goo リュウセンの写真日記

自分の思ったことをストレートに携帯やコンパクトデジタルカメラの写真をアップしながら、可能なかぎり毎日書き綴る私日記です。

おごれるものは久しからず

2014-11-25 14:57:51 | 日記・エッセイ・コラム
祇園精舎の鐘の声       諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色       盛者必衰の理をあらわす
おごれる人も久しからず    ただ春の夜の夢のごとし
たけき者もついには滅びぬ  偏に風の前の塵に同じ

祇園精舎の鐘の音には永遠に続くものは何もないと言っているような響きがある。
曼珠沙華の花の色は栄えたものは必ず滅びるという法則を表している。権力を持ったものも長くその権力を持ち続けることはできない。それは春の夜の夢のようだ。強い力を振るったものも結局は滅びる。それは風の前にあるちりと同じである。

※解説
○祇園精舎の鐘の声
「祇園精舎」はインドにあるお寺の名前を日本語に音訳したもの。「声」は「音」の意。
○諸行無常の響きあり
「諸行」は「万物」、つまりこの世に存在するありとあらゆる物という意味の仏教用語。前の文と合わせて、鐘をついたときにだんだんと小さくなっていく音に永遠に続くものは無いと悟らせてくれるような響きがあるという意味のようです。
○沙羅双樹の花の色
「沙羅双樹」は「まんじゅしゃげ」のこと。ちなみに、私はこの花のことを「ヒガンバナ」と呼んでいましたが、ほかにも「オバケバナ」などと別名の多い花です。
○盛者必衰の理をあらわす
「盛者」は、権力を持って栄えた人々ということで、それは必ず衰退するというこの世のルールを表しているという意味です。
○おごれる人も久しからず
「おごれる人」は「強い権力を持って威張っている人」ということで、全体ではそんな権力を持っている時間は短いという意味です。
○ただ春の夜の夢のごとし
「春の夜の夢」は、あっという間に終わってしまう幸せな時間のことを表現するのによく使う例えです。前の文と合わせて、永遠に権力を保ち続けるのは無理ということを言っています。
○たけき者もついには滅びぬ
「たけき者」は「猛き者」、つまり自分の権力や腕力を振りかざしている者ということで、「ついに」は「終に」、つまり「最後には」とか、「結局は」ということを意味します。
○偏に風の前の塵に同じ
「偏に」は「ただ」と同じ意味で、前の文と合わせて権力を振るった者が滅びるのは、風の前のちりが飛ばされる運命にあるのと同じように、抵抗できない運命なのだという意味のようです。

マナーが大事

2014-11-25 07:04:04 | 日記・エッセイ・コラム

年々、カメラマンに対する風当たりが強くなってきているのを感じております。
写真するうえで、一番大事なのがマナーなんです。
マナーを守ることによって、いい撮影ができるのに、困ったことに、無意識で本人に悪気がないと思われる一部の方々によって、だんだんと、撮影ができなくなってきているのが現状です。困ったことです。

・どんな場所でも自分ひとりだけではないことを認識し、撮影マナーをきちんと
守りましょう。
・譲り合って、撮影する。
・展示されているものなどについては動かさない。
 (どうしても気になる場合は許可を得る。)
・立ち入り禁止の場所には入らない。
・肖像権が発生する状況下では必ず一声かける。

自然体

2014-08-09 10:14:18 | 日記・エッセイ・コラム

何事にも自然体で行きたいと思います。
写真撮影にしてもいい写真を撮りたい、撮ってやると思わずに、撮らさせていただくと思うことが大事なのだと考えています。
俺が俺がという気持ちを捨て去って、あくまでも謙虚に、そあいて、粘り強く、決してあきらめず「継続は力なり」の考えでこれからもやっていきたいものですね。Dscn6487
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巻雲

2014-08-08 20:36:25 | 日記・エッセイ・コラム

巻雲

こういう雲が出てくると、数日中に雨が降る確率が高い。

そう言えば、大型の台風11号が九州から四国に近づいている。

被害が少ないことを祈りたいものだ。 関東にも影響があるかもしれない。 さて、果たして、どうなるだろうか。

フォトカルチャー倶楽部主催の月島、佃島撮影会がその台風の影響を考え、念のために、延期になったが安全と安心を考えるとこれはやむを得ない。仕方がないことだ。


最初の一歩

2014-05-23 22:46:11 | 日記・エッセイ・コラム

フォトアドバイスの佐藤です。
受講生の方より、「いざ一眼レフを始めたものの、自分にできるのか?という不安でいっぱいです」という悩みをいただいたので、コメントします。

ギャップを埋める大事なポイントは「今の目の前の課題を一つずつクリアする」ことです。
たとえば、運動会で子どもの勇士を撮りたいと目標を掲げたとします。
やるべきこととして、レンズ選び、カメラの設定、ピントの合わせ方・・・色々考えると不安に押しつぶされそうになりますね。
すると、「自分には無理なんじゃないか・・」というプレッシャーを感じて、なにかと言い訳を考えて、そのプレッシャーから逃げたくなってしまいます。

でも実際、その先にあることって、やってみないと解らない部分が多いんですよね。
まずは、今やるべき事に挑戦して、進展して、そこで失敗して恥をかきながら、覚えていくものなんですよね。
育児にしたって、就職にしたって、ビジネスにしたって、恋愛にしたって「今、目の前にある課題」へのクリアーに集中すること。
この場合、最初のステップは運動会に合ったレンズを選ぶことですね。
その先のステップは、直面して初めて実感して、仮題を理解して成長していくものですよね。

それを最初から「ミスをしないように」「恥をかかないように」と考えると、どんどん行動できなくなってしまいます。
一度も経験したことないことで、スタートから最後までつまづくことなく、熟練者の様にクリアーできる事なんて、ほとんど無いといえるでしょう。

成長する人と、しない人の違い。
それは、今、目の前の課題に向けて集中しているかそれとも、まだ見ぬ先の不安に気を取られて、動けなくなってしまうか。
その違いだけなのかもしれませんね。
誰にでも最初の一歩があります。
一つ一つの課題は難しい事ではありません。

※「フォトアドバイス」から一部抜粋Dscn1168
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