難しいことはわかりませんが。

実は、主夫からアルバイトに成長しました。

平場の月 / 朝倉かすみ

2024年05月28日 16時48分30秒 | 
鈴木保奈美のあの本、読みました?で、凪良ゆう氏だったか誰かが紹介してたので読んでみました。

五十歳の恋愛小説。失楽園的なのを想像してたので安心したというかガッカリしたというか。
あまり心に響かなかったです。

中学生の時の同級生に恋をするって展開はありかな。
私も同年代ですが、常々、同級生に恋をするなんてありえないだろうと考えてましたが、前出の鈴木保奈美さんを見れば、五十代に恋をする可能性は無きにしも非ずと思い直しました。

視点は青砥という男性なんですが、小説自体が女性の日記っぽいので読み難かったです。(女性の日記を読んだことないですが)
最初の章で結末が出てたので、読み進めるのが辛かったです。ずいぶん思い切ったことをなさいましたね。
この年になって辛い恋愛をしてダメージをうけるくらいなら、せずに平穏な生活を送りたい、そんな気持ちです。だから小説の中くらいはハッピーエンドかハチャメチャなのを希望します。

病気の件などかなり興味深かったけれど、二度と読むことはないでしょう。
この本を読んでこの作家の別の本を読みたいとは思いませんでした。
この本を紹介した凪良ゆうさんの本にも興味をなくしました。


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県庁の星 / 桂望実

2024年05月25日 19時24分08秒 | 
2006年本屋大賞9位の作品。
期待したほど面白くなかった。

県庁に勤めている青年が、官民交流で民間スーパーで1年間働くというお話。
織田裕二主演で映画化されているが、こういうのって映像で観たほうが盛り上がるのかもしれない。
ただ、地上波で放送されてない?、私は観た記憶がない。

気になったのは、ちょうちょい区切って目線を変えてるんだけど、
主人公二人、どちら目線なのか数行読まなきゃわからない時がある。
数行読んで、あぁ、二宮だったのか、とか、野村だったのか、という感じ。あんまり親切じゃないかな。

このままだと映画化は限界があるので二宮泰子を若い女性にしていた。
確かにこの原作のままだと、他店へ偵察行くシーンも、おばちゃんから誘われたんじゃ行く気にならない、県庁から来たプライドの高い若い兄さんなんだから。

300万円騙し取られた件とかどうなったんだろう?
こういう無駄を省いて、県庁さんにスーパー全体が動かされるところを丁寧に描いて欲しかった。



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コンビニ人間 / 村田沙耶香

2024年05月22日 12時51分50秒 | 
第155回芥川賞受賞作品。

最近直木賞受賞作品を選んで失敗続きだったから、
(極楽征夷大将軍、しろがねの葉を途中で読むのやめてしまった)
芥川賞にシフトしてみました。

160ページと短いんですね、1日で読み終えてしまいました。
ずいぶん突き詰めて考えるんだなと感心して読んでましたが、著者の経験から書かれたんですね、すごく納得がいきました。
実際、著者には物書きと言う才能に恵まれていて、この作品の主人公のラストの狂気じみた性格とは違うんだなと、安心しました。

狭い世界で深く考えてる、
舞台がコンビニという身近なところだったから受け入れられたけど、
これが別の所だったらうんざりしたかもしれない。

この本はもう読まないし、
この作家さんの別の作品を読もうとも思いませんでした。




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博士の愛した数式 / 小川洋子

2024年05月20日 19時59分42秒 | 
第1回本屋大賞の1位の作品です。
映画は感動しましたが、原作を読むのは初めてでした。
小川洋子先生の本を読むのも初めてです。

さて、感想としては、よく寝れました。
1ページ進まずに眠りにつくこともしばしば。
まあ、数式の話が映画に比べ多かったかな。その辺で非常に退屈してしまいました。永遠に数学は苦手だ。

映画ってよくできてたなと感心してしまいました。


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ミッション:インポッシブル フォールアウト

2024年05月15日 10時57分47秒 | 映画
出演:トム・クルーズ、
上映時間:147分

基本的には面白かったです。
(地上波なのでCMでブツブツ切られましたが)
アクションなんかは見ごたえあった。
たいていの人はヘリコプターのシーンや、ビルからビルへへジャンプするシーンかもしれないけど、
個人的にはバイクで逃げるシーンなんかが好き。足の裏を地面に水平にするあたりは、
ちゃんとやってるなぁなんて思ったりする。

ただ、やってることは毎回同じなので、飽きてきた。
最初の頃のワクワク感やドキドキ感はない。
それでもかなり稼ぐんだから人気は根強いんでしょう。

もう観なくてもいいでしょう。
下手な声優がいると思ったら広瀬アリスだった。頑張れ!


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