どちらにしようかな？

皆さん子供のころに二つのものからどちらか一つを選ぶときに
「どちらにしようかな？」とやったことがあると思います。

昨日テレビを見ていたのですが、この「どちらにしようかな？」にも
地域によって異なる言い回しがあることを知りました。

「どちらにしようかな　（天の）神様の言うとおり」
ここまでは全国共通なのですが、
ここから先は地方によって様々な言い回しがあるのです。

ちなみに私（愛媛県南予地方）は
「どちらにしようかな　神様の言うとおり
　おばばの鏡に映しておくれ　ゲゲゲのゲゲゲのゲゲゲのゲ」
と言っていました。

私にとっては「おばばの鏡」が当たり前だったので、
他の言い方があるというのを知ったことがとても新鮮に感じました。

本日のタイトル画像はティツィアーノ「鏡を見る女」ですが、
「おばばの鏡」にぴったりの作品がありました。
こちらです。
16世紀イタリアの画家ベルナルド・ストロツィの作品です。

その番組では各地の郷土料理も紹介していましたが
私は愛媛県民歴ン十年ですが「みかんご飯」は食べたことがありません
「みかんご飯」というものが給食に出されていることも初めて知りました。

各地の地方色あふれるおでんだねも紹介されていました。
愛媛県では「じゃこ天ぷら」をおでんに入れるのですが、
「揚げかまぼこ」と紹介されていたのが引っかかります。
「じゃこ天ぷら」は、じゃこ、すなわち小魚のすり身を油で揚げたもので、
白身魚で作るかまぼことは異なるものです。

私は特に郷土愛が強いほうではないと思うのですが、
（友人からは「千露ほど郷土愛の強い人はいない」と言われますが）
自分の地元に関する情報がテレビなどで発信されていると、
つい気になってしまい、ツッコミを入れてしまいます。