とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

6月の看護部・検査部便り

2011年06月08日 | 看護部・検査部便り
6月の看護部・検査部便り


皆様、こんにちは。

去年より早く梅雨入りし、気温の変動が激しい時期となりました。
体調に気をつけて、これから来る夏の暑さに備えましょう

今回お話させて頂くのは、移植時の痛みについてです。
最近、よく、「痛いんですか?」「麻酔は使いますか?」「時間はどれくらいかかりますか?」…と、
ご質問の声を頂いておりましたので、今回のお題にしたいと思います。

結論から言うと痛みはほとんどありません。
麻酔も使用しません。
時間は、お部屋に入ってから出てくるまでで、約15分くらいです。

皆様、人工受精を受けられたことはございますか?
感覚的には、同じものです。

より近いのは、当院で行っている「ゾンデ診」と同じです。

ゾンデ診とは、尿をためた状態でカテーテルを用いて、
移植のしやすさ(子宮の長さ・子宮の曲がりやカテーテル挿入時の方向)を調べることです。
[詳しくは、3月のお便りを参考にしてください。]
行っている場所は違いますが、受ける感じとしては、胚移植に一番近いです。

ゾンデ診でカテーテルの挿入が困難な場合には、
胚移植時に少しでもカテーテルが入りやすくなるように、
移植がスムーズになるよう、子宮頚管の拡張を行ないます。
この時は、お腹が張ったり、生理痛の様な痛みがあります。

しかし、移植をスムーズにするということは、卵にストレスをかけないということです。
より良い移植のためにも、必要な検査・必要な準備なのです。

最初にお話した通り、基本的に痛みはほとんどありません。
そして、麻酔も使用しません。

時間も、
「え?もう、終わりなの??」
と言われることが多いくらいです。

必要な検査・準備をしっかり行って、より良い胚移植にしましょう!

また、詳しく聞きたい、気になることある・・・という方は、
いつでもスタッフにお気軽にお声かけください。


とくおかLC看護部・検査部スタッフより

とくおかレディースクリニック




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