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近江フィールドワーク

琵琶湖の淡水魚を中心とした、下手の横好き素人ブログ。内容を信ずるなかれ!

海水NO.85『タツノオトシゴの一種』 日本にもいるんだ

2012年02月13日 07時56分25秒 | 海水魚
 閲覧有難う御座います。海に生息する生物の紹介、今日の1匹はタツノオトシゴの一種。これも私の採取個体では無くて、知人から飼育困難で譲渡された個体で御座います。無知な私は、オオウミウマかクロウミウマのどっちかいな?と悩んでいましたが、別種のようです。この名前もインターネットと雑誌で探してきたので、正式名称ではなくて単なる流通名なのかもしれませんね。ネット上では、レムールテールシーホースやモルッカンシーホースと言う名前も見掛けましたが、同種の事なのかまでは分かりません。
<データ>
名前:タツノオトシゴの一種
分布:太平側の伊豆諸島あたりで見られるらしい
全長:150mm程の個体を見た事があります
生息:未確認
特徴:
 漢字で如何書くのでしょうかね?いわゆるタツノオトシゴの仲間ですね。形状はオオウミウマと同じく、タツノオトシゴ型とでも言う形状ですね。大きな違いは、体の表面に棘の様な突起が無数にある事です。いわゆるイバラタツと呼ばれるものの仲間なのかも知れませんね。体色はバリエーションが多い様ですが、赤褐色系、白系、茶褐色系をベースに暗色の斑模様が入っている事が多い様です。繁殖期は分かりませんが、他のタツノオトシゴ類と同じく♀が♂の育児嚢へ産卵して、♂が稚魚を出産します。
類似種との比較
タツノオトシゴの一種:棘がやや密では無い、また鋭利では無い。体に厚みがある
イバラタツ:棘が密で鋭利である。体が細く厚みが無い
参考・引用文献
私見:
 名前を見て、てっきり外国のタツかと思っていました。日本にも住んでいるんですね~
私が見たタツの中では大きくて一番カッチョええ~感じですね。
採取:
 未採取
飼育:
 飼育経験約1年。
 体が大きく、アメリカザリガニを食べてくれるので、餌が楽です。
動画:

画像:
             
 上から見ると、棘っぽさが際立ちますね~

近江工舎

海水NO.84『オオウミウマ』  大きいタツノオトシゴ

2012年02月10日 08時19分56秒 | 海水魚
 閲覧有難う御座います。海に生息する生物の紹介、今日の1匹はオオウミウマ。昨日からの流れでこの魚を選定しました~。因みに私の採取個体では無くて、知人の飼育個体で御座います。日本でも生息しているらしく、漁師のおっさん達は日本海側で見ているようです。いちど巨大なオオウミウマを、この手で捕って見たいものです。あ、あとね、オオウミウマなのかクロウミウマなのか分かって無い事は内緒ね(笑)
<データ>
名前:オオウミウマ
分布:日本海側で目撃情報あり
全長:150mm程の個体を見た事があります
生息:未確認
特徴:
 漢字で『大海馬』と書く、いわゆるタツノオトシゴの仲間ですね。形状は兎に角魚っぽく無いですね。簡単に書くと、吻の長い馬面頭に半月状の体、長い尾を持ちます。体はとても硬くて、表面がボコボコしています。体に対して各鰭は小さく、尾は泳ぐ鰭と言うよりも、巻き付けて体を固定するためのものですね。体色は全身が黒っぽいのですが、環境の変化などで様々なバリエーションが有るそうです(灰色、黄色、白黒、白など)。繁殖期は良く分かりませんが、♀は♂の育児嚢に産卵を行い、♂は育児嚢で卵を孵化させて♂が出産します。漢方薬の材料としても利用さていまして、乱獲による減少が懸念されています。
参考・引用文献
私見:
 辰と言うか海馬と言うかで、イメージが違いますね~。シーホース?シードラゴン?
採取:
 未採取
飼育:
 飼育経験なし。
動画:

画像:
          
   こちらは別の個体。TOP画像と同じく、こちらも♂個体ですね。
近江工舎

海水NO.83『ヒメハゼ』 ヒメ・・・?無茶言うなよ

2012年01月30日 08時41分23秒 | 海水魚
 閲覧有難う御座います。海に生息する生物の紹介、今日の1匹はヒメハゼ。太平洋側の潮干狩り場で採取しました。この手のハゼは良く見るのに、名前が分からない・・・。ヒメハゼ?クモハゼ?なんかヒメハゼに見えて来たので、ヒメハゼと言う事にします(笑)
<データ>
名前:ヒメハゼ
分布:太平洋側の干潟では確認
全長:50mm程の個体の採取歴あり
生息:砂地の浅瀬でよく見掛かけます。
特徴:
 漢字で『姫沙魚』と書く、名前通りのハゼの仲間ですね。形状はハゼっぽいハゼでして、顔つきもハゼっぽいハゼです。体色は背面が灰色~黄褐色辺りでして、濃淡様々な暗色の斑紋が入ります。そのため、見つけ難いほど砂地に馴染んでいる。腹部には斑紋が無く、白色が強めです。繁殖期は春~夏頃では無いでしょうか、この時期に幼魚をよく見掛けます。参考・引用文献
私見:
 なんだろうね、この顔でヒメって言われてもな・・・。まあ、ヒメ=小さいだから、過剰な広報では無いんだろうけど~
採取:
 砂地を適当にタモで掬うと入っている。
飼育:
 飼育経験なし。ハゼは大きくなると混泳に不向きだからな・・・
動画:

画像:

               

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海水NO.80『ホンベラ』  熱帯魚気分

2011年10月03日 08時42分01秒 | 海水魚
 閲覧有難う御座います。海に生息する生物の紹介、今日の1匹はホンベラ。日本海側の海水浴場付近で採取したこの魚、何か南国風の容貌ですが日本海の近海魚です。ベラだな~っと思ったのですが、ベラって名前じゃなかったのね・・・。ベラ・オブ・ベラって感じの名前だから、ホンベラと言う事にしておきます。
<データ>
名前:
ホンベラ
分布:
 日本海には生息していました
全長:
 殻長40mm程の個体は採取歴あり、目視は200㎜ほどまで
生息:
 水深1mくらいの岩場でウロウロしていました。
特徴:
 漢字で「本遍羅」とでも書くのでしょうか?ベラの仲間ですね。形状は笹葉型でして、体の幅は狭く、筒状よりも平たいですね。口は体の割にはおちょぼ口ですね。体色は中々カラフルです。♂はエメラルドグリーン系の青をベースに背面には赤い帯が入っています。♀は逆に赤っぽいペースで顔に青い帯が見られる感じですね。8月に海水浴シーズンに幼魚を目にしますので、繁殖期は夏頃でしょうかね?磯釣りで掛る魚でして、塩焼きにして食べられる事もあるようです。
参考・引用文献
私見:
 ヤバイ、居ない、喰われた!っと思ったら、砂の中に潜るのね・・・
飼育:
 現在飼育中。
動画:

画像:


  上:♂、下:♀だったような気がします。

近江工舎

海水NO.62『ハオコゼ』 彼も毒針!

2011年02月19日 08時02分49秒 | 海水魚
 閲覧有難う御座います。海に生息する生物の紹介、今日の1匹はハオコゼ。太平洋側の磯で採取したこの小さな魚、小さい割に厳つい顔と赤い色からハオコゼでしょうかね?
<データ>
名前:
ハオコゼ
分布:
 太平洋側で確認
全長:
 30mm程度の個体を確認
棲息:
 沿岸部の砂地
特徴:
 漢字で『葉鰧(虎魚)』と書くカサゴに近い仲間ですね。形状は平ための涙型でして、勿論頭の方が大きくなっています。頭部は顔が前に出ていないため、額が急勾配になっていますね。体色は赤褐色と白色の斑模様でして、鰭も赤みが強いです。そして背鰭は棘状に鋭く尖っていまして、を持っているようです。
参考・引用文献
私見:
 海の魚は毒を持っているのが多いですね。小さくて飼い易そうですが、取扱には注意が必要ですね~(海で子供に触らせていた・・・) 
捕獲:
 磯で海藻の根元辺りを掬う。毒があるので取り扱い注意です!
飼育:
 飼育経験無し
動画:

画像:     
          
          


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