マジカルミステリー・インスタントコーヒー☆

自転車ライフと 里山のくらし、花や自然などなど

真田の郷の桜

2017-04-28 | 日記

4/24、信州行  ラストは真田の郷をまわりました

 

まずは上田市真田町の「真田氏本城跡」へ

上田城に移るまでの真田氏の本城といわれている (「松尾城」「真田山城」ともいう)

 

城址入口から入ってすぐ左方に広がる「段郭」とよばれる郭跡

 

本城は真田郷の山の上にあり、上田平や砥石・米山城まで一望でき、司令部的な役割を果たしていたとされる

りっぱな松の木がずらっと植わっています

 

本城の桜は咲きはじめたところでした~

 

最初に本廓があり、北側にのびる奥の三の廓まで緩やかな下り坂、景色を眺めつつ ずっと歩いてゆけます   

西方

うむ、見晴らしも良いのう~

西北

長野市街(善光寺)はこの山のむこう

 

東方

上州は此方であるぞ  上州街道(国道144号)もよく見えました

小県郡と上野国を繋ぐこの道を真田家が抑えていたことからも、この城が重要な拠点だったことがうかがえます

 

 

 高台から城下を見下ろしつつ咲いている桜   山の桜も好いもの哉

 

 

 

次は真田幸隆が天文16(1547)年に開山した古刹「長国寺(ちょうこくじ)」へ

あちこちに六文銭~

こちらのシダレザクラも咲き始めたところ

 

駐車場が混んでいたので 桜まつりでもやっているのかしら、とおもったら

花嫁&花婿さんが! おめでとうございます

 

 

 

 

最後に 山家(やまが)神社へ

 わあ、きれいなピンク色

 

 真田の里最奥部に建つ古社   奥社は四阿山                (写真は一の鳥居)

四阿山より流れ出る神川(かんがわ、古くは加賀川)水系一帯の守護神として鎮まる

真田の里の産土神を祀り、真田氏をはじめ歴代上田藩主にも信仰されていた      (写真は二の鳥居)

第2次上田合戦時に焼失したが、信之が再建

 

 

屋根の紋に真田紋(六文銭)、五三の桐、それに永楽銭

 永楽銭は渡し賃(六文銭)にちなんででしょうか  

 

気になったのは拝殿の両脇に奉納されていた酒樽

ひとつは亀齢、これは上田市の岡崎酒造だから納得、

天狗舞って石川のお酒じゃなかったっけ?   ちなみにわたくし、天狗舞ファンです(笑)

 

ヒントは由緒書の中にありました~

山家神社、地元では白山さまと呼ばれる

白山さま=ご祭神に名を連ねる菊理姫神(くくりひめのかみ)のことで

この神様は加賀(石川県)の霊峰、白山をご神体とする白山比咩神社の女神

 

そして「天狗舞」は

霊峰白山から湧き出る伏流水と加賀平野から実った良米により醸し育まれる(車多酒造HPより)そうで

白山つながりだったのですね

 

おもえば『真田丸』の御屋敷シーンでも、昌幸の後ろにはいつも「白山大権現」の掛け軸がありましたね

 

 

 

そして山家神社の境内には 真田神社も座しております

真田神社は1889(明治22)年に幸隆、昌幸、信之と信繁の三代を祀るため地元民や大阪府内の有志が創建

(上田城の真田神社とは祭祀・由来が別)

山家神社の境内にはかつて白山寺というお寺があり、その跡地に大正時代に移されたもののようです

 

拝殿前、参道のまんなかに碁盤が!

 

もしや、ここで昌幸公と対戦して行けということですか?
 
とおもったけど(笑)、どうやらお賽銭置き場のようです
 
とうぜん真田ファンは六連銭に置きますね
 
 
 

 山家神社のヒマラヤユキノシタ             なぜか、この花には神社で出会うことが多い気がします 

  

                 

 

 四阿山(奥の白い山)を見ながら、上州街道(→群馬では信州街道といいます)で帰りました

 前を走るのは「真田の郷周遊観光バス」赤くて六文銭マーク入り (シャッターが間に合わなかったの…)

 

小諸~上田の桜旅、おつきあいいただきありがとうございましたm(__)m

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上田道と川の駅

2017-04-27 | 日記

4/23信州行のつづきです

上田の市内から3kmほどの千曲川のほとり、上田川と道の駅にて休憩

この岩、何に見えますか?

その名も岩鼻、というのだそうです

 

河川敷は野球場やウォーキングのコースもあり   川の駅、良いかんじ

 

右手奥が上田市街  千曲川をとりまく風景に奥行きがあって 風が抜ける感じが気持ちいい~

    

 

そして何といっても この奇岩(笑)

人の大きさと比べるとスケール感がわかるかしら

 

 

(おまけ夜話)

帰ってきてから、ああ~なんであの穴のまで行って中を覗いてこなかったのだろう

それに岩のてっぺんも登ってみればもっと絶景が見えたはず…

と心残りしつつ‥写真を整理していたら

 

ふいに鼻血がたら~んと流れ~

その時は15分ほどで収まったのですが、ショックと疲れですぐ寝てしまいました

次の日は日中そうっと生活して お風呂で暖まっても大丈夫だったのに

水曜の明け方、お布団の中でまた鼻出血があり、5時間くらい続いたので心配になり、

耳鼻科に行ってきました

検査の結果、鼻の中に原因が見つかり すぐ処置(レーザー)をしてもらって事なきを得ました

花粉症が長く続いて鼻の粘膜が弱っていたようです

焼いてもらってからは以前よりずっと鼻の通りが良くなり、久々にすっきりと眠れました

(こんなに楽になるならもっと早く病院で処置をしておけばよかった)

すっきりできたのは岩鼻の神様のおかげです

皆さまも鼻の違和感を感じたらすぐに耳鼻科、おすすめです

 

そんなことで更新が遅くなった言い訳でした

岩鼻の後は真田本城に向かいました

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小諸懐古園の桜♪

2017-04-26 | 日記

4/23(日)は桜を追って信州へいってきました

今年は桜、まだまだ見たりないんだもーん

 

懐古園に入るとまず大きな石垣が~

 

石垣に沿って桜並木の下を歩く  二の門~南丸跡へ

二の門の桜

 

「小諸なる古城のほとり」で知られる小諸城🏯  日本百名城にも選ばれております

武田氏が滅んだ後は、滝川一益や依田信蕃(佐久群の国主)などが城主となり、後に徳川氏に引き渡された

秀吉の小田原攻めの際、徳川軍で活躍した仙石久秀が、小諸城5万石の大名となる

現在の石垣や城郭は久秀の改修によるものといわれる

 第2次上田合戦では(真田に敵対する)徳川秀忠の軍の居城となった

地形を生かした天然の堀  

 

 

黒門橋脇の大きなケヤキ

 

右は本丸跡の石垣  左は馬場

 

石垣から馬場を見下ろす  

 

 桜・さくら・桜~

 

 

空は抜けるように青く美しく   

 

春爛漫の小諸城を後にしました

 

 

この後 上田でゆるりとお蕎麦を食し

『手打ち百藝おお西』  むう~こだわりに納得!のお味でした

 

 

「上田 道と川の駅」に向かいます~

もしや…これが効きすぎちゃったのか?!

(という言葉の訳は、次回へつづく)

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渋川お花見ライド♬

2017-04-22 | CYCLE

白井宿の八重桜、満開でした~

白井宿(群馬県渋川市)の堰に沿って、ながーい桜並木があります  (白井宿は「道の駅こもち」の裏手です)

     

 

 

わたしはここの桜が大好きなのです

 

 

 

濃いピンク(関山)に

 

淡いピンク(松月)

 

クラシックな感じのピンク(普賢象)に

 

 

さわやかなピンク(一葉)

 

そして清々しい緑白色(鬱金)!

 

 

 

とりどりの八重桜が迎えてくれます~

 

本当に琴の音がしそうな  うーん、ハープのような感じもする♬  

 

 

ふわりと包み込むようにあたたかく

清らかさにはっとなり

 

 なんか幸せになれそうな そんな気分になっちゃうのです

 

ウエディングブーケみたいな

 

ここの桜をみたら八重桜ファンになっちゃうとおもふ

 

 

 

 胸いっぱいなのでした

 

 

でもまだ20kmも🚲走っていなかったので(笑)

よくばってもういっちょ 伊香保の桜を見に行きました

伊香保は遠くて…いえ距離はそうでもないけど、えんえん登りなのだった

休み明けの体にはつらすぎて(笑) なんども途中で引き返そうとおもったことよ

意地で水沢観音まではノンストップで(信号もないし)  上の2枚は走りながら撮影

 

 

やっと駐車場に着きました! 

桜がねぎらってくれたような~👏

 

むくわれた~ 

  

とおもったのもつかの間 きゅうにポツリときて 雨に降られてしまいました☔

ウインドブレイカーを着たら しのげそうだったので そのまま進む

 

 

渋川総合公園に到着~🚲

 

あいにくの雨空でしたが

 

ここからの眺めは格別です

 

桜の隙間から

山景を楽しめます   標高663m

    

 

ちょっと登ればどこにも山が見える  群馬らしくて いつのまにかこういう景色に癒されるようになりました

 

伊香保まで登って明保野までいっきに下る  登ったあとのごほうび♬

明保野を左に折れて県道164号でアップダウンしながらおりてゆくと

川島の富貴原あたりで庚申塔群にであいました

雑然と並んでいるのですが ざっと120塔はあります

そして字体やデザインがそれぞれ違う  

   

初めて目にするタイプもたくさんでした

 

こういうの どんどんその土地の事を知りたくなってしまいます

でもまずは自分の町からね(…と戒めてみる)

 

ことし初めてのお花見 ひさびさのライドでした  沁みました~

 走行距離55km(市城発着)

 

(おまけ)

1週間に2度も

日本のまんなかに行っちゃった   それぞれ100㎞くらい離れてそうです(笑)

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夏日

2017-04-19 | 日記

都心では4日連続で夏日を観測したとのニュース

わたしもこの2日間宇都宮に帰省しており、その暑さを体験してまいりました(笑)

下界はもう桜も終わりなのですね~   遅く来て速い春であるよ!

 

 

昨日はお天気もよかったので行きはすべて一般道でのんびりとまいったのでございます

とちゅう 桐生市の吾妻(あづま)公園に寄り道

チューリップ、満開でした

たくさんのチューリップ、種類もたくさん

 

ツツジや

カイドウも花盛り

 

ジュウニヒトエに

キランソウ 

 

憩いのひとときでした

今年はじめて半袖になった日

そろそろ冬ものをしまってもだいじょうぶかしら(笑)

 

 

今日も気温は高かったですが 急に雨が降ったり

風が激しく吹き荒れて

帰りの高速道が怖かったです 道にいろいろ落ちてるし…

無事に帰ってこれてよかったわ~

 

 

(おまけ)

道の駅どまんなかたぬま(栃木県佐野市)はすごい!

広い駐車場は屋根完備   その屋根がオールソーラー設備になっている!

日蔭が涼しく、夏でも快適に休憩できそうです

施設内も足湯やお食事処が充実していました

「どまんなか たぬま」という名は、旧田沼町が北海道の宗谷岬と鹿児島県の佐多岬から同じ距離にあることから

日本列島の中心にある=どまんなかに由来するそうです

ずっと田んぼのまんなかにある、からだとおもっていました…ごめんなさいまし🙇

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芽生え♪

2017-04-19 | 日記

週末の雨の後 初夏のような陽気で

山の梅が咲きました

 

花芽も次々とふくらんできましたよ♪

ヤマザクラ

 

シャクナゲ

 

カイドウ

 

 

カラマツの若芽

毎年 チョビちゃん↗(と呼んでいる)の可愛さに笑っちゃう

 

それから 輝くにゃんこ🐱   上を見るとあちこちで黄金色が光っている

 

タネツケバナも一気にのびて土手がメルヘンのふんいきに(笑)

 

 

 

そして何と

あの2回も雪にうたれ伏せていたスイセンちゃん(宇都宮育ち)が

カムバック~ 花をつけた10株、どれもみごとに返り咲きです  えらい👏!ありがとう!

 

 

山育ちのスイセンさんもつられたように

初々しく開花です

 

すいせんちゃんと一緒に引っ越ししたニラバナ

花が開きそう~ 元気でよかった~

 

 

そして園芸種のシラーシビリカ

今年も可憐な姿をみせてくれました     背丈5cmくらいの華奢なコたちなのになんて強いんだ!

さすがシビリカ(=シベリア原産の意)

いつのまにか1m位先まで 仲間を増やしていました

 

これから日に日に色が増してゆく山の景色が楽しみです

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春待つ冬芽②

2017-04-11 | 日記

雨降って肌寒い日が続いておりますが、なんとなく地面から温もりが伝わるこの頃~

(宇都宮から引越して)雪にうなだれていたスイセンの花 ぶじに生き返ったようです~

在来のスイセンはまだつぼみなので、訪れた人が「もう咲いてるん?」といってビックリしています(笑)

 

と、昨日の晩ここまで書きかけてー

今朝になってみたらば…

ええ!また雪になってる!?

ス、スイセンは?

がーん  完全に埋もれてしまいました

いったい今年の春はどうなってるの~

また暖かくなって復活してくれることを願います

 

 

 さて、今日も懲りずに冬芽の観察記事、いってみます~

春先の林の冬芽Ⅱ 4月上旬のmy林道(標高800-850m地点) 

先週の林道は 雪は残っていたけれども、春の日差しだったのです

冬枯れの景色に見えて、ちゃんと衣替えも進んでいました

 もふもふ🐱    

①ヤマネコヤナギ(バッコヤナギ)

葉が出る前に開花し、4-5月に綿毛のついた種子を飛ばす

殻(芽鱗)を脱いだばかりの雄花序 ほやほや    花芽の上に小さく見える芽が葉芽

 

 

②ハクウンボク

長卵形で裸芽  主芽の下に必ず予備芽を伴う   冬芽にはやわらかい毛が密生する

赤紫色の枝(表皮)がところどころ剥け、それが日に透けて綺麗です

樹皮は暗灰褐色で浅く縦に裂ける  

 

③サンショウ

棘は対生 棘の大きさには個体差があり棘のない個体もある

仮頂芽(右下)は大きい 棘の間に棘の基部がこぶ状に膨れて残る 皮目は白くて目立つ

 

 

④クズ

 冬芽(葉痕の上)は2個が横に並んで動物の耳に見えます~ 

一見ゴボウに毛が生えているような~(笑)  輝く粗毛

 

お豆さん(果実)も毛がキラキラと光ってきれいです

 

 

 

⑤ミヤマウグイスカグラ

頂芽を撮り忘れました これは側芽   節に刀のつばのような托葉がつく

わかりづらいですが枝に腺毛があります

こちらでは花は5月上旬くらいに咲きます

 

 

 

⑥フサザクラ

ベージュの木肌につやつやの暗赤色の実が目をひきます

短枝をアップでみると緻密さがわかりますが

マッチ棒より細い枝~

皮目はふつう点状 時にやや横長   なんとなく桜っぽいでしょうか

 

 

  ⑦ミズキ

赤くてツヤのある幹と芽鱗は目をひきます    幹から出る枝は放射状に広がり

横枝は鹿の角状に分岐する   葉痕は小さく半円形またはV字型

発達した短枝には芽鱗痕が(節のように)見える

 

 

⑧キブシ

目立つといえばこの方もわかりやすいですね  これは花芽

 枝に稜がありややねじれる  若枝の樹皮は明褐色で皮目が目立つ  ↑葉芽は広卵形で枝と同色

枝、変化中?

だいぶ黄色くなっていましたが、今年の開花は遅いようです

 

 

⑨オニグルミ

ボケ御免🙇  よく冬芽図鑑の表紙になる樹なのに…  羊顔、見つけると笑顔になります~

顔の上、角に見えるのが主芽

 

頂芽だけでなく側芽の下にも同じような顔(T字型の葉痕)

 

 

顔と云えば、この方も著名な…

⑩ニワトコ

葉芽は楕円状卵形または紡錘形 紫褐色または緑褐色の6-8枚の芽鱗に包まれている

花芽はほぼ球形

皮目は大きく円形~楕円形 枝は無毛    

 

 

⑪コブニレ

という名まえをこの度初めて知りました   

ハルニレの中で枝にコルク上の翼があるものをコブニレと呼ぶそうです

冬芽は卵形で互生する 1年枝はやわらかい毛が生える

 

 

⑫ニシキギ

翼といえばニシキギ、なので、上の木(コブニレ)をニシキギの古木かしらと想像してました

ニシキギは枝が対生なので… 全然違う樹なのでした…

 

 

 

⑬ハシバミ(or ツノハシバミ→実が出ないと違いが…)

冬芽は赤身を帯びた卵形 つやがあって美しい 芽鱗が少ない

雌花は芽鱗に包まれ 雄花序は裸芽で枝の途中につく

雌花、もうじき開きそうです

 

 

首都圏では桜が散りそうだというなか

季節はずれの記事にお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m

冬芽の資料は少な目で、また専門の勉強もしていないため

もし間違い等、お気づきの際はご指摘いただけると幸いです

今年は身近にある樹の神秘(笑)に、1年を通してせまってみたいとおもいます

 

 

(おまけ)

今回も大河ドラマのピアノ譜をget

NHK出版 版、作曲者(菅野よう子)のアレンジが好いです

ラン・ランの華やかな音をイメージして~

ピアノ協奏曲を弾いている気分になれるかも

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春待つ冬芽①

2017-04-09 | 日記

この土日はあいにくの雨模様で でも地面が潤っていいかんじ

山のフキノトウもようやく開花です

 

 

季節は春になってしまいましたがー 

今日は芽吹く前に~冬芽の観察をしてみたいとおもいます

(地味なので…ご興味のない方はスルーしてくださいませ

 

春先の林の冬芽Ⅰ 標高750m位(撮影日4.7)

 

①ブナ

枯れ葉が落ちずに残っていることが多い

冬芽は1-3cm、細長い水滴形で無毛 芽鱗は18-24枚  白い皮目が目立つ

 

 

②サワシバ

枝は互生で 色は淡く、ベージュ色~灰褐色   皮目は白い

短枝が出る

こちらもまだ葉が残っている木が多い

クマシデと似ていますが 残っていた花穂の大きさと長さからサワシバとしました

 

 

③ツリバナ

頂芽は槍の穂先のようにとがる  緑~褐色

葉痕は半円型 維管束痕(水分の通る穴)は1個

樹皮は灰色か赤茶けた灰色で、白っぽい斑が入ることがある

いちばんのヒントは実でした(笑)

 

 

④ナツツバキ

冬芽は外側を2~4枚の芽鱗が包んでいる やがて落ちて裸芽状になる

   

美しい樹皮が特徴

 

⑤ヤマボウシ

葉芽は円錐形 2枚の芽鱗に包まれる(短毛に覆われ裸芽に見える)  

古い葉痕と芽鱗痕が連なる

短枝の下から、鹿の角状に長枝が伸びる

幹はまだら模様になる

 

⑥ホオノキ

頂芽(グレーの部分)は超大型で日本の樹木で最大級  側芽は丸く小さい

何年モノの樹か不明ですが、この1本だけにょっきり生えていました(高さ1mほど)

 

⑦ヤマツツジ

頂芽は越冬葉に包まれ、姿が見えない    葉や枝に扁平な毛が密生する

 

⑧ヤマアジサイ

頂芽は裸芽で葉がむき出し   葉痕は幼い顔に見える、といわれますが

側芽はカワイイ  小さく薄い芽鱗をかぶる

 

頂芽は帽子をかぶったおじいちゃんにも見えますね(笑)

 

⑨モミジイチゴ

冬芽は赤く長い水滴形 茎は無毛でまっすぐな棘が生える

  

枝は日の当たる部分は赤っぽく、日蔭は緑色になる

 

 

 

⑩ヤマブキ

冬芽は緑色か淡い褐色

枝は細く鮮やかな緑色 棘はない 枝先はだんだん細くなる   枝は3-4年で色が抜け、枯れる

こちらも芽吹いてきました 

 

 

 

⑪コゴメウツギ

冬芽は赤く卵型の鱗芽で、下側に1-2個の副芽(予備の芽)を持つ

枝はごく細く淡い褐色 無毛

楊枝ぐらいの細さ

 

 

⑫アブラチャン

葉芽は長い水滴形で赤く(春になって緑に変身中~)花芽は葉芽の横につき球形で柄がある

山ではいちばん先に芽吹きに気づく木です

樹皮は灰褐色で裂けない 細かい皮目がある

 

 

先日の講習会で、植物を知るには1年を通じて観察することが大事、とアドバイスをいただき

たしかに、花や葉が出てしまうとそこだけに目がいってしまうので

写真を撮ってみて気が付いたことがたくさんありました

そして見分けがつかないもののなんと多いこと

 

住んでいるところの樹ぐらいは

樹皮や枝つきからでも、樹の名前がわかるようになりたい、というのが自分の目標ですが

まだまだ道は遠いようです~

 

 

(おまけ)

アブラチャン 花芽が開くとチアリーダーみたい

 

こちらは大きな団扇を持って踊るダンサー(後ろ姿)

でも何の樹かわからないのです~葉がこんなに残っているのに…

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アズマイチゲが咲きました♪

2017-04-07 | 日記

里山にも、春の妖精が訪れました

 

 

先週まで葉っぱも出ていなかったのです

昨日今日の暖かさで 長い眠りから覚めたもよう

 

 

 

うーん、まだ眠いよう 

 

そんなこと、いってないで ほらほら、はやく開かなきゃ!

 

だって、春を告げるお役目があるんだもの

 

 

もう深呼吸して いっぱい空気を吸っても良いのです~

 

 

 

 いないいない、ばあ!

 

 

あはははは!

 

 

 

 

 

透き通る花びら

 

揺れる乙女心

 

まだまだウブなワタシです

 

 

こちらはもっと うぶな方(笑)

 

 

春ですよ~♬

 

前向きに 上向きにまいりましょう  何事も  

 

元気でました ありがとう~

 

 

(おまけ)

若い娘さんにはやっぱり?

(むし注意!苦手な方は見ないでね)

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4月の雪

2017-04-01 | 日記

里山の4月は、雪と共に始まりぬ~

 

 

数日おきに 春が行ったり来たり  忙しいことです 

花粉症もいつまでもだらだらと続いていますが、皆様はいかがですか?

 

 

 

陽ざしは明るくて 

積もった雪も降りながらぼたぼたと落ちている

 

 

 

それにしても今日は寒かったなあ!

 

 

おととい(宇都宮から持ってきて)植え替えたばかりのスイセンが、おじぎしてしまった…

寒いところに連れてきてごめんね~

 

 

週明けから暖かくなるそうで

春よ~

そろそろ ほんしこ来てもいかんべよ~(栃木弁風)

 ※ほんしこ(本格的に)、いかんべ(良いでしょう)という意

 

 

 

 

(おまけ)

前回の帰省は、開通したばかりの上武道路(国道17号)を使って、北関(高速道)に伊勢崎ICから乗ってみました

(渋滞もそれほどなく経費節減に嬉しいルートです)

 

とちゅう上泉城址 🏯(現 上泉自治会館)に寄って

〖剣聖〗上泉伊勢守にお会いしてきました

肩に力が入りそうなときは、「無形の位」の構えを心に描くことにしよう!

 

 

上泉郷蔵に咲いていたシロバナタンポポ

シロバナタンポポ、関西ではふつうに見られるそうですが 初めてみました♪

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