ふれるほどやさしくなる立谷沢川流域

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「いちきゅうはちよん」に参加してきました。

2012年09月13日 | 日記

こんにちは。立谷沢川流域振興係のまさかみです。

              山頂からの朝焼け

9月12日(水)~9月13日(木)に、1泊2日の日程の月山・新八方十口プロジェクト会議の「月山頂上ミィーティング」に参加してきました。この集いは、各登拝口の関係者のネットワーク強化と意見交換の場でした。会場は、名称のとおり月山頂上でした参加するために各登拝口より月山頂上を目指して登山してこなければならないのです(※例えば肘折口の場合月山頂上小屋につくまで1泊2日の行程で、下山もあわせて三泊四日かかることになります。)

「月山・新八方十口プロジェクト」とは、歴史的な月山への登山道「八方七口」(鶴岡市羽黒口、大蔵村肘折口、あさひむら七五三掛口、あさひむら大網口、西川町大井沢口、西川町岩根沢口、西川町本道時口)に庄内町立谷沢口、戸沢村角川口、西川町玄海口の3つを加え、「新月山八方十口」として再現し、地域振興に活用するものです

今回は一泊する事情で荷物が多くなり、普段より重いザックでの月山登山になりました。とりわけ水は持ち運びがたいへんだと実感しました。難儀しながらも遅刻することなく月山頂上に到着し、ミーティング開始に間に合いました。「足を動かしていればいずれ目的地に着く」というのも登山の醍醐味かもしれません。

ミーティング後の交流会では、各地の地酒が月山頂上に集結するというありがたい光景となりました。

夕食・朝食ともに希少な月山筍・山菜料理が出て大満足でした。後から合流できた山伏さんたちのお話に聞き入りながら時間が経っていきました。

              夕食の筍鍋

             てんぷらは絶品

そして日没後、真っ暗になってから外に出てみると、頭上には星空があり、眼下には、鶴岡や新庄や山形など街の明かりがありました。自分たちの遠くに明かりがあり、近くは誰なのか顔がわからないほど真っ暗でした。空の星と山の影、ずっと遠い麓の明かりだけがみえました。視野が365°あり、山形県のほぼ中央にある月山の、夜にしか見られないとても貴重な光景だと思います。ふもとの明かりを見ていると、いつもの日常といったものが手の届かない星空のように思えました。この逆転のようなビジョンで月山は『再生』の山だということを体感してきました。

              山頂から西側を撮影

山頂小屋で一泊し、13日早朝(5時すぎ)に御来光を撮影しました。好天に恵まれて鳥海山と月山神社を一緒に撮ることができました。それから、荘大な雲海の光景に感動しました

              雲海に浮かぶ鳥海山

              フレッシュな気持ちで見る御来光

庄内町の観光協会事業である、『霊峰月山登山・月山神社参拝ツアー』においては、羽黒口から登山しますが、今回は別の登拝口から来た人と山頂で出会うことができました。会議・交流のために自分の足で登山し、また重い荷物に苦労しながら標高1984mの特別な場所に集まった「月山・新八方十口プロジェクト月山頂上ミィーティング」でした。すがすがしい気持ちになる貴重な経験だったと思います。

 

早朝の空気を震わせて鳴り響く法螺貝♪♪

お問い合わせ先

≪庄内町商工観光課 立谷沢川流域振興係≫TEL(0234)-56-2213

まさかみでした



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