台所の花を見ながらばあちゃんが言った。
『なんか茎がクネクネしちゃったねえ』
しばらくしてばあちゃんがまた言った。
『よく見たらこれはこれでいいねえ』
内心僕もそう思っていた(笑)。
小学生のときのエピソードを思い出した。
校長先生が陶芸が好きな人で学校の中庭に焼き釜があった。
みんなで思い思いのものを焼くことになった。
僕は抹茶茶碗の大きいようなのを作っていたが
作っている最中にクニャッとなってしまった。
直すのが面倒くさくなってそのまま焼いた。
そしたらそれが芸術的だってことになって学校代表で出品されてしまった(笑)。
校長先生にも
『君かあれを焼いたのは!』
と言われたのを覚えている。
もう一度書くが、クニャッとなって直すのが面倒だっただけだ。
『評価ってこんなものか』
と、小学生ながらに思ったものだ(爆)。
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