キカラスウリは雌雄異株で、雌株は先に紹介したように黄色い長さ10~15cm程の実を結ぶ。しかし、それだけではなく地下には芋状の塊根をつくるという。そのために成長途中で地上部が刈り取られても再び地下から芽を伸ばして来ることが可能なのだ。しかし、どんな芋をつくるのだろうか。スコップを持ち歩いてあちこち人の土地を掘り起こすわけにも行かないので、自分で栽培してみることにした。
<栽培日誌>
キカラスウリ実。
実を半分に切ってみた。
キカラスウリの種。種子は黄色いゼリー状のものに覆われている。それを剥がすと中から黒い種子が出てくる。
6月13日 小さなビニールポット3個に3粒ずつ種を蒔いた。
7月22日 やっと発芽した。しかし、発芽したのは4株だけで、他はまだ発がしない。最初の発芽までなんと40日もかかった。
7月28日 苗を畑に植え付けた。
8月12日 大分つるが伸びてきた。
同上
9月7日 つるは伸びても放っておくと自分では支柱に巻き付いていかない。むしろ地面を這ってどんどん広がっていく。ツルを引っ張って見たら、ところどころツルの途中から白い根を伸ばしていた。こうやってあちこちに根を張って広がっていくのだろう。葉の数cm上の茎から横に伸びた白いのが地中に入り込んでいた根。
同上。脇に見える大きな葉と黄色い花は、隣に植えたキュウリ。
10月25日 ほぼ生育は止まった。しかし、同じウリ科のキュウリやゴーヤなどが成長期には凄まじい勢いで伸びるのと較べると葉も3~5cmと小さく、ツルもせいぜい50cm程度しか伸びず、非常に物足りない感じだった。
11月12日 ツルが枯れた。いよいよ掘り起こしてみることにした。
掘ってみると地表から10cmも下の方に芋を作っていた。予想していたよりもかなり深かったので、スコップで簡単に掘り起こせるだろうと思ってやってみたら、最初の株は途中で芋がちょん切れてしまった。残念!畑の土は20cmほどはあるが、それ以下になると粘土と大きな砂利石が混じった固い土になるのでその下まで上手く掘り起こすのは困難だった。そんなわけでせっかくの大きな芋は発見できずに終わった。
比較的小さな芋を掘り起こしたところ。
掘り起こした芋。大きなものから小さなものまで様々だった。これらの芋は場所を変えて畑に再び植え付けた。来年の夏はキカラスウリの花が楽しめればいいな。
<栽培日誌>
キカラスウリ実。
実を半分に切ってみた。
キカラスウリの種。種子は黄色いゼリー状のものに覆われている。それを剥がすと中から黒い種子が出てくる。
6月13日 小さなビニールポット3個に3粒ずつ種を蒔いた。
7月22日 やっと発芽した。しかし、発芽したのは4株だけで、他はまだ発がしない。最初の発芽までなんと40日もかかった。
7月28日 苗を畑に植え付けた。
8月12日 大分つるが伸びてきた。
同上
9月7日 つるは伸びても放っておくと自分では支柱に巻き付いていかない。むしろ地面を這ってどんどん広がっていく。ツルを引っ張って見たら、ところどころツルの途中から白い根を伸ばしていた。こうやってあちこちに根を張って広がっていくのだろう。葉の数cm上の茎から横に伸びた白いのが地中に入り込んでいた根。
同上。脇に見える大きな葉と黄色い花は、隣に植えたキュウリ。
10月25日 ほぼ生育は止まった。しかし、同じウリ科のキュウリやゴーヤなどが成長期には凄まじい勢いで伸びるのと較べると葉も3~5cmと小さく、ツルもせいぜい50cm程度しか伸びず、非常に物足りない感じだった。
11月12日 ツルが枯れた。いよいよ掘り起こしてみることにした。
掘ってみると地表から10cmも下の方に芋を作っていた。予想していたよりもかなり深かったので、スコップで簡単に掘り起こせるだろうと思ってやってみたら、最初の株は途中で芋がちょん切れてしまった。残念!畑の土は20cmほどはあるが、それ以下になると粘土と大きな砂利石が混じった固い土になるのでその下まで上手く掘り起こすのは困難だった。そんなわけでせっかくの大きな芋は発見できずに終わった。
比較的小さな芋を掘り起こしたところ。
掘り起こした芋。大きなものから小さなものまで様々だった。これらの芋は場所を変えて畑に再び植え付けた。来年の夏はキカラスウリの花が楽しめればいいな。