イーハトーブ国王の巡回

国王自ら王国内の野草や動物などの健全性を調べた記録である。度々記録に出てくるテニスは王国の国技であることを申し添える。

カナムグラと一緒に生えていた オオバクサフジ

2014-11-23 20:27:20 | 趣味・特技
マメ科(Fabaceae); ソラマメ属(Vicia); オオバクサフジ(Vicia pseudo-orobus)
学名: Vicia pseudo-orobus
和名: クサフジ(大葉草藤)

 最初見つけたときはクサフジのような紫色の花で時期が秋だったのでツルフジバカマかと思った。しかし、良く見てみると小葉が大きく枚数も少ないので違うことに気づいた。後で調べてみた結果オオバクサフジだと判定した。
 釜石線と国道が並行して走っている場所の土手にたくさん生えていた。1ヶ月以上経過した後で実を結んでいないか見るために同じ場所を探してみると、たくさん実が成っていた。豆鞘には2~3個の実が成っていて、中から豆を取りだしてみるとウズラマメのような斑点模様があった。ネットでオオバクサフジを調べてみると、種子は黒いと書いてあるものが殆どであり、斑点模様があると記載しているサイトは見つけられなかった。しかし、花や葉の特徴からオオバクサフジで間違いないと思う。


釜石線と並行して走る国道脇の土手で見付けたオオバクサフジ。カナムグラなどの他の植物と一緒に生えていた。(遠野市、2014年9月9日)



同上



花穂をアップ(同上)



さらに花穂をアップ。(同上)



1ヶ月以上経過した後で同じ場所に行ってみた。たくさん実が成っていた。(遠野市、2014年10月23日)



同上



豆鞘をアップ。(同上)



豆鞘から豆を取りだしてみた。ウズラマメのような斑点模様があった。(同上)