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自転車ライフと 里山のくらし、花や自然などなど

立春ライド♪

2017-02-05 | CYCLE

穏やかな陽気の2月4日、初ライドに出かけました

ようやく新年が明けましたよ(笑)~

 

車に自転車を積んで、雪のないところで降りるつもりで出かけてみると、

大戸辺りで もう路面にほぼ雪が残っていなかった   

なので大戸から発進!  脚の向くまま暖かい方へ~

本日の岩櫃山も 積雪なし

 

しかし走り始めて間もなく肌を刺す冷たさが…

朝9時すぎ、といえど気温マイナス2℃のまま、日陰の道を15kmほど走る(しかも下りっぱなし)

寒さが沁みる~  目から涙がじわっとあふれるの~

でもこの冷たさもまた 冬の醍醐味  空気が澄んでるからこそ味わえる清涼感と申しましょう~

 

そして漕いでるうちにじょじょに体も温まり お日さまの陽ざしの嬉しいこと!

そうだ!以前から気になっていたあの神社へ寄ってみよう!

   

吾妻川に沿った県道35号線から少し入って…

これらの神社の詳細は長くなるので後日記すことにします

 

 

そしてちょっとだけ古の吾妻道を通り

    

 

 

吾妻川の関所「杢が橋関所」跡を探しに~ 

「江戸時代の上州には陸路の関所を含め全国で最も多い14の関所があり、

このうち、三国街道の吾妻川の渡し場に設置された杢ヶ橋関所は、利根川の五料関所と同様に

川固めの関所として知られ、いわゆる「入り鉄砲に出女」の取り締まりに重要な役割を果たした。

ここから旅人は渡し船で吾妻川を渡って、三国街道の北牧宿に入った」そうです                            

 

県道35号沿いの(渋川市南牧)の分岐を吾妻川方面に下る、までは合っているはず

線路の先のこの辺りと思うのだけど それらしきモノが見つからなくて西へ東へウロウロ

 

うーん、わからないので途中にあった立派なお屋敷で尋ねてみようかしら

とヒョイと奥をのぞいてみると

 

なんと、このお宅がその関所跡だったのでした

当時の役人住宅が今は民家となって残っているそうです

 

そういえば!

この表札のお名前は…

 

線路を渡ったところで目にしたではないか!

戻ってよくよく見れば右にうっすらと「史跡 杢の関所あと」とちゃんと書いてありました

議員事務所か何かの案内かとおもい、スルーしていたのでした…嗚呼!

ちなみにこの建物の先を川の方に向かっていっても、あるのは竹藪ばかりで対岸は見えずでした

 

吾妻川がそんな重要な水運だったなんておもいもせず

そうと知れると江戸との距離が縮まった気がしたのです

なるほど渋川は今も昔も「日本のへそ」なのでありました

 

 

この後 現代人のわたしは、舟ではなく下川島から北群馬橋を渡って対岸に移り、三国街道へ

えっちらおっちらと坂をひたすら漕ぎ続け子持山の南面へ向かいます

10kmくらいのものですがわたしにとってはキツイ坂(最高勾配17%)

さらに激しい北風を体に受けつつ 日蔭はガタガタ雪も残り 苦行のような道のりでしたが

全身汗だくになりながら、子持神社の鳥居に着くころには気分爽快~

吾妻七社(児持七社)の一 子持山の神様に向かってここから手を合わせ       

大きい鳥居です

次回は登山を兼ねて参拝したいです

 

右に折れて並木路を下る

 

ほどなく左手からロウバイの香りがただよって

ロウバイの郷こもち

途中案内のようなものは見当たらなかった 子持総合運動場近くです

 まだ五分咲きくらいでしょうか

花は小ぶりかもしれない 形もいびつかもしれない

でも風雪に耐えたようなその姿が愛おしく感じられ こもちのロウバイ、沁みました~

 

丘の上からの眺め

 

こもちノボロギク  霜から起きだしたような野の黄色にも元気をもらいました

 

この後は中郷(渋川市旧子持村)経由で

子持村時代のマンホール 

子持村の村章をバック(とがったところは子持山、カーブは合流する利根川と吾妻川をあらわす)に

上部の菊は村花、下部の楓は村木 だそうです

 

 

利根川CRに入り

吾妻川と合流したての利根川  吾妻カラープラスバージョン

もう少し下流の利根川カラー

 

 

道の駅よしおかまで走りました 走行距離68km

山あり川あり 2月初めのライドが叶って嬉しい一日でした

自転車、楽しい!

 

(おまけ)

さらばセーブオン

群馬ではおなじみのコンビニ「セーブオン」が、今夏以降すべてローソンに転換してゆくそうです

第1号店は渋川市だったそうです(1983年創業)

ローカル色がまた消え…ちょっぴり寂しいニュースでした

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13 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
春の扉を開けて・・ (和三郎)
2017-02-06 05:54:12
やっと初ですか!
上州に関所が多いのは、長ドスの無宿者が多いからかと思っていました^^;
時代小説を読むと太田市辺りまで、八州回りは船をよく使ってますね
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追伸 (和三郎)
2017-02-06 05:56:03
我村の農業集落排水のマンホールは
轟の滝と鮎の絵です
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Unknown (hirugao)
2017-02-06 06:33:31
始めまして・・・
コメントありがとうございました。
私は神戸市に住んでいますので群馬とか茨城が
遠く感じます。
川の色がとても美しいですね~
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Unknown (銀乗)
2017-02-06 07:18:57
立春だとはいえ日蔭基調の長い下り坂は路面凍結も怖いし辛い。
でも、昔の面影探しに成功なさったようでなにより^^
マンホールのデザインも色々で鑑賞しながら走るのも面白そうですね。
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和三郎さま (chika)
2017-02-06 12:44:56
上州を自転車で走ると関所や古街道が目につくようになって
そういえばこんなにあったのか!なんて改めて気付く次第です。
上州で育った人なら当然知っている歴史的なことを知らずに10数年住んでしまい、
なにかを発見する度に土地に愛着がわくようになりました。
時代小説に登場する上州率も多いような気がします。

轟の滝と鮎のマンホール、良いなあ!
おいしい鮎を、食べに行きたいです~
コメントありがとうございます♪
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hirugaoさま (chika)
2017-02-06 12:50:52
こんにちは。
こちらこそコメントありがとうございます♪
神戸にはいちど異人館や神戸牛を食べに行ったことがあります。
おしゃれな街☆のイメージがあります~

県別人気度ランキングではかなり下の方のわが群馬県なのですが、
住んでみるとなかなか良いところなのですよ♬
hirugaoさんにも親しんでいただけるように地元のアピールをがんばりますね(*^_^*)
どうぞよろしくお願い致します。
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銀乗さま (chika)
2017-02-06 13:02:35
寒い&辛い<乗れる喜びが勝りました^^
これから春先までは気が抜けませんが転ばないように注意ですね。
滑り止めの砂もこわいし・・・
せっかくデビューしたのにまた昨日今日と雪が舞いました。
寒さと暖かさをくりかえしてだんだん春ですね。
マンホール、意外と合併前のものが残っていて興味深いです~
コメントありがとうございます♪
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歩く速度 (honmarudemaru)
2017-02-06 21:58:58
コメントをお送りするのは、お初でございます。
いつもいつもご覧頂きありがとうございます。
ライドと聞くと、先ずモーターサイクルを思い浮かべる、がさつ者です。
見聞きして理解しながら進むのは、歩くのが一番。発見も多いですしね。
次が自転車、次がバイク、最後が自動車の順かな。
今日から歩き始めた(万歩計買って🎵)ばかりだけど
自転車もいいな。ママチャリから始めようかな。
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Unknown (204RS8)
2017-02-07 00:28:15
旧子持村方面、走れそうですね〜。
奥ノ院まで行こうと思いつつ、まだ行けてません。

セーブオンは今までなんとも思ってなかったけど、あの看板が変わるのは、西の勢力に負けたみたいな感じがしてで寂しいです。
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honmarudemaru さま (chika)
2017-02-07 07:55:28
わあ、ご覧いただき、コメントありがとうございます♪
honmarudemaruさんの記事、いまのわたしの興味にどストライクなのです~
毎回楽しみに拝見させていただいております<(_ _)>

おっしゃるとおり、調査と発見のためには歩くのがいちばんですよね。
サイクリング中も漕いでるより止まったり歩いている時間が長くなりつつあります(笑)
駐車場のない場所や細い山道などは、自転車、よいですよ~
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