昨日は午後から雪が降るという予報で、午前中に買い物と薪の支度だけはしておこう、と思っている間に降り始め、長蛇のスーパーを出るころはワイパー全開のポタボタ雪、車からベランダへ上がる間に黒いダウンが真っ白くなるほどでした。
まだお昼だから夜まで降ったら大雪だなぁと、ストーブもしっかり焚いて、二、三日は外へ出ずに過ごす覚悟でした。でもお昼ごはんを食べ終わる頃には止んで、夜にはまた降るのかな、と思っていたけどその様子もない。道路に車は通らないからシンと静かです。
雪は音がしないからと朝も暗いうちから外をチェック。降ってない。なーんだ。屋根は五センチ位で、枝の雪はもう落ちている。ほっとしたものの長靴がすっぽり埋まるような積雪を覚悟していただけにちょっとがっかり。雪の重みで木香薔薇と土佐水木の細枝が折れそうに撓んだだけ。
暇なので本箱をひっくり返していたら、母の女学校の修学旅行記が出てきた。
大正元年生まれの母が多分十七才の時のもの。
この金閣寺は水上勉の小説にある焼失よりも前、オリジナルのものなのだろう。
自分の修学旅行でもほぼ同じ所へ行っている。でも感じ方は全く違って天皇制にどっぷりはまった感想にびっくりする。そう言えば神武天皇から今上天皇までそらんじているのを自慢していたっけ。
もう私以外に懐かしんで読む人もいないから焚き付けにしようかな。
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