マジカルミステリー・インスタントコーヒー☆

自転車ライフと 里山のくらし、花や自然などなど

お導き…

2016-11-30 | 日記

鳥頭神社の後、八ッ場に向かう途中で 道沿いに神社がありました

吾妻川沿いには一体いくつの神社があるのでしょう 

  

石灯篭に導かれるようにもう一社…   

   

これがまた風流というか、季節を表す言葉がそれぞれ貼ってあって、裏には句なども書かれています

 

 

松谷神社(まつやじんじゃ)という神社で

 

この龍の彫り物に惹かれてしまいました

 

こちらも古くから多々神楽を奉納しており

現在のものは明治15年(1882)武蔵の国 御獄神社の神楽が伝えられたものであるという

 

御神楽にも当然ながら系統があるのですね  地域共通というわけではなさそうです

それぞれの場所には、どんな経路をたどって宗教や文化が伝わったのでしょう

 

そもそも 地域の行事はもちろん、近くの神様や神社についても知らないことばかり

昔学んだこと(古事記だの日本書紀だの)は すでに忘却の彼方…

こうして記事にしようとするにつけても 無知すぎる自分に呆れてしまうー

これでは神様にも申し訳ないことでありますね

 

 

 

なんてことを考えていたら

境内にこんなポスターを見つけてしまいました

これは「やってみなはれ」と言われている気がして…

 

 

早速テキスト等を取り寄せてみた

命短し恋せよ乙女~ (もう乙女じゃないけど許して~)

 

 目次 知りたかったことがいっぱいです

 

ためしに過去問を、まっさらなまま解いてみると

 日本語なのに初めて目にする言葉も多くて…

 

でも改めて、日本の文化と歴史って面白いなあ、と感じています

難解に思えても それにいたる理由があって(そこが知りたい)

先祖から代々大事に継承されて今があるのでしょう

…とりあえず 3級合格めざして勉強ダ

 

(おまけ)

(2015年 小学館刊)

検定テキストではないけれど、神社について、ふだん誰もが抱くような質問に

(お参りの仕方から、厄年やお守りや神事や祭礼について、他いろいろ)

やさしく丁寧に解説してある本でした

一家に1冊あると便利そう!

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鳥頭神社の謎

2016-11-26 | 日記

【鳥頭】という文字を目にしたときから、気になっていたのです

とりあたま!?   さては祀られているのは御鶏様であらせられるのかしら…(と膨らむ想像)

 

 

先日のサイクリングの際、今日こそはその辺を明らかにしたいものだと思い、寄ってみたのでござる

謎解きより先に、神社の案内をいたしましょう

 

まず目に入りますのは、鳥居手前の「神代杉」(じんだいすぎ)

 大きすぎて葉の部分が写真に入りませんデシタ

日本武尊がご東征のみぎりお手植されたといわれる杉

   以来幾千歳、鬱蒼たる神域を近隣に誇りー

 

「寛保2年(1742)草津への旅人が、一夜をこの大杉の虚にて暖を焚き、その折の失火で半枯の状態になりしが

その後天明3年(1783)浅間山の噴火による熱泥流は、再びこの神代杉を厄火に包みたり。

ときに龍徳寺の和尚 円心は、焼失の危機を憂い、神代杉を後世に残さんと、余燼のくすぶる中 己が危険をおかし

10米の高所より切り倒してその祈念を果たし、今の世に往時の面影を残存したり」

     屋根もかけられて大事にされているのです

 

この神代杉は現在、周囲9.75m余り   高さ10mのところで切断され現在は外皮だけが残っています 

空洞には樹齢200年の杉が植えられ、一名親子杉とも呼ばれております

氏子たちが、代々に亘り修復を重ねて、今にその姿を伝えている。というその辛苦のあとがうかがえます

 

 

鳥居をくぐると左手に力石

                                                              (重さ左98キロ、右47キロ)

 力石とは、庶民の力比べや体力を養うことを目的に使われた担ぎ石、だそうです 

労働を人力に頼っていた時代には、力持ちは何よりも尊い。として讃えられたのですね

(この岩島地区には他にも6ヶ所(すべて丸石、二石一組)の力石の所在が確認されていることから

 地域対抗 力石比べなるものがあったと想像されます)

 

 

尾のピンと立った狛犬様

     

 

 

矢倉鳥頭神社 (鳥頭→とっとう と読みます)

建久年間(1190-99)の建築とされる、祭神は大穴牟遅神(大国主命)他4社

古来武将郷民の信仰が厚く、元亨(1321)年岩櫃城主吾妻太郎行盛により社殿を改築、戦国末期には後の岩櫃城主斎藤行盛の庇護を受け、斎藤氏滅亡後は(武田信玄の吾妻領の)郡代である海野幸光により鰐口が奉納され、また天正10年(1582)には真田昌幸により11貫700文の寄進を受け社殿を修復、同18年8月には真田信幸沼田入部に際し3貫500文の寄進をうけた。 現在の社殿は天保2年(1831)の改築によるもの

         

 

 躍動感ある 鳳凰の彫り物

 

 拝殿の扁額には 句合わせや

 消えかかっていたけれど 相撲の番付が奉納されていました

 

 

拝殿脇の鬼瓦

 

立派な神楽殿   こちらも例大祭で多々神楽と獅子舞が奉納されるそうです

 

 

そして、神楽殿の隅に謎の物体が…

 ←(注)コワイのが苦手な人は見ないでね

鬼!? かと一瞬思いましたが

ではなくてこのツノはきっと神の使いの○○…)

なぜに此処に…というギモンは残るものの深くは考えないことにして手を合わせ

 

結局、鳥頭神社の名前の由来はわからなかったな…と思いつつ

 

家に帰ってから、もいちど神社の由緒書をよくよく読んでみたら

『神道集』によると、父が加若和利(かじゃくかずとし)、母が子持御前の御子である

愛東宮(とのきとうぐう)を祭った神と記されている、とあり

 

あ、これは「とのきとうぐう」が「とっとう」に転じたのではないかしらん(あくまでchika仮説

と納得することにしました。

その後さらに調べていたら、柳田国男によると「関東では遠戸神・近戸神といふ神が無数に存る

(遠戸・近戸とは大手と搦手という意)」そうで、この遠戸(とうど)から来ているのかも、と想像したり…

 

 そんな追及が楽しい この頃です

 

 

(おまけ)

先日、今年度の古文書講座が終了したのですが…

では来年度はもっとスピードアップするので予習して来てくださいね、といって宿題

『加沢記 巻の㊂』52頁分がどーんと来た   

この冬は退屈しないで済みそうです~

 

そして、講座の最後の日にお仲間からいただいたお菓子

一松堂さんの鳥追太鼓最中、とっても美味しかったです♪  ごちそうさまでした~

中之条の鳥追い祭にも行ってみたいなあ

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雪もみじ(初)

2016-11-24 | 日記

1本だけ残っていた玄関前の紅葉(かえで)

昨年より2日早い初雪でした  「紅葉に雪」も初めて

 

朝の雪はふわふわと軽くて、雪かきも楽しい🎵

しかも もみじ散らしなんです

 

 

なんだか もったいないような…

 

掻いた後から また紅葉が顔を出しました    ↑氷結もみじ

 

 

 

    そして みるみるまた雪が重なってゆきます

   

 

    

 

   

 

 

 

ピ・ポポ・ポーン  ウサ時報をお知らせします~

 ぐんま山間部、積雪15cm(正午現在)

 

 気温は0℃です~            大雪にならなくて良かったけれど、寒さが沁みます

こんな日は 鳥や獣はどこにいるのかな              リスがよく遊びに来るベランダ

 

 

都内でもだいぶ積雪したようですね  冷え込みが厳しくなるそうです 

皆様もお体ご自愛くださいませ

 

 

(おまけ)

クモの巣に積もった雪(木からぶら下がってる糸みたいなの)が、モビールみたいにゆらゆらと…

うまく撮れませんでした…

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家ごもり

2016-11-20 | 日記

今週末で 秋シーズンの全スケジュールが無事に終了し、開放感でいっぱい~

…のはずが、安心したせいか どっと疲れがでたようで 朝起きたら体中いたくて起き上がれず

(歳を感じるのはこんな時…

 

とっておきのDVDを観て

  武士の家計簿」磯田道史原作(主演:堺雅人)「代々 加賀藩の御算用者(経理係)である武士の猪山直之は、腕を磨き出世するも、その度に出費が増えて家計が火の車に。一家の窮地に直之は“家計立て直し計画”を宣言し、家族一丸となって倹約生活を実行していく。つつましくも堅実に生きた猪山家三世代にわたる親子の絆と家族愛を描く」

ひたむきに一つの事を一生かけてやり遂げる姿に心うたれたり

 

グインの続きを読んだりして

   

「グインサーガ」シリーズ(栗本薫著 豹頭王が主役のヒロイックファンタジー)は10代からずっと読んでいたのですが

130巻が書かれた時点で作者が病気で世を去ってしまい(その後、他の作者さん方が物語を引き継いでゆくこととなりましたが)自分の中のグインは終わった…。とおもって長らく続きを読むことができませんでした。

最近になってふと、読んでみようかな、という気になり 7年ぶりに131巻を手に取ってみると、物語は変わらずそこにあって、違和感なく入ってゆけました。

今は外伝の続きと本編を交互に読んでいるところです。パロもヤガもケイロニアも一体どうなってしまうのか!

などとわくわくしながら

ぐうたらな休日を過ごしました  超回復した気がする~

 

 

紅葉も終盤です

 

こんな暖かな日はしばらくないかも

 

落ち葉の数も少なくなってきました

 

 

最後に紅くなったのはメグスリの木でした

 

 

 また来年お会いしましょう~

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岩櫃山に登る🎵

2016-11-14 | 日記

やっと行ってきました、岩櫃山!

真ん中のいちばんとがった凸が山頂です

 

比較的アクセスしやすいといわれる一本松側から入りました

まっかな紅葉が出迎えてくれました

 

杉林を抜けると

15分ほどで岩櫃城址に着きます

ここまでは約一年前、サイクリングの途中で訪れました  1年越しになってしまった…

 城址の紅葉 

城址からの眺め  曇っていてよく見えませんが榛名山方面です

 

お稲荷さんには… 

   

 

ここから尾根通り  しばらくはふつうの山道で

コアジサイ

ツツジ

足元のかわいい紅葉

 

そして歩くほどに

オレンジ色の応酬が

 

しかし櫃の口(天狗の蹴上げ岩)を過ぎたあたりから徐々に岩がごろごろあらわれて

 

どこにとっかかりをつくろうか、みたいな道になり~

気分はロッククライマーになった頃

    

 

 

9合目に着いたけど   遠くにみえるあれが 岩櫃山頂だそうで

   えっ?あそこまで登るのですか~  冗談みたいダ~

 

山ガールのおねえさんも途方に暮れちゃいますよ

 

我もいざ出陣!(みたいな気分…)

      

             無事に登頂       

           けっこう楽しかったりして🎶

 

山頂からの眺めは  曇っていても格別で

 

榛名方面

 

白砂山方面(おととい行った暮坂高原の先)

 

群馬原町の街並み              左手に嵩山   右奥は赤城山

9合目と嵩山(左手)

  

この後は小休止して

赤岩通りから潜龍院跡(郷原方面)へ

急な下りが長く続き  また登れるかしらと不安になった頃

ようよう潜龍院跡に到着

潜龍院とは、『真田丸』の第1話で、

真田昌幸が(信長軍から逃れる)武田勝頼を向かい入れるために用意した岩櫃の城のことです

現在では石垣が残るのみ、なのですが

 

 

さて、帰ろう(また登ろう)と 上に視線を移したその先に

岩櫃の 大いなる山肌がぬっと現れて、感動しました   おりしもその時、山頂から法螺貝の音が聴こえ

お館様(勝頼様に)来てほしかった!  ここにはこんなに堅固なるなる要害があったのに(無念!)

 

 

 

この後は十二様通りを登り(このルートは歩きやすかったです)

郷原城址

 

櫃の口まで戻って 今度は沢通りで下りる

最後まで岩だった!  「岩」櫃だけに(笑)

 

でも比較的 短時間でコンパクトに、

落ち葉さくさくの山道から鎖場まで 多様な歩き心地、

いろんな風景のなかに歴史も垣間見えて

楽しい山登りでした(往復4時間弱でした)

 

 

 

下山後、山のふもとにある 岩櫃城温泉(くつろぎの館)に入って帰りました

お城の形をしたユニークな温泉です

 *よい温泉なのですが、赤字経営のため残念ながら来年3月末で閉館となります

  (ちなみにその後は東吾妻町役場になります)

 

ただいま真田まつり開催中~

エントランスには壁一面、『真田丸』のオープニング映像が貼られていて迫力   

寺島進さん(出浦昌相役)のサインも!

 

そして館内では丸絵が展示中です

 ※丸絵とは、真田丸の絵、のことです

  ここでは特に、吾妻の忍びの総帥であった「出浦昌相」様の絵を指します

    

 

こちらでは いちばんのヒーローかも🎵

 

  全国のみなさんも ぜひいらしてね!

  

 

 

※11/25追記 告知

このお城の温泉の隣のホールで 「真田丸2016 ファイナル・トークショー」があります

真田丸オープニング(土壁)の題字を作られた挾土秀平さん、矢沢三十郎頼幸役の迫田孝也さん

小山田茂誠役の高木渉さん、河原綱家役の大野泰広さんが 岩櫃に!

参加ご希望の方はお早めに申し込みを~

 

 

 

(おまけ)岩櫃神社から見る風景

「THE 裏岩櫃」

     …って言われないと岩櫃山ってわからないかも。

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晩秋の吾妻路

2016-11-12 | CYCLE

雨上がりの土曜は、すっきりと晴れて暖かかった

またまた久しぶりに 自転車乗れました~   

秋は全然走れなかったので 郡内をぐるっとひとまわり行ってみたくなり

朝もやの残る9時 気温6℃でスタート       嵩山(たけやま)も色づいてますね

 

 

同じ道沿い(国道145号)には岩櫃山も

郷原駅前

幟を撮ろうとしたらちょうど電車が停まり

中から登山客がぞろぞろと~    賑わって嬉しいな♪

 

 

さらにゆくと

神代杉のある鳥頭神社(→後日記事にする予定デス)

 

この辺までくると自転車ものびのび走れて楽しい🎵

 

 

吾妻渓谷                                   逆光御免m(__)m

 

 

道の駅あがつま狭前

もう終盤ですが  わが町の紅葉も捨てたものではないよね、と思ったりして

 

 

吾妻狭トンネルを通って八ッ場大橋へ

 八ッ場大橋からの眺め

 

橋の上から  やんばダム予定地    

 

 

新・真田街道というべきか 付け替えのNEW国道145号  上田まで54km~    左手は丸岩

長野原草津駅前を経て

 

国道292号 白砂渓谷ラインへ

面白い形の岩壁とちょぼちょぼカワイイ紅葉🎵

花園大橋のところでした

 

 

白砂川を渡って県道55号で暮坂峠へ       

 

牧水ゆかりの暮坂峠は  今頃の季節がいちばんに似合うと思う

 

ちょっと鬱蒼と暗くて

 

カラマツが落葉しはじめたくらいの

 

枯色の中を走りたくなるのです~

ちなみに この街道はかつて真田幸隆・昌幸が岩櫃城に進軍したときの迂回ルートでもあります

 

そして本日の目的地はこちら     峠の頂上にあるのです

そば処くれさか                

 

¥800

十割蕎麦、旨し!   新そばでした~      季節の天ぷら¥300もオススメです

ご亭主の人柄のような、シャキっと清々しい味がします

食べると元気になるお蕎麦です🎵

 

帰りは中之条方面へ   2時には もう日が傾いてるのだ~  秋の日は短いのね…

 

 

日陰&寒風の中、20km下りっぱなしで指がしびれました~  

デポ地で温泉に浸かって帰りました

 

走行距離77km(市城発着)

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山もみじ2016

2016-11-10 | 日記

きのうの木枯らし1号は、身を切るような冷たい風がびゅーびゅー吹いて

紅葉も、いい感じになってきたのに  はかなく風にさらわれてゆきました~

 

 

もっと赤くなるまで待ってから…と思って過ごしていたのですが

今年は こんな感じの 淡いオレンジと黄色で終わりそうです

 

例年に比べると2週間ほど遅い色づきでした  毎年違う景色が きっと良いのです~

        

 

この濃紅のは、いつも一番に染まって、長く楽しませてくれます   日当たりが良い場所だからかな

                 

 

 

今週は気温マイナス1℃まで下がりました

風が冬の匂いを運んできました    雪も近いかもしれません

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秩父三社めぐり③

2016-11-09 | 日記

旅の2日目は、三社目の三峰山へ

霞んでいてお山が見えませんでした  曇りで寒かった~

 

紅葉はよい時期でした

 

駐車場から参道へはそんなに遠くないのですけれど

 

ここはやっぱり名物をいただかなくては~   (まだお参りもしてないのに

 

お犬茶屋のいもでんがく ぽくぽくジャガ芋に山椒風味の香ばしいお味噌が~ たまりません~

秩父では、おイモ=ジャガ芋なのだそうです

 

 

 

最初の鳥居

三峰山は、飛鳥時代に修験道の開祖である役小角が修行した場所として知られ、その後も多くの修験者が訪れた

また淳和天皇の時代に、弘法大師空海が勅命を受けて三峰山に登り自ら観音像を刻み安置したことから

仏教の修行の地としても信仰を集めるようになったといわれます

 

そして江戸時代には秩父の山中に生息するオオカミを、(猪などから農作物を守る)神の使いとして

「お犬さま」と呼び、崇めるようになったそうです

 

また日本武尊が東征の途上、秩父山中で霧にまかれて道に迷った際に、白い犬が道案内をしたと伝わっており

その勇猛で忠実な性格から、狼は三峰神社のご祭神眷属とされているとのこと

 

参道を先へ進むほどに 次々とお犬さまが現れます(阿吽の対になっています)

 

 

参道には古木の杉が連なります

歩いているだけでパワーがもらえそうです

 

古来の正参道に建つ随身門 

約220年前に建てられたこの門は神仏習合の社であった時代は仁王門であったが、維新後寺院は廃された

 

りっぱな尾!

 

爪も!

これは狛犬ならぬ狛狼めぐりになっているかも 

個性豊かな「お犬さま」たちに案内される道すがら 愉しく清々しい気持ちになります

 

 

 

拝殿前の石段

 

こちらのは犬っぽい精悍なオオカミ像

青銅製の為、戦時中に金属供出で一度持ち出されたそうで 脚に数か所接ぎの後がありました

 

この鳥居の柱に塩原太助の名が刻まれているそうですが  上の龍に見惚れて見逃してしまいました…

 

 

拝殿の装飾   木鼻の獅子も黄金で!豪華です~

 

拝殿の後ろ(写真中央)が本殿 春日造りに瑞垣の塀  横からみたところ     右は祖霊社

 

 

拝殿の両側に 樹齢800年といわれるご神木があります

鎌倉時代の武将畠山重忠公が奉献されたものだそうです

邪気を払い 氣をいただいてきました

葉も青々としていました  

 

ご神木の護りも

 

 

 

 

奥の日本武尊像   地上15mの高さ(本体5.2m) 大きいです!

日本武尊が東征の途中、甲斐の国酒折宮より雁坂峠を越えてこの山に登り、

仮宮を造営してイザナギノミコト、イザナミノミコトを祀ったことが三峰神社の始といわれています

 

最後に遥拝殿

 

遥拝殿からのながめ   ここにきてやっと晴れました🎵

右手には奥宮が鎮座する妙法ヶ岳を拝し、左手には秩父盆地を望む

 

遥拝殿の鳥居の御犬さま

 

 

とても一日ではまわり切れませんでしたが

神の御座しますお山の気をじゅうぶんに感じてきました

また訪れたい場所でした

 「大口真神」のイメージぴったりのお犬さま

 

 

 ゆっくりめのおひるごはんは

秩父黒谷の英国料理の店「British Public House ザ・クイーンヴィクトリア」で

プラウマンズランチ(農夫の昼食) 

パンにデザート・ドリンク付き ¥1200

もてなし上手のマダムのお家に遊びに行った気分でした ごちそうさまでした

 

 

この後は マダムおすすめの「秩父ミューズパーク」へ

秩父から小鹿野までの3km イチョウ並木が続きます

 

歩いても歩いても黄金色  なんてゴージャスなのでしょう~

 

イチョウのじゅうたん

 

 

とても広い公園でした  秩父のシンボル武甲山も見えました

こんな公園が近くにあって、秩父市民が羨ましいわ~

 

 

来れて良かったね  また来たいね歩けるうちに なんて話しながら

 

 

秩父旅 おつきあいいただきましてありがとうございました🎵 

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秩父三社めぐり②

2016-11-08 | 日記

秩父鉄道に乗って、向かった先は

神門

秩父神社~

 

まず一の鳥居を護る狛犬の大きさにびっくりでした

大きすぎてこのアングルからしか撮れなかった…

そしてこの、鎧をまとったような立派な脚! 威厳たっぷりで魔物もこの先は入れなさそうです

 

朱塗りの社務所やイチョウに気をとられ

 

肝心の拝殿の写真を撮り忘れてしまいました…

ブサイクなため アップにできないのであった…あしからず。

 

えーと拝殿の壁には、左甚五郎による見事な彫刻がなされております

子宝・子育ての虎

   家康公と虎の関係を初めて知る

 

それから つなぎの龍

たしかに躍動感があって、繋いでおかないと飛んでいってしまいそうです

これらを見るだけでも来たかいがありました

生き生きしてますね

 

 

それから他の名工の手による

北辰のフクロウ

 

 

よく見て・よく聞き・よく話す「お元気三猿」

 

個人的には、この木鼻の麒麟もお気に入り🎵

 

 

 

駅までの帰り路にある「秩父まつり会館」もスバラシかったです

本物の屋台が2基展示してあります 想像以上の大きさです

吹き抜けの2階から撮影

そしてこの壁面を使って プロジェクションマッピングの上映がありました

音や光の臨場感、祭りの雰囲気と迫力を味わえました

 

ホールでも夜祭り紹介のフイルムが流れ、その場で見ているような気分で楽しめました

これまで以上に、秩父という土地に愛着がわきました

 

 

ところで、秩父市内を歩いているとこのような道案内が随所に建っています

 下部⇒

 

表示もわかりやすく また文化や名物の紹介にもなっており

 

なにより この像が各々味わいがあってステキです

子育ての虎

 

戌  北辰の梟  丑     

 

もっとたくさんの像に会いにきたいです 今度は自転車でも🎵

 

 

この後はまた電車に乗って長瀞に戻りました

なぜか行きも帰りも貨物が待っていました

 

ラッピング電車は見られなかったけどラッピングバスにテンションが上がる🎶 きゅーんと(笑)

 

秩父駅で銘菓もget

和菓子が充実していて良いです~ ちょっとずつ違う味を愉しみました♬

 

長瀞駅前 もう暗くなってきました   奥に見える鳥居が先に行った宝登山神社の一の宮です

 

長瀞の川沿いのお宿「長生館」に泊まりました

部屋からも石畳が望めました

地元の銘酒と、お料理がとってもおいしかったです 良いお宿でした

(三社めは翌日につづく)

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秩父三社めぐり①

2016-11-07 | 日記

6週続いたお仕事の荒波も ひとまず落ち着いたところで、慰安旅行に出かけてきました

行先は秩父  初めての訪問です

上野村経由で秩父の玄関口、長瀞(ながとろ)へ

着いて早々 まずは一社め 宝登山(ほどさん)神社へ

ロープウエイで山頂まで5分ほど

山頂駅   497m

先に宝登山小動物公園に行ってのち

しばし山道をゆくと

 

奥宮に着きました

こちらの眷属はオオカミ(大神=大口之真神)でした

オオカミは秩父地方を中心に信仰されているそうです、初めてお会いしました

横から見ると猛々しいかんじ(阿像)

 

前から見ると やさしいお顔をしています(吽像)

 

千古の霊場、といわれるだけあって まわりは静謐な空気が流れています

お社の下で秩父の山々を望みつつ一服してから ロープウェイで下り

ふもとの宝登山神社(本院)へ

 

こちらの狛犬様は雄々しい!

第12代景行天皇の41年(111)皇子日本武尊が勅命によって東国平定の時、遥拝しようと山頂に向っている折、巨犬が出てきて道案内をしてくれた。その途中、東北方より猛火の燃えて来るのに出遇い、尊の進退はどうすることもできない状態になってしまった。

その折巨犬は猛然と火中に跳入り火を消し止め、尊は無事頂上へ登り遥拝することができた。尊は巨犬に大いに感謝したところ、忽然と姿を消した。このことから「火止山」の名が起きたという。また巨犬は大山祇神の神犬であった事を知り、また防火守護のため火産霊神を拝し、その後山麓に社殿を建て三神を鎮祭し、これが宝登山神社の起源であると伝えられる。(「宝登山神社伝」より)

社殿の欄干には中国の「二十四考」の彫刻がなされています 

   

かつて仏教の修験場として栄え、山麓には玉泉寺も開基されたとのこと

明治以降の神仏判然令後もそれぞれ神仏共に助け合う形で祀られているそうです

親子獅子(吽像)

 

 

この後は

休む間もなく長瀞名物 ライン下りへ

今年はなぜか舟下りに縁があります                    舟は22人乗り

 

しかし こちらは荒川  川それぞれに個性があってまた面白く

 

秩父線の橋桁の下を通ったり

 

巨岩すれすれを通り過ぎたり

 

 

 

船頭さん(前後に2名)のパワフルな竿さばきに惚れ惚れしたり

 

イケメン船頭さんは喋りでも笑かしてくれて  30分の陽気な道中でした

 

今の時期は水が少ないらしく、掻くのが大変そうです      浅いこの辺りで水深6~7m

 

でも風もあってけっこうスピードが出ました

 

左手に見えるのが 長瀞名物「岩畳」   

隆起した結晶片岩なのですが、幅80m、長さ500mも続きます

 

 

陸から見るとこんな感じ

対岸の絶壁は秩父赤壁というそうです

 

 

 

 

船旅を楽しんだ後は、まだ日も高かったので

電車に乗りたくなって                           秩父鉄道初体験~ 

 

秩父駅にむかいました              (つづく)

 

 

 

(おまけ) 宝登山小動物公園にて

初めてゾウガメを近くで見たのです

 

 

立派な足にびっくりしました~! 触らせてもらいました~

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