今日の空
自転車ブログ?のつもりで はじめたこのブログもあちらに脱線、こちらに寄り道しながら
なんとか10ヶ月続けてこれました
これも読んで下さるみなさまのおかげで御座います
ブログを通じて出会えた皆様に感謝しつつー
2014年よ さらば
12月のは
『山賊のむすめ ローニャ』 I.リンドグレーン
この名作、題名は知っていましたが 今まで読んでいなかったのです
アニメ化をきっかけに原作をよんでみようと思ったらなかなか入手できず、アニメが先になってしまったけど・・・
最初(岩波)少年文庫版で読んだのだけど、やっぱりこれはハードカバーで読みたいと思い図書館で借り直しました
裏表紙からして美しい光景がひろがっています
森の中の描写もスウェーデンの自然を髣髴とさせる
銅版画のような雰囲気がいい
お話はマッティス砦の城の中で、主人公のローニャが誕生するするシーンから始まり
両親や山賊たちからの愛情をたっぶり受けたローニャがやがて自立してゆくというストーリー
美しくも厳しい自然と、命を脅かす魔物たち、危険な冒険、敵対する山賊たちとのやりとり、親友との出会いが
いきいきと描かれています。
ローニャは賢くて、なすべきことをなす意志の強さをもつ女の子、それが読んでいてとても心地よい♪
そして文章も訳もステキに美しいのですよ~ 読書の喜びを感じます
ローニャは最後にとても困難な大きい決断をするのですが、それは頑なな大人たちの気持ちも解かすものでした。
子供向けに書かれた本ですが、大人が読んでも面白いと思います
BSプレミアムで放送中のアニメもお気に入りです♪
オールCGで作られているそうです、映像が透明感にあふれ素晴らしい!
鳥女、動くとコワさも倍増(笑)
原作はこちら
アニメ
コワイ~
それから
たとえば、スキー板がはずれて雪に埋まってしまった回
脚が抜けない
絶望
王子(笑)登場
一緒に帰ろう
不安でとちゅう 何度も振り返る
ヒューホ~♪ ちゃんといるよ~
内面のこころの動きをじっくりと繊細に書き分けていた
とっても丁寧に作られているのがわかる
マッティスの愛情も この1枚から伝わるし
おれの、かわいいローニャ!
・・・もうこのマッティス像が頭から離れない
これから、大きく物語が転換していくところまできたので
これから先がますます楽しみです♪
リンドグレーンのおすすめ本
抒情的で美しいお話たちでした