おりもおり、最近の北朝鮮による、アメリカ西海岸をも射程の範疇とするという長距離弾道ミサイル、テポドン2号の発射の兆候が報道されている。
先日のNHKの討論番組「日本の、これから 米軍基地について考えたことありますか」において奇矯な言動を重ねていた、共産党、社会党シンパでいわゆるプロ市民とおぼしき女性は、「米軍基地こそ脅威である」と、意味不明な発言をしていたが、これは隣国の中国や北朝鮮よりも米軍基地のほうが脅威であるという意味であろうか?
いかにもプロ市民のいいそうなことであるが、核ミサイルを今にも発射しそうな北朝鮮や、覇権国家中国から、日本の自衛隊に関しての憲法上の制約の問題、またその圧倒的な軍事力によって日本の国土を現在のところ防衛することができる、あるいは抑止力として有効に機能することができるのは駐留米軍以外ありえない。しかも地理的に、北朝鮮や中国に極めて近い沖縄の米軍基地こそ日本国土防衛の要であることは間違いない。
今回のような北朝鮮の危険な火遊びにたいしては、米空軍は軍事衛星によって敵国ミサイル発射台や軍事施設の情勢を逐一監視するとともに、嘉手納基地から電子偵察機コブラボールを飛ばして、もしもの異変があれば、余念なく対処することにぬかりのないはずである。
万が一ミサイルが試験発射にとどまらず、日本国土等に到達する懸念があるならば、戦闘機か巡航ミサイルで発射台ごと爆破してしまうなり、発射後であれば迎撃ミサイルでこれを撃ち落としてしまう必要があるが、さすがに敵はそんな馬鹿げたことはしないだろう。そのような事態になれば北朝鮮は即座に米軍によって(この場合自衛隊は極めて残念ながら自国が攻撃されても後方支援しかできないはずだ)全面攻撃を受け、金正日体制は崩壊してしまうからだ。
もちろん基地周辺の騒音問題や、米兵による暴行、ヘリコプターの墜落事故やら、沖縄に米軍基地があることの様々な問題やデメリット(特に沖縄の住民のかたがたの)については十分考慮されなければならないが、北朝鮮からミサイルが飛んできたり、中共軍の侵略を受けて国土を蹂躙されてしまうよりも、まだ米軍を国内に受け入れるという負担をになったほうがはるかに「まし」なのではないだろうか?
かつて毛沢東は「朝鮮、台湾、琉球、安南(ベトナム)、周辺諸国はすべて中国の領土、および属国」と語ったという。このことばに中国共産党の本質が如実にあらわれている。中国共産党独裁政権は始皇帝の時代と全く変化がないようだ。
つまり中国は虎視眈々と台湾を狙っている。台湾が万が一中共の領土となれば、日本は緩衝地帯なくしてこの覇権的軍事大国と向きあわねばならない。
中共軍は、軍事的空白地帯があれば(例えばチベットのような)容赦なくそこに攻め込んでくるであろう。こうした事態に備えて米軍の圧倒的兵力は、抑止力として日本国のみならず、周辺民主主義国家にとってきわめて有効にはたらくであろう。
また逆に米国としても日本に基地を持っていることは、その世界戦略上極めて大きなメリットをもっているはずである。今回の米軍再編はこの点を念頭にしたものだ。今後とも日本が米国にとってなくてはならないパートナーとなることがきわめて重要であることはいうまでもない。
先日のNHKの討論番組「日本の、これから 米軍基地について考えたことありますか」において奇矯な言動を重ねていた、共産党、社会党シンパでいわゆるプロ市民とおぼしき女性は、「米軍基地こそ脅威である」と、意味不明な発言をしていたが、これは隣国の中国や北朝鮮よりも米軍基地のほうが脅威であるという意味であろうか?
いかにもプロ市民のいいそうなことであるが、核ミサイルを今にも発射しそうな北朝鮮や、覇権国家中国から、日本の自衛隊に関しての憲法上の制約の問題、またその圧倒的な軍事力によって日本の国土を現在のところ防衛することができる、あるいは抑止力として有効に機能することができるのは駐留米軍以外ありえない。しかも地理的に、北朝鮮や中国に極めて近い沖縄の米軍基地こそ日本国土防衛の要であることは間違いない。
今回のような北朝鮮の危険な火遊びにたいしては、米空軍は軍事衛星によって敵国ミサイル発射台や軍事施設の情勢を逐一監視するとともに、嘉手納基地から電子偵察機コブラボールを飛ばして、もしもの異変があれば、余念なく対処することにぬかりのないはずである。
万が一ミサイルが試験発射にとどまらず、日本国土等に到達する懸念があるならば、戦闘機か巡航ミサイルで発射台ごと爆破してしまうなり、発射後であれば迎撃ミサイルでこれを撃ち落としてしまう必要があるが、さすがに敵はそんな馬鹿げたことはしないだろう。そのような事態になれば北朝鮮は即座に米軍によって(この場合自衛隊は極めて残念ながら自国が攻撃されても後方支援しかできないはずだ)全面攻撃を受け、金正日体制は崩壊してしまうからだ。
もちろん基地周辺の騒音問題や、米兵による暴行、ヘリコプターの墜落事故やら、沖縄に米軍基地があることの様々な問題やデメリット(特に沖縄の住民のかたがたの)については十分考慮されなければならないが、北朝鮮からミサイルが飛んできたり、中共軍の侵略を受けて国土を蹂躙されてしまうよりも、まだ米軍を国内に受け入れるという負担をになったほうがはるかに「まし」なのではないだろうか?
かつて毛沢東は「朝鮮、台湾、琉球、安南(ベトナム)、周辺諸国はすべて中国の領土、および属国」と語ったという。このことばに中国共産党の本質が如実にあらわれている。中国共産党独裁政権は始皇帝の時代と全く変化がないようだ。
つまり中国は虎視眈々と台湾を狙っている。台湾が万が一中共の領土となれば、日本は緩衝地帯なくしてこの覇権的軍事大国と向きあわねばならない。
中共軍は、軍事的空白地帯があれば(例えばチベットのような)容赦なくそこに攻め込んでくるであろう。こうした事態に備えて米軍の圧倒的兵力は、抑止力として日本国のみならず、周辺民主主義国家にとってきわめて有効にはたらくであろう。
また逆に米国としても日本に基地を持っていることは、その世界戦略上極めて大きなメリットをもっているはずである。今回の米軍再編はこの点を念頭にしたものだ。今後とも日本が米国にとってなくてはならないパートナーとなることがきわめて重要であることはいうまでもない。