そんなわけで、今日は オトナの食育コーナー
『「元祖食べ順」野菜から食べるおいしいレシピ集』 今井佐恵子著
最近、TVや新聞などでなどで やたらと
「野菜を先に食べましょう」とか 「ごはん(白米)は太るので控えた方がよい」とかの記事を見かけますね。
わたしは基本 ごはんは おいしく食べる のがいちばん大事 と思っており
順番とか栄養とか考えながら食べるのは楽しくないであろうナ、と考えちゃうクチでありますが
もうそろそろ 身体を気づかう お年頃~
目についたものは とりあえず 読んでみたりしています。
この本を読んで目からウロコ・・・
なぜ、この順 【野菜→タンパク質→炭水化物】で食べるとよいのか、わかりやすく書かれていて納得しました
簡単にいうと この順番だと 血糖値の上昇が抑えられて消化吸収が穏やかになり代謝がよい(太りにくい)ということです。
(他にも糖尿病予防、ボケ防止、がん予防などに効果あり とのこと)
そして、何より大切なのは
よく噛んで時間をかけてゆっくり食べること。 野菜を10分かけて食べるのが理想。
そして栄養バランスよく食べること 。 ごはんもしっかり食べること。
野菜や果物の中でも、血糖値が上がりやすいものと上がりにくいものがある(目安はG1値)ので 注意すること。
レシピがどれも美味しそうでかんたんにつくれるものばかりです
カロリーを気にしないで良いというのも気に入りました。
さっそく少しずつ取り入れています。
レシピにあったピクルス 超うま~
2冊目はこちら
『家庭でできる!勝つためのスポーツ「食」』 河村美樹 著
著者は経験豊富なスポーツ栄養士の方です
なぜこの栄養が必要なのか、摂取のタイミングなど アスリート目線で知りたいことが書かれています。
わたしは アスリートではありませんが、夏バテ防止のために
そして回復する(疲れを残さない)ために何を食べればよいか、は気になります。
効果的に運動を継続するための(栄養面での)ヒントがいっぱいありました。
たとえば、レース(トレーニング)の
前には⇒ 糖質をたくさんとり、エネルギーに変える。 食物繊維はエネルギーにならず、消化が悪いので控える。
途中では⇒ 水分補給と栄養補給(競技によって内容とタイミングは色々)
後では⇒ 主食(炭水化物)を先に食べる。
運動で失ったエネルギーは速やかに補う必要があるので消化吸収の良いブドウ糖は必須 等々
競技別(「球技」「陸上短距離」「持続系」「フィットネス」「ゴルフ」など)に分かれていて具体的なアドバイスがあり
内臓疲労や代謝についても書かれていたり
白米に変わる栄養のとりかた、食物の栄養の比較がされていたり、楽しみながらコンディショニングができそうです。
こうやって読んでみると、ご紹介した2冊の本は 食事順からいうと 真逆のことが書かれています。
単に「コレがよい」という 断片的な知識だけでは 誤った理解になってしまいそうです。
年齢も、健康状態も、目的も人それぞれ、 けっきょくは自分で、
こころから健康になりたいと願い 継続してとりくむのでなければ効果はないと思います。
そして、常に体の声をきいて 自分の体と向き合うことが大事だなあ とあらためて思いました。
健康について考える本 もう1冊
『医者が教える 弱ったカラダが蘇る41の方法』 川島朗 著
〈目次〉
1.体を冷やさない方法
2.自立神経を整える方法
3.活性酸素から体を守る方法
4.代替療法を取り入れる方法
5.自分の体は自分で管理する
川島先生の基本スタンスは、「自分の体は自分でしか直せない」 「身体は自分で治ろうとする力を持っている」
いうもので 極めてシンプル かつ 自然体
体の「治る力」を引き出すためのヒントをあれこれ提示して下さっています。
迷ったときに救いの手になる1冊かもしれません