マジカルミステリー・インスタントコーヒー☆

自転車ライフと 里山のくらし、花や自然などなど

雨の観察会

2017-03-26 | 日記

夜半から雪が降り、朝起きたら外が真っ白でありました 

(幸い、急いで雪かきをするほどの量ではなくて)予定していた桐生ネイチャーセンターへ

「早春の植物の調べ方」講座へいってきました

途中倉渕の辺り(榛名西麓)まで積雪があり、樹氷のようで美しかった

高崎に近づくにつれ雨になってゆきました  

 

 

我が家から車で2時間半の桐生には、もう春が来ていました

満開のチョウジザクラが迎えてくれました  

 

 

講座は、午前中が桐生自然観察の森内を散策しながら観察、午後は座学でした

園内には約800種の植物があるそうですが、今日はそのうちの50種ほどとりあげ

見分け方のポイント、生態や環境の説明を聞きながらの観察は勉強になりました

 

 

ずっと雨で、よく撮れませんでしたが、一部、写真を載せてみます

コスミレ  葉が細く小さい            スミレ類は春と夏で葉の数が変わる   

 

 

カキドオシ      昔はゴマノハグサ科だったが、現在は(分類基準改定後は)シソ科

 

                          

コクサギ(実)                     ミカン科 川沿いに生える

 

 

アオキ(雄花)               アジアにしかない

 

 

 

テイカカズラ(割れた後の実)

つるは常緑   種は冠毛がついて風にはこばれる

 

 

ニワトコ(花)             葉は対生 成長が早い 花が咲き終わるのも早い

 

 

ネコノメソウ                      水が流れるところに生える

 

カタクリ      ユリ科 葉に斑がないものもある

 

キュウリグサ                     先端がくるりと曲がるのが特徴

 

クロヒナスゲ                           北関東にしかない

 

シハイスミレ(紫背菫)

距が細く後ろにピンと跳ね上がっているのが特徴

 

タチツボスミレ

花の頃の茎は10cmほど、花の後、その3倍くらいに伸びる

 

 

シュンラン

葉っぱは鹿が食べてしまったそうです、その後花がちゃんと出てきた!

 

 

ヒサカキ(雄花)                            独特の臭気あり

 

 

サイカチ  マメ科  幹に枝分かれした鋭いトゲあり

里山にしか生えない  谷のへりなど水辺近くに生える

 

 

トキリマメ(別名オオバタンキリマメ) (実)

鮮やかな赤い皮と黒い実  インパクト大!

 

 

花や木の名前を覚えるコツは

①興味をもつ

②基礎的な知識を勉強する

 〇〇科という体系ごとに覚えると覚えやすい(※今後はAPG体系で)

③植物を四季を通して、また長い間を通して観察する

 同じ植物を別の場所でも観察してみる

④野外観察をすると図鑑に載っていないことがわかる

 何故ここに生えているのか

 その植物の立場になって考えながら観察すること

⑤昆虫や蝶、動物、鳥などとのかかわりを調べる

⑥人間とのかかわりも考える

 植物は衣食住すべてに欠かすことができない大切な存在であるという視点でとらえてみる

 

本日の講師は横浜国立大の奥田先生でした

学べるということはありがたいです

桐生の森では定期的にネイチャー系の観察会を行っているそうです

チョウジザクラ  筒が長くて下向きに咲く

今日は弛める一日となりました 

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突然のことで

2017-03-21 | 日記

数日間身体がフワフワしていました

        

18日の朝、実家の父が脳梗塞で倒れまして 運ばれた病院で

まずはこの先1週間位が山です…最悪の事態も想定しておいてください。といわれ…

それ以来

ずっと頭の奥がずーんとしびれている感じで

(わたしの脳は健全(のはず)なのだけど、自分の頭の中にも血栓ができて、その厚い重い塊が脳内を侵食しているかのような)

いっぽう

表面ではひどく冷静に日常をこなしている自分がいて

それを別の自分が遠くから見ているような感覚

幽体離脱? 

今朝はみぞれまじりの雪で 昼すぎからぼたん雪になりました

 

21日夕方、とりあえず命の危険は去った(と医師にいわれた)ので安心するように。と家族から連絡があり

胸をなでおろし

 

また、職場で話をしてみれば、身内に脳梗塞経験者のいる人のなんと多いこと

みんな最初の時点では(意思疎通もできなかったし麻痺もひどかった)とても回復するとは思えなかったのに

ちゃんと生活できるようになってるから大丈夫、回復することを信じて気を確かに持つようにと励まされ

希望を感じたとたん 正気を取り戻すことができた気がします

ストレスが人体に及ぼす影響は凄かった  きっと防衛本能なのだろうけれど

 

大変なのはこれからですよね

あきらめずにバックアップがんばろう!

 

明日やっと!帰省してきます

ひさびさの更新がこんな内容で失礼しました

次回は明るい話題をお届けしたいです

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春は名のみの・・・

2017-03-13 | 日記

風の寒さや~♬

梅のつぼみ

お花の歩みは いつもよりゆっくりなようで

人も同じくまだ春衣になれません~(花粉症だけは季節を先取り?…つらいデス~

 

それでも雪解けが進み 明るい陽ざしが嬉しい3月

お外の観察にでかけませう

 

今年 家で初めて出会ったお花は

5mmくらいのハコベさん   たった一輪だけでしたが 生まれたての瑞々しさよ!

 

例年ならオオイヌノフグリも咲いている頃ですが

先週は毎日のように風花が舞ったりして まだまだ朝は氷点下な里山です

でもでも 日当たりのよい斜面をよ~く探したら

 

フキノトウみっけ♪ こちらもひとつだけ♪

 

他にも なにかないかしら

ひらひらカワラタケ

 

いぼいぼなクスサンの卵  ひとつひとつは2~3mmくらい

 

アカゲラの巣かな?

毎朝コンコンとドラミングの音が聞こえます

 

このトゲトゲは?(これは後ろ向き)

 

タイアザミの冬姿が残っていました

 

これは何でしょう~  こんなに茎に花穂がつく花がおもいつきません(さいきん記憶力が…

 

キヅタの赤ちゃん♬

 

 

カモやんの落とし物…  あちこちに豊作です(笑)

 

崖の斜面を支える木の根っこ

 

 

 

ガジュマル化?した木の幹 

 

 

最後に脱皮シリーズ~

ペリっと剥きたくなります~

 

こっちは何だか痛々しい…

 

この方はずいぶん潔く剥いたようです

 

巻き髪、じゃなかった、巻き皮選手権があれば上位入賞しそう

 

樹木の脱皮は春とは限らないようですが

身軽になって また伸びたり大きくなってゆくのでしょう

明後日は になりそうだから みんな風邪をひかないでね…

 

 

(おまけ)

ぜんぜんちがう話題で恐縮ですが…こんなの欲しかった!

 お値段も嬉しい~(1000えん!)

今月出版されたムック本、さっそく入手してみました

大名195家の家系図、傍系まで詳しく 見やすいです

家ごとの略歴、家紋、本拠地、居城、出自もそれぞれ載っていて とても便利

小説のお供に活躍しそうです~  

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八ッ場ダムを見学に

2017-03-12 | 日記

先日、八ッ場(やんば)ダムの現場見学会に参加してきました

八ッ場ダムは、群馬県の利根川水流である吾妻川に、2019年度完成予定のダムです

関越道を高崎(または渋川)で下りて、草津や嬬恋に向かう国道145号の途中にあります

角度が少しずれていますが、1枚目の写真の橋の上からダム方面を撮った(昨年9月の)ものです

縦に走る赤いカーブは旧吾妻線、道路は旧国道 右手に吾妻川

奥に見える橋(八ッ場大橋)の下までが湖に沈む部分です

 

 今回の見学会「よくばりコース」は、工事現場を中心にバスでダム湖周辺を巡る1時間半のガイド付きツアーでした

まず長野原地区の新しくできた代替地(新居住区)を通ってから不動大橋へ

 上の写真を横からみた現在の姿  

上に見えているのが新国道

下方手前が旧吾妻線、その前の道が旧国道 2階建ての建物は旧やんば資料館

以前と大きく変わったことは、先月からコンクリート打設が始まり、このパイプラインが通ったことかしら

 

 その後は移転後の河原湯温泉地区を通過してダム本体工事現場へ

普段は入れない部分を見学できるのは、このツアーならでは(ヘルメット着用します)

  

大きさと規模に ビックリです!   トラックがトミカ(ミニチュア)みたい~

右下のブルーシートに囲われている部分は、水が入っていますが

気温が低いのでコンクリートの強度を保つために温水を張っているそうです

 

写真右手の小さな黄色いバケツ(2基)にご注目 (見づらいですが…)ロープにけん引されています

 

バケツの中はコンクリート、一基でコンクリートミキサー車1台分以上の量を運んでいるそうです

そしてこの操作(上の監視小屋から制御)ができるのは日本でも10人程という職人ワザなのだとか

 

この規模の工事を見られることはそうそうないとおもうと同時に

ニッポンの建設=「ものづくり」のすごさを実感したのでありました

間近で見るとすごい迫力です たくさんの人がこの果てしない作業に黙々と向かっておられました

 

これから工事が加速して進められてゆく時期かとおもいます 

景観が変わってゆくのは寂しい面もありますが、折々の季節に訪れて

姿を記憶にとどめておこうとおもいます

 

 

 

附録

まだUPしていなかった写真が出てきたので、案内がてら一緒に載せてしまいます

(以下は2014年8月に撮影した八ッ場周辺のものです)

過去にさかのぼってご覧ください

2011年3月完成「不動大橋」  ダム湖に架かる一番大きな橋 長さ590m、高さ約80m

今回の1~4枚目までの写真、及び以下の写真はこの橋の上から撮りました

  

橋に隣接する道の駅やんばふるさと館と、不動の滝の脇にスペースがあります

不動の滝

不動大橋から八ッ場大橋を望む

 

 

緑屋根の建物は旧やんば館(広報センター)  手前の道は旧国道、奥は旧吾妻線  高いところが新国道

    

 

 

次はダム寄りの橋に移動します

以下は八ッ場大橋から見た景色

 こちらも見学用の駐車スペースがあります

 

 

 

 

 

旧道と旧線路

   

川原畑地区代替地    

 

 2014年8月には、まだ遺跡の発掘調査中だったもよう

 

国道や線路の付け替えが完了したのはこの年の10月ごろ(吾妻線は9/24で切替)だったと記憶しています

 

東京オリンピックの年には完成しているであろう八ッ場ダムは、首都圏の水瓶と発電に役目を期待されています

吾妻方面にお越しの際は、ぜひお寄りになってみてください

道の駅やんばふるさと館内に詳しい資料が置いてあります

河原湯温泉前に移設された「なるほど!やんば資料館」ではペッパーが案内してくれるそうです

 

(おまけ)

レアもの

見学会に参加するとVer.0.1(建設中)のダムカードがもらえます

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真田丸展へ

2017-03-06 | 日記

昨年も何度も沼田へ行ったのですが、なかなか寄れずにいて

今ごろ駆け込みで行ってきました(期間が3/31までなのです~)

「上州沼田真田丸展」 3ヶ月ごとに展示を変えているそうですが

まだまだお客さんがいっぱいいてびっくりしました

 

昨年のNHK大河ドラマのシーンに合わせて、その時代を含めた前後の上州の歴史と共に

時系列に沼田の歴史と地形に特化した展示でした

三つ巴の勢力図(北条・上杉・武田)の変遷もわかりやすく、上州が要所だったことがうかがえます

展示をわかりやすくまとめたカタログ¥600  

 

「真田丸」モノでは小道具に注目してしまいました

家康や大谷刑部の直筆の手紙の文面が、くずし字で踏襲されていたり(たぶん画面にはほとんど映らない部分)

役者さんごとのヒゲ(付け髭)の展示では、ヒゲで人柄が出るように工夫したとか(それも1本1本手植えだそうな)

オープニングの狭土秀平さんの壁の実物もあり、生の質感を愉しみました

     ←このスポットは📷okでした

真田丸BGMが流れている中で ストーリーを思い出しつつ歴史を振りかえりました

 

ブラタモリ展も行ったりすると、1日でこんなにグッズがもらえます(笑)

 

会場外の展示では  桐生織、伊勢崎銘仙、高崎染めを使っている糸締め人形が30体ほど  

県内在住の作家 清水英寿氏の作品でした

(氏は子どもの頃、人形劇の「新里見八犬伝」や「真田十勇士が」大好きで影響を受けられたとのこと) 

どれも佇まいや着衣から性格がにじみ出るようで素晴らしかった!

主役の真田親子はもちろん、小松姫の等身大サイズの人形や、真田十勇士も勢ぞろいでした

 

 

沼田の街も相変わらず赤がいっぱい…

    

 

新たに今月からブラタモリパネル展が始まったので(こちらは8/31まで)

(会場は真田丸展の会場から歩いて5分の「旧沼田貯蓄銀行」)

そのせいもあるのでしょう、ブラタモリのパンフ片手にコースを再現している方もよく見かけました

ブラタモリ効果おそるべし!

 

 

沼田と云えば焼まんじゅう! 食べましょう~

グリーンベル裏手の「東見屋まんじゅう店」さんの味噌まんじゅう 1串¥180

沼田では「焼まんじゅう」を「味噌まんじゅう」といいます

味噌が甘さ控えめで、とても上品なお味でした 香ばし加減も好み

(ぐうぜん「鶴瓶の家族に乾杯」で吉田羊さんが訪れたお店でした)

 

 

そして沼田城址公園にも寄ってしまうのでした

まだ雪が残っていました

 

慶長年間に 真田信之が築城したと伝わるお城の姿

天守閣5層というのは関東では江戸城と、この沼田城(倉内城)だけだったそうです

 

 

沼田に来ると この高台(本丸都跡)から眼下を見下ろしたくなるのです

 

平八石、取り上げたことがなかったようにおもいます

沼田氏のお家騒動の結果…

沼田万鬼斎(顕泰)とその息子達をめぐってのお話は、池波正太郎の小説「まぼろしの城」にも書かれています

  

 

天狗堂

   

S34年に迦葉山弥勒寺の大天狗面の分身として沼田市観光協会が製作したもの

顔の長さ3m、顔の幅2m、鼻の高さ1.4m、重さ1トンで木彫りの天狗面では日本一の大きさ

お祭りの時にはここから牽かれていくのでしょうか

 

公園のお花はまだ咲いていなかったけれど

大きなヒマラヤ杉の

かわいい落とし物がたくさん

長い年月を経たらヒマラヤ杉林になったりして

 

樹齢400年の御殿桜、咲く時期にまた来られるといいな

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水戸の梅を見に ③弘道館

2017-03-03 | 日記

最後は水戸藩の藩校、弘道館へ

 第9代藩主徳川斉昭により天保12(1841)年に創設された

 

正門前  本瓦葺き四脚門

藩主が入館する際など正式な場合のみ使用され、学生や諸役人は通用門から出入りした 

 

とうぜん、われわれ庶民も(正門右手の)通用門から出入りです

 

正門の裏側が弘道館の玄関になっています

 

まずは中へ

右手は資料室になっていました(内は撮影禁止でした)

 

玄関前の鳥瞰図

 

 天保創設時の「弘道館」扁額

  足を踏み入れた途端、気持ちが引き締まる

正庁内部 藩主が臨席し、文武の大試験やその他の儀式などに用いられた第一の場所

各部屋の周囲に広い畳廊下がある

施設の大半は明治元(1868)年の弘道館の戦いで焼失したが、この正庁、至善堂、正門は現存している

 

弘道館は、藩士とその子弟に文武両道の修練を積ませ、実用主義の立場から医学、薬学、天文学、兵学など

幅広い学問を取り入れた現代の総合大学のようなものであった

室内からの庭の眺めは美しく、藩生たちも和まれたことでしょう

 

先月のブラタモリでもとりあげられていた部屋 「正庁正席の間」

藩主が臨席をして、正席の間や二の間で行われた学問の試験や対試場で行われた武術の試験をご覧になった場所

床の間には、弘道館の建学精神が示された弘道館記碑の拓本が掲げられている

弘道館の名は、「弘道館記」の冒頭「弘道とは何ぞ。人、よく道を弘(ひろ)むるなり。」からつけられたそうです

 

第15代将軍 徳川慶喜公の長持

 

弘道館の鬼瓦   ハート型の模様は今風?におもいますが 日本の伝統的な猪目(いのめ)♡という模様で

猪目には魔除けや火災除けの意味があるそうです

現在の弘道館の鬼瓦も

 

欄間にも猪目アリ

 

 

 では、お庭に出てみます

建物をぐるりと取り囲むようにいろいろな植物が植わっています

梅の時期だからか、やっぱり斉昭公の愛した梅の木がいちばん多いような気がします

弘道館の梅も素敵でした

 

塾生の心のように どれも凛としていて美しく

鈴鹿の関

 

八重寒紅

 

名まえを控えるのを忘れましたが、とても惹かれた八重の梅

 

 

臥龍梅の古木

   幹や枝ぶりもご注目

 

 

 

☆次は白梅6種 違いがわかるでしょうか

満月

 

 

 白加賀

 

 

 八重冬至

 

 

実生野梅

 

 

  白滝枝垂

 

月影

  

 

 

忘れてはいけない烈公梅       (写真がマズくてごめんやす🙇)

 

☆一口メモ

弘道館と偕楽園は『礼記』(にある孔子のことば)でいう「一張一弛(いっちょういっし)」の関係

(※厳しいだけでなく、時には緩めて楽しませることも大切という教え)

藩政改革に力を注いだ斉昭公は、優れた人材の育成を目指して天保12年に弘道館を、翌13年に偕楽園を開く

文武修行の場である弘道館に対し、偕楽園は修行の余暇に心身を休める一対の施設として構想された

南側の廊下上部に掲げられている「游於藝」の扁額

 

人生修行にも「一張一弛」は大切ですね

ゆっくりと梅を愉しんだあとは、弘道館の周り(=水戸城の城址)を少し歩いてみます

南側(弘道館武館と天文台があったところ)は、現在、水戸市立三の丸小学校となっています

 

東側の正門から伸びる道は大手橋

橋ぞいに

 大手門跡  斉昭公と  初代頼房公の銅像

 

 

道なりに進むと

彰考館(大日本史編纂所)跡とその碑      現在は、水戸市立第二中学校となっている

こういう景色を見て育った子どもたちは、きっと郷土に誇りを持って育つのでしょうね

           

 

久しぶりに冲方丁、読みたくなってしまった

   

 

 

〆は ご当地マンホールでさようなら(笑)

  

              

 

 

 帰りに笠間稲荷神社(笠間市)に寄って、茨城を後にしました

水戸梅紀行、長らくお付き合い下さいまして、ありがとうございましたm(__)m

 

 

 

(おまけ)

「好文亭四季模様之図」

偕楽園の好文亭と弘道館の入場セット券を入手したら、このクリアファイルもいただきました~

ツルも訪れています

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水戸の梅を見に ②常盤神社~千波湖

2017-03-01 | 日記

偕楽園を東門から出ると 常盤神社がありました

 常盤神社は、水戸徳川家2代藩主徳川光圀公(義公)と第9代藩主斉昭公(烈公)を二柱として祀ったお宮

明治6年創建だが社殿は戦災で焼失し、現在の神明造りは昭和32年に再建されたもの

 

 

次回はこの辺りを味わってみたいものです~

 

 能舞台に飾られていたお雛様    舞台の上からお囃子が聴こえてきそうなかんじ

 

 

常盤神社の参道を下り、偕楽橋から 偕楽園を振り返る

高台になっているのがよくわかります

偕楽園は天保年間、徳川斉昭公が藩内を巡った時、南に千波湖や緑が丘を望み

筑波山や大洗の海を遠望できる高台(七面山)を藩内随一の景勝地として遊園を設けることを決め、

自ら構想を練ったそうです

 

 

 

偕楽園の名称は『孟子』の「古の人は民と偕(とも)に楽しむ、故に能(よ)く楽しむ なり」という一節からとったもの

史跡としては「常磐公園」という名で名勝に指定されている

 

 

千波湖に到着

あいにくの曇り空になってしまいました 

 

 

桜の時期にも来てみたいなあ

 

 

偕楽園は『偕楽園記』に「是れ余(=斉昭)が衆と楽しみを同じくするなり」とあるように

藩主や藩士のみならず庶民にも開放する目的を掲げて造園されており、近代の公園の先がけともいわれています

梅は春初めに清らかな花を咲かせ、実は梅干しにして軍用の旅や飢饉の時の非常食となることから

実用を重んじた斉昭は梅を愛し、領内に広く植樹することを奨めたそうです

 

そして2代藩主黄門様も、湖水を眺めておられました

 

 

黒鳥さん、またね!

 

千波湖に隣接する田鶴鳴梅林を通り偕楽園を後にしました

 

この後は弘道館へ (しぶとく…つづく)

 

(おまけ)

お昼は水戸の美味をいただきました

創業文政5年の鰻やさん「中川楼」にて

昼定食(鰻重、肝吸い、香の物、デザート付き)

気くばりの行き届いた「粋」なお店で(もと花柳界の飯屋だったというのもうなずける)

まったりと 贅沢なひとときを堪能しましたおいしゅうございました。

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水戸の梅を見に ①偕楽園

2017-03-01 | 日記

茨城行、2日目(2/27)は水戸へ

朝一で偕楽園へ  平日9時前でしたがたくさんの人出です    

 

梅桜橋から入り 最初の梅さん こんにちは~

 

左まわりで孟宗竹林~一ノ木戸

 

表門から梅林へ

梅花道その1 まず門前で居住まいを正し、 心を静める。

 

 

梅花道その2 まだ朝露の残る園内に足を踏み入れる。      

 

 

 梅花道その3 梅林の全体をゆっくり目で追う そして木立の小道を歩き、その息吹に触れる。

 

 

 

梅花道その4 枝先に目を落とし、一輪一輪を愛でる。 百品種のじつに美しい表情を見極める。

烈公梅

 

 白難波

 

 思いのまま

 

鹿児島紅

 

梅花道その5 古木を探す 

 

 地面を這うような幹、優雅な曲線を描く幹、黒く輝く樹肌、時の流れ、生の鼓動に出会える 

 

 

梅花道その6  そして、そっと清楚な花に近づき、深呼吸…。

馥郁とした香りが体の隅々に流れ、至福の喜びを味わう。

 

梅花道その7  門を出、心静かに時を楽しむ。

白加賀

以上、水戸観光協会究極、梅を深く鑑賞するためのお点前「梅花道」でした~ 

♬つぐみ ちょこちょこ 3ちょこちょこ

 

 

 門を出る前に好文亭(右手に見える建物)へ

 

好文亭は 水戸藩第9代藩主徳川斉昭(烈公)の別邸で、藩内の人々と偕(とも)に楽しむ場としても使われた

二層三階の建物は杮(こけら)葺き、奥御殿は茅(かや)葺きで、その造形は調和のとれた素剛清雅な風情を漂わせている

平葺杮抜きの屋根 腐食防止用に銅板が差し込まれているそうです

 

 

室内はこじんまりとしていましたが、素朴さが心地よかったです

うさぎの襖絵 (ボケちゃってごめんなさい)

 

家紋入り   畳は今より小さいサイズに見えました

 

アジアン調な露地門

 

好文亭3階楽寿楼からの眺め

偕楽園付近、田鶴梅梅林方面

千波湖方面

好文亭の敷地内

 

ちなみに好文亭、とは梅を愛した斉昭公が 中国の故事から梅を意味する「好文」を使って命名したそうです

また江戸時代には 水戸城本丸(現在の弘道館付近)に対し、西の守りが薄くなることから

物見櫓としての役割もあったそうです

 

梅の香を愉しみつつ梅林を後にしました (つづく)

 

 

(おまけ)

この後、常盤神社の境内で

思いがけず 太郎次郎一門のみらいちゃん(お猿)&ひとみペアの公演が始まりー

 

はらはらドキドキしながら 楽しいひとときを過ごさせてもらいました

 

ワタシ、見上げるような高さの竹馬にも一人で乗れちゃうんだよ   スゴイねぇ


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