れ、火山灰・降雪等で太陽光を遮蔽されると出力が落ちる
設置場所
制約が少なく腕時計から人工衛星まで様々な場所で用いられる。地上に直接設置でき、太陽光を十分に受けられパネル重量に耐えられる場所であれば屋根や壁など様々な場所に設置可能である。軽量柔軟なフレキシブル太陽電池では、重量や接地面形状の制約も減少する。剛性があるパネルであっても通常の半分程度まで軽量化し、耐荷重の制約を減らした製品も開発されている。