どうもチョナンです
7月6日(日)に行われました『平成の名水百選立谷沢川で砂金掘り!!一攫千金塾』のイベント報告です
当日は朝から快晴で雨の心配もや川の水かさの問題もなく、絶好の砂金掘り日和となりました
立谷沢川は古くから砂金掘りで生計をたてる人たちが集まり村ができるほど砂金掘りで名を馳せた川で、現在は土地改良等で農地も広がり車の普及などで砂金掘りで生計をたてている人はいませんが、今でも砂金が採れる川としてイベントや個人の趣味として砂金掘りを行う方がいます
その立谷沢川で昔ながらの「流し掘り」という掘り方で立谷沢川の砂金掘りの伝統を今日まで守り継ぐ疋田孝一郎氏(庄内町瀬場集落、昭和4年生れ)を講師に迎え県内外から一攫千金を夢見て集まった13名の方々と一緒に砂金掘りイベントを行いました
まず疋田氏より立谷沢川地域の砂金掘りの歴史や現状、流し掘りで使う道具の説明を受け、「いざ立谷沢川へ」と行きたいところですが、さすがにすぐには砂金が採れるほど甘くはないので、特設の練習場で砂金採りの練習をしました
あらかじめ調達した砂金入りの砂を参加者1人1袋で約1時間くらい練習しました
参加者の皆さんみんな真剣に「シャカシャカ
」しています
日差しが強く熱中症も危ぶまれる中、水分補給や昼食もわすれるほど、別の意味での熱中性になっていました
写真の白色で囲んでいる部分は全部砂金です
みなさん「腹が減っては戦はできぬ」で昼食をはさみ「いざ
立谷沢川へ」と向いたいところですが再度、立谷沢川脇の玉川で実地練習をします
玉川では疋田氏から立谷沢川伝統の「流し掘り」を教わります
そこで「流し掘り」試技の時、疋田氏の長年の感と技が冴えわたります
な、なんと1回の試技で午前中練習していた砂金とは比べ物にならないほど大粒の砂金7粒も出したではありませんか
これには、半信半疑の参加者の皆さんも俄然やる気がみなぎり我先と砂金掘りに力が入ります
しかし、自然の川となると練習とはちがい皆さん苦戦しています
すかさず疋田氏が助舟を出すとあら不思議、砂金が掘れましたやはり一朝一夕ではいかないもので長年の感と技が光ります
そして本日のメインイベント立谷沢川での砂金掘りに移ります
実は午前中から特別講師として疋田孝一郎氏のご友人で砂金・砂白金学会調査員の佐藤卓生氏からもパンニングの技法等について指導を受けました
佐藤氏は砂金掘りの全国大会で二度も優勝されて、大会でも常に上位に名を連ねて山形県を代表する砂金のエキスパートの方です
立谷沢川の砂金掘りにも精通されていて年に何度か訪れて砂金掘りや疋田氏との交遊をされているそうです
この場所は佐藤氏が選定された場所で皆さん楽しく砂金掘りに興じすることが出来ました
立谷沢川本流のどこでも砂金は取れます(※砂金採取できる川は、日本の川全体で95%に達するそうです)
しかし砂金は寄せ場という場所にあり、その寄せ場の選定が素人では難しいのだそうです(※寄せ場とは:金の溜まり場)
大きな石をどかして砂利が堆積している所を掘って、流し掘り伝統の道具「かないた」や外国生まれの「パン二ング皿」に砂利を載せては川でシャカシャカ
を何度も繰り返します
みなさん時間が過ぎるのも忘れ、一心不乱に一攫千金の夢に向かって楽しく頑張っています
そして最後は題名のとおり一攫千金塾となっていますので、参加者の方に修了書をお渡しして終了しました
次回の開催のご要望もいただき、皆さん大変満足して帰られました
私も小学校の体験以来十何年ぶりに砂金掘りを体験しました
成果は・・・砂金ではなく・・・銅を2粒とれました
あげてしまったので手元にはありませんが次こそは金を目指して頑張りたいです
お問合せ先
≪庄内町商工観光課 立谷沢川流域振興係≫℡(0234)56-2213
普段、聞けない話が聞けたことや「砂金は動かない」が体験出来たこと、自然の川で砂金が採れたこと、全てが良い勉強になりました。
子供はやはり直ぐに結果が出る「浜砂金でパンニングの練習が楽しかった」と言っていました。
清川には親戚があり、庄内町へは年に数回訪れていましたが、立谷沢川に行く機会が持てずにいました。
機会がありましたら、また参加させていただきます。
息子には化石採集が良いのかな?
ありがとうございました。
天候も良く皆様にも喜んでいただき、催行できて良かったです。
立谷沢川流域は300万年前は海でクジラ類や貝等の化石が多く発見された地域です。
砂金も含め化石掘りも楽しかもしれません。
また機会ありましたら宜しくお願いします。