あっちの仕事

昨日も書いたが今日は撮影が入っていた。
まず起きてコーヒーを飲んだ。
そしてシャワーを浴びた。
で、ここで初めて鏡を見た。
もちろん、目の充血のことを忘れてたわけではない。
怖くて見られなかったのだ（笑）。

鏡を見ると夜中に何度も目薬をさした甲斐があり、
だいぶマシにはなっていたがまだ完全にはひいていなかった。
微妙にヤバいラインだ。
撮影に行く道すがら作戦を考えた。

１．メイクさんに充血を取り除く目薬を借りよう
　　（ただしこれは疲れ目の場合にはよく効くが、今回のケースでも効くのかは不明）
２．少しでもごまかせるように小道具さんにメガネを借りよう。
３．↑に関しては監督に相談するべきか？いやいや役作りということで切り抜けよう。

この３点は現場でうまくクリアーした。
が、思わぬことに、というかちょっと考えればわかるハズのことだが、
僕は超近眼なので自分のメガネかコンタクトがなければセットの中を
歩くこともままならない。
自分のメガネは度が入ってるから撮影には使えないし、コンタクトなんて痛くて入れられない。。。。

おお！そうだ！右目だけコンタクトをしよう！
ってことでなんとか凌いだのであった（笑）。
ふぅぅぅ～、短い出番にも関わらず久しぶりに肝を冷やした。


実は来週頭に別の撮影も入っていた。
ところがマネージャーから連絡が入ってなくなったとのこと。
聞くと、用意されているギャラが見合わなかったからこちらから断ったのだそうだ。
なんと強気な！

でも、僕はそういうのはキライではない（笑）。
もちろん、お高くとまっているわけではなく、
事務所が真剣に考えてくれいる証拠だと思うからだ。
店の営業時間には仕事を入れないように！
なんてフザけたことを言う売れてもいない男のことを考えてくれるとは
なんとありがたいことか。

しかし、次にそこの仕事をするときには当然僕にプレッシャーがかかる。
『なんだ、この程度のヤツがギャラに文句を言ってたのか！』
と思われるのは僕だからだ（苦笑）。
まぁ、いまさら実力以上のことはできないから一生懸命やるだけだけど。

あれ？今日はあっちの話ばかりになってしまった。