難しいことはわかりませんが。

実は、主夫からアルバイトに成長しました。

島津奔る 池宮彰一郎

2021年11月22日 08時12分11秒 | 
まず、たぶん7年ぶりの再読です。その前にも1回読んでると思うから合計3回目です。
面白いか面白くないかと言われれば面白くなかったです。上下巻の2冊を24日間もかかってしまいました。過去2回読んだ際は面白いと思ったのになぜか?

文章の盗作の件はどうでもいいです。これで手に入らないのであれば自宅の本棚に残します。

さて感想ですが、
なんかね、難しい単語が多すぎる。僕が頭悪いのもあるだろうけどさ、それでもねここ二十年、平均十日に一冊は読み続けてる自分なんだから頭悪くても言わせてもらう。
なんか難しい単語が鼻につく。イライラがだんだん「こいつ自分が賢くってこんな単語知ってるんだぞ、とでも言いたいのかね?」とすら思う。だってにっちもさっちも二進も三進もと書いたり、がむしゃらを我武者羅って暴走族ですか?一事が万事こんなんだからスラスラとは読めないわけです。頭の悪い読者は無視ですか?
そう考えると過去に読んだときは背伸びしてたのかな、自分は。

上巻の311ページの7行目で生涯さしたる戦功のなかった利家・・・と書いておきながら4ページ後の3行目では一代の英傑利家・・・となんか文章を引き立たせるために矛盾している?
今回は捨てるか残すか慎重に読んでいたため、そして文章が読みづらかったため、昔に比べこういう粗が目に入るようになってしまった。

ただ、司馬遼太郎も見逃した(取り上げなかった?)こぼれ話的なのがいくつか入っていたので良かった。それに徳川家康の性格は司馬遼太郎が書いた家康よりも池宮彰一郎が書いた家康の方がしっくりくる。
そんなわけでこの本は残します。


コメント