本日の『妊娠準備学級』

本日も、
診療終了後に『妊娠準備学級』が開催されました。

大震災、原発事故・・・と続き、
その後の節電対策にも全面的に協力しております現況下、、、
普段でも、ちょっと蒸し暑いのを我慢しながらの診療でもありました。

当クリニックが入っているビルは、全館空調ですので、
勝手に温度を上げ下げする事が出来ません・・・。
地下の管理人さんに状況をお伝えして、
それから温度調節に入ります。

本日の『妊娠準備学級』のお時間・・・、
その温度調節がままなっておりませんでした。
かなり蒸し蒸しとした気持ち悪い暑さの中での『妊娠準備学級』・・・
本当に申し訳ない思いで、
ご参加の皆様全員に扇子をお渡しし、扇子で仰いで頂きながらの勉強会となりました。


不妊外来初診年齢は、年々上昇しております。

タイミングのみの自然妊娠が一番楽！
何とか人工授精で妊娠（人工授精も自然妊娠の範疇）出来るならそれ！
と願いますが、
年齢が上がれば上がるほど、妊孕能というものはガンガン下がります。
生理があれば妊娠出来るという事はありません。

最近、つくづく思うのです、
高校の保健体育の授業に、
「妊孕能」についての学習も入れるべきだと。
罪なき方々が時間とお金を掛けて、大変な日々を送られておられるのを感じると、
尚更そのように思うわけです。

ですので、ひと月でも早く『妊娠準備学級』にご参加されて、
正しい妊孕能情報をインプットされて下さい。
３０代半ばを過ぎたら、なぜ急がなくてはいけないのか？をご理解頂く事によって、
やらされる治療ではなく、自分がやっていく治療に変わり、
それが、一周期でも早くに結果を手にされていけるコツになるのです。

ついでに、日経ヘルス７月号をお読みになられて下さい。
おおいに参考になります。

ーｂｙ事務長ー

とくおかレディースクリニック