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近江フィールドワーク

琵琶湖の淡水魚を中心とした、下手の横好き素人ブログ。内容を信ずるなかれ!

海水NO.27『アカニシ』 検索したら

2009年12月21日 08時01分05秒 | 海水貝類
 閲覧有難う御座います。海に生息する生物の紹介、今日の1匹はアカニシ。日本海側で採取したこの巻貝、サザエ以外ではこの大きさの巻貝を初めて採取しました。
<データ>
名前:
アカニシ
分布:
 日本海側、太平洋側で確認
全長:
 殻高で60mm程度を採取
生息:
 比較的浅い藻場など
特徴:
 漢字で『赤螺』と書く巻貝の仲間ですね。殻は螺塔部に対して体層部が著しく大きく、菱形のようにも見えます。食性は肉食性でアサリなどの二枚貝を食べる為か、殻口が大きいです。殻色は淡い灰褐色~淡い黄褐色あたりの個体を良く見かけます(内部は赤系の色)。繁殖期は春~初夏辺りで、黄色いさや状の卵嚢を産むようです。食材としては刺身や壺焼きとして食べられ、サザエの代用品にされる事もあるそうです。古代では染料としても利用されていたようです。
参考・引用文献
私見:
 Googleで検索しようとすると、予測変換が全て某アイドルグループの方の名前で埋まってしまいますね。
採取:
 網で掬う、素手で拾う。
飼育:
 飼育経験無し
動画:

画像:
           
       裏から見ると周縁辺りの角張りが目立ちますね。

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近江工舎

海水NO.26『エビスガイ』 えべっさん?

2009年12月18日 07時52分20秒 | 海水貝類
 閲覧有難う御座います。海に生息する生物の紹介、今日の1匹はエビスガイ。日本海側で採取したこの巻貝、エビスガイと言うようです。
<データ>
名前:
エビスガイ
分布:
 日本海側で確認
全長:
 20mm前後を採取
生息:
 比較的浅い藻場など
特徴:
 漢字で『戎貝(恵比須貝)』と書く巻貝の仲間ですね。殻は殻径に対して殻高が少し低い円錐型で、殻口は殻サイズに対して比較的大き目かなと思います。体層はオオタニシに似ていまして、丸みがありますが周縁がやや角ばっていますね。殻色は淡い黄褐色に茶褐色や白色の模様が入っています。
参考・引用文献
私見:
 名前は何か”おめでたい”感じがしますねー。何処が”えべっさん”なのんだろう 
採取:
 海藻を網で掬う。
飼育:
 飼育経験無し
動画:

画像:
             
           
   違う角度からも撮影してみましたが、”えべっさん”は何処?帽子?

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近江工舎

海水NO.21『イシダタミガイ』 良く見る奴

2009年12月12日 08時16分11秒 | 海水貝類
 閲覧有難う御座います。海に生息する生物の紹介、今日の1匹はイシダタミガイ。日本海側の磯へ出かけると必ずと言って良いほど見掛ける巻貝ですね。そのうち1/3くらいはヤドカリだったりしますが・・・。太平洋側・日本海側共に採取経験あり
<データ>
名前:
イシダタミガイ
分布:
 太平洋側・日本海側で確認
全長:
 殻高で20~30mm程度を採取
生息:
 比較的浅場の岩礁や藻場など
特徴:
 漢字で『石畳貝』と書く巻貝の仲間ですね。形状はタニシ等に近い姿ですが更に丸みが強いですね。イシダタミの名前通り、殻の表面は石畳を思わせる顆粒が特徴的ですね。殻色は大体、緑灰色で内部が白色となっていますね(個体差は大きい)。繁殖期は夏頃のようで、浮遊期間を経て岩などに定着するとの事です。
参考・引用文献
私見:
 私の行く場所では、ホンヤドカリの人気NO.1巻貝(住居)です。人気と言うか、ただ貝殻が多いだけとも言いますがね・・・  
採取:
 岩の上などから素手で拾う。
飼育:
 現在飼育中(と言うか知らぬ間に入っていた)
動画:

画像:
           
       当たり前に捕れるので、画像が少なめ&汚い・・・
 

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海水NO.3『アメフラシ』 

2009年11月09日 07時56分18秒 | 海水貝類
 閲覧有難う御座います。海に生息する生物の紹介、今日の1匹はアメフラシ。日本海で10月に採取した個体です。息子が好きなので持ち、帰り飼育していました。
<データ>
名前:
アメフラシ
分布:
 本州から四国、九州辺り
全長:
 300mm近くになるらしい
棲息:
 浅瀬の潮溜り、磯の岩場など
特徴:
 漢字で『雨降』と書くウミウシやらの仲間ですね。形状は巨大餃子のようでして、背面に大きな襞があります。体色は、背面が暗い紫と白色の斑模様、腹面は黄色っぽい色をしています。雌雄同体らしく、角のような物が付いている頭に雄の生殖器・背中に雌の生殖器があるそうです。刺激を与えると紫汁腺と呼ばれる紫色の液を出すのが有名ですね。一部の地方では食用にされているようですが、毒を持つ海藻なども食べていますので、素人が安易に食べない方が良いですね。
参考・引用文献
私見:
 クリオネが近い種らしいが、クリオネ→可愛い アメフラシ→気持ち悪いでは可哀そうな気がしますね。そうそう、アメフラシと言っても某淡水魚ブログの管理人のシースネークさんとは関係はありません(あちらはリアルに雨を降らす)。  
採取:
 岩に貼り付いているのを剥がす。
飼育:
 飼育していましたが、ヒトデに食べられました・・・
動画:

画像:
         
        アメフラシの卵、通称海素麺!食べられることは食べられるとか・・・         
   

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海水NO.2『イトマキヒトデ』 貪欲なお星様

2009年11月07日 08時22分02秒 | 海水貝類
 閲覧有難う御座います。海に生息する生物の紹介、今日の1匹はイトマキヒトデ。日本海でヒトデと言えば、まずこのイトマキさんを思い出しますねー。

<データ>

名前:
イトマキヒトデ(イトマキヒトデ科・イトマキヒトデ属)
分布:
 日本全国
全長:
 50~70mm程度
棲息:
 浅瀬の潮溜り、磯の岩場など

特徴:
 漢字で『糸巻海星(人手)』と書くヒトデの仲間ですね。5本の足(?)は短く(切れ込みが浅く)☆の様な形です。体色は表面が青褐色に赤い斑紋を持ち、裏面は鮮やかなオレンジ色をしています。手触りは硬めで、表面がザラザラしています。中々貪欲な食性で、海生小動物や動物の死骸など以外に、自分より大きなアメフラシ何かも食べていました。
参考・引用文献

私見:
 『☆が☆』と書けば、ヒトデの死を表す?  
採取:
 岩に貼り付いているのを剥がす。
飼育:
 現在、飼育に挑戦中。アメフラシが食べられました・・・
動画:

画像:
                 
        明るく鮮やかな色ではありますが、グロテスクの見た目・・・?
                 
        小さくて、少し色の薄い個体も見かけました。
                 
        お食事中・・・。中央の黒い部分がアメフラシの一部・・・
 
ただいま細々と活動中
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