RED a knot

V系、スポーツ観戦、マンガ大好き社会人のブログです。特にDIR EN GREY、浦和レッズが好きです。

lynch./BALLAD

2013-02-23 00:17:05 | 音源紹介
 今回は今週リリースされたlynch.の最新シングルを紹介しようと思います。

 タイトル曲のBALLADはタイトル通りの切ない雰囲気の歌モノ。バラードっぽいゆったりとした曲を想像してたらロックバラードって感じの曲でしたね。BALLADと言っても4分弱で終わる割と短い曲になってますがまぁ最近のlynch.の楽曲では長めの曲になるのかな。あえて近い系統の曲を上げるとしたらFROZENですかね。シングル曲らしいキャッチー且つ透明感あるメロディーにどことなくlynch.らしい鋭さも入ってる曲だと思いました。同じシングル且つバラード曲のAMBIVALENT IDEALの様なドロドロさはなくメロディーに重点を置いた聴きやすさ重視の曲に仕上がってまして葉月が言ってた通り今までのlynch.のシングル曲にはないタイプの曲になってますね。

 カップリング曲のCRYSTALIZEはサビから始まるアップテンポな歌モノ。シャウトらしいシャウトもなくBALLAD同様メロディー重視の曲に仕上がってます。サピのメロディーは彼等の楽曲の中では1、2を争う位ポップな感じですね。こちらも似た系統の曲を上げるとすればan illusionになると思います。聴きやすいけどカップリング曲なだけにインパクトは弱いかな。

 前作のLIGHTNING同様メジャーのフィールドを意識したメロディー重視の2曲になってますね。インディーズ時代からI BELIEVE IN MEリリースまであった尖った雰囲気のlynch.が好きな人には物足りなさも感じるかもしれませんが個人的には結構気に入ってます。INFERIORITY COMPLEXから始まりLIGHTNING、BALLADと続いたメロディアス路線はlynch.のそういう部分が好きな俺としてはかなり好感が持てました。

 と言ってもLIGHTNING同様摩天楼オペラのGLORIAの様な今まで以上に熱が高まる位のインパクトは残念ながら無かったです。BALLADも好きだけど同じ歌モノのLAST NITEを初めて聴いた時の様な衝撃は無かったですね。葉月はインタビューやTwitterでこの2枚のシングルは実験作でこの路線でアルバムを作る事はないと公言してましたのでちょっと残念な気持ちもありますが次回作(恐らくアルバムになると思います)ではここ最近見られなかった攻撃的なlynch.が戻ってきそうなので楽しみです。葉月以外のメンバーも曲を作るみたいなので今までとは違う顔のlynch.も観れそうですね。

 話戻しますがBALLADは前作以上に好みの曲でした。lynch.や激しいバンドが作る歌モノが好きな方には是非聴いて貰いたいです。最後にBALLADのPVを貼っておきますので興味あったら見てみて下さい。
BALLAD / lynch.