漕手のやんごとなき日常

~立教大学体育会ボート部の日常を漕手目線で~

読書の秋! 1年 村山

2023-11-29 21:43:00 | 感動大作
こんにちは。
松潤に似ている、村山凜汰郎です。



↑99.9ときの松潤を真似している左から村山、奥田


いや、似てないわ!名字のイニシャルしかあってないわ!そういうことか。


どちらかというと岡田准一だと自分では思っておりますが、

そんなことより、今年もこの季節がやってきましたよ。

読書の秋!(もう終わりそうだが)

誠実で頭の良さそうな見た目に違わず、僕は大の読書家です(大のは言い過ぎかも)。

そしてそんな読書家の僕が一推しする本を2冊、紹介しようと思います。

まず一冊目はこちら



道尾秀介の「カラスの親指」です。

人生に敗れ、詐欺を生業として生きる中年二人組。ある日、彼らの生活に一人の少女が舞い込む。やがて同居人が増え、5人と1匹に。「他人同士」の奇妙な生活が始まったが、残酷な過去は彼らを離さない。各々の人生を懸け、彼らが企てた大計画とは?息もつかせぬ驚愕の逆転劇、そして感動の結末。道尾秀介の真骨頂がここに!(本の裏の説明より抜粋)

この作品は良い意味でめちゃくちゃ騙されます。僕も読んでいる途中に「そういうことか」と何度言ったことか。読んでいるときのワクワクが止まりません。小説だからこそ出せるミスリード。あなたも一回騙されてください。ハマりますよ。

ちなみに「カエルの小指」という続編も出ています。


二冊目はこちら


行成薫の「名も無き世界のエンドロール」です。

ドッキリを仕掛けるのが生き甲斐のマコトと、それに引っかかってばかりの俺は、小学校時代からの腐れ縁だ。30歳になり、社長になった「ドッキリスト」のマコトは「ビビリスト」の俺を巻き込んで、史上最大の「プロポーズ大作戦」を決行すると言い出した-。一日あれば、世界は変わる。男たちの命がけの情熱は、彼女に届くのか?(本の裏の説明より抜粋)

この作品は過去と現在を行き来する構成になっていて、最初は断片的でモヤがかかっているような感じがします。そんな中で読み進めていくと何回も出てくる印象的なセリフがいくつかあることに気づくと思います。その中で一番僕が好きなセリフを紹介すると「押ボタン式信号の押ボタンを押さなかったら、押ボタンの立場がないじゃない」。一見すると日常の一つの冗談のように思われる。しかし、最後まで読めばこのセリフのもう一つの意味に気づくはずです。そういうことだったのか。
プロポーズ大作戦の舞台はクリスマス。今絶対に読んでほしい一冊です。

この作品にも続編があり、それが「彩無き世界のノスタルジア」です。

毎日のように本を読む人はもちろん、「本なんて読まない」と、遊び呆けている人にもおすすめしたいです。

どちらの本も持っているので、読みたい人は言ってください。長くなりましたが終わりにします。

次回はどちらかというとめざましテレビ派な気がする(テキトー)、ゆりこです!




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