漕手のやんごとなき日常

~立教大学体育会ボート部の日常を漕手目線で~

悔しい、でも嬉しい 新2年 滝島

2017-04-20 23:46:11 | 日記
先日の健康診断で、昨年よりも大幅に体重が落ちていることを心配され、保険面談に回された新2年の滝島俊一です。
私は少し前ですが日立明に関して浮かんだ2つの感情について書きたいと思います。

遡りますが、2月5日、日立明の選考2000t.tがありました。私にとって日立明に2年生から出るのは目標でした。とくに絶対エイトで出たいという気持ちがあり、誰にも負けない熱意を持っていたと自負しています。しかし、年始に痛めたあばらが原因で選考の2000mを漕ぎきれずにリタイヤしてしまいました。とにかく自分に腹が立ちました。タイムで出られないのではなく、怪我で出られないなんて悔しくて悔しくて、なかなか気持ちに区切りがつけられませんでした。しばらくボートに向かうのさえ嫌になりました。しかし、たくさんの先輩方に相談して、自分の悔しい気持ちを聞いてもらい、なんとか気持ちを抑えることができました。この悔しくてどうしようもない気持ちは夏に爆発させようと。こう決め、ここからは今まで以上にボートに真剣になりました。コース沿いや動画でたくさんボートを見て、うまい漕ぎのイメージを作ったりもしていました。この悔しさがいつか実を結ばせてくれると信じられたからこそ、前を向く決意が出来ました。
また、同期で2年生の4人(吉田、加藤、魚躬、中村)がエイトのミドルフォアとして、お花見レガッタ、日立明と立派に漕いでるところを見れたという嬉しかった経験もしました。漕いでる経験も浅いなか、エイトという大きな艇を真ん中から力強く漕ぐ4人を間近で見れたことが本当に嬉しかったです。自転車の伴走も進んでやり、レース中一番近くで彼らを見てきました。こんなことを言える立場ではありませんが、4人とも上手くなったなあと思いました。そして自分も負けてられないなと。

体重は減りましたが、軽量級とは縁のない人間ですので、休んでしまった冬練の遅れを取り戻すべく、この期間漕ぎこみをして体力技術ともに身につけ、今年のシーズン、立教ボート部の力となれるよう最後まで頑張っていきます。
長文失礼いたしました。

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