Chiro's Memo

My Sweet RoseとRosariumの更新記録です。

素材選び

2005-09-30 22:47:47 | Weblog
今日も昨日に続いて休日だったので、
“Rosarium”の更新作業をしていました。

“Rosarium”で扱うコンテンツが増えるにつれて、
お借りしている素材が増えたので、素材サイト様のリンク集を作ったのです。
これまでリンク集はホームページ作成ソフトにたよっていて
自分で一から作ることはなかったので
ひとつひとつリンクをつないでいく作業は手間がかかりましたが、
結構楽しいものでした。

私の場合ページのイメージにあわせて素材を選ぶので、
花(薔薇)の壁紙を使うこともあれば、
羽根や蝶といった幻想的な壁紙を使うこともあり、
もちろん猫やビーズのコンテンツには猫やビーズをモティーフとした素材を用い、
エスニックテイストのページにはそれに似合う素材をお借りします。

そのうえ最近はBGMをつけることが多くなったので、
MIDI素材サイト様のリンクも
きちんと整理しなければならないと思うようになりました。

本館である“My Sweet Rose”は薔薇の素材中心なので、
大体決まった素材サイト様から素材をお借りしています。

多くの素材サイト様のおかげで、私のHPは成り立っております。
失礼とは思いますが、この場を借りてお礼申し上げます。

世界の中心で、愛をさけぶ

2005-09-29 23:18:50 | テレビ
まだなかなか美術の話題に戻れそうにありません。

今日は仕事が休みだったので、昼間はHPの更新作業をし、
夜は8時から「世界の中心で、愛をさけぶ」を見ました。
話題の映画で市内の映画館でも上映されたのですが、
今まで全く見ていませんでした。

原作には登場しない主人公の婚約者や、
写真館の主などが重要な役どころを担うなど
かなり原作とは異なる内容ですが、
一番のテーマである「喪失感」はよく伝わっていたと思います。

でも私が原作で一番好きなエピソードである
城山のアジサイを見に行く約束は
舞台設定が原作と異なることもあり、出てきませんでした。
原作の舞台となった町は「発展しすぎた」との理由から
ロケ地には選ばれなかったようなのです。

最後に「世界の中心」がどこにあるのかわかったような気がすると
主人公、朔太郎は言っていましたが、
いったいどこだったのでしょうか?
私は「世界の中心」は人それぞれの心のうちにあるのではないかと思います。

あとこの映画を見て思ったのが、
朔太郎は走り回ってばかりで体力がいるな~ということでした。
どうも落ちがしまらなくてすみません。

ピアノ

2005-09-28 22:23:14 | 音楽
私は小中学生のころピアノを習っていました。
いわゆるバイエルやツェルニーは苦手で、
練習本はなかなか進みませんでしたが
ピアノを弾くこと自体は好きでした。

ピアノの発表会では、ヘンデル「サラバンド」やランゲ「花の歌」などを弾きました。

大学生の時、私は史学科だったのですが、
幼児教育科もある大学だったので
大学にピアノのレッスン室がありました。
そこは幼児教育科以外の学生も自由に使えたので、
私はそこでピアノを弾いていました。
当時得意だった曲は、サティ「ジムノペディ第一番」「グノシェンヌ第一番」などで
他には「エーゲ海の真珠」「シルクロードのテーマ」「ラストエンペラーのテーマ」などよく弾いていました。
そして、自分の実力を考えれば無謀なのですが、
ぜひ弾いてみたいと思って用意していた楽譜が
ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」ワーグナー「前奏曲集」です。

今はうちにピアノがないので、(以前は親戚から借りていました)
ピアノを弾かなくなって十年になります。
久しぶりに楽譜を見てみたのですが、
「花の歌」など「よく15年前の自分はこんな曲が弾けたな」と思ってしまいます。
我が家は築80年近い家なので、
普通のピアノは重く音も響くので置けません。
今風のサイレントピアノが欲しいと思っていますが、
家人の許可が下りません。(何せ場所をとるものなので)

ここ最近“Windflowers”は「猫と美術の日々」ではなく、
「音楽の日々」となってしまっています。
いずれ美術ネタも記事にしようと思っています。

愛らしい人よ

2005-09-27 22:54:43 | 音楽
私の持っているCDに
「バイロイト・ヴァーンフリート・コンサート~ワーグナー&リスト秘曲集」というものがあります。
あまり一般には知られていないワーグナーのピアノ曲や歌曲、
リストのワーグナーにちなんだピアノ曲が収録されています。

その中のワーグナー作曲による歌曲「愛らしい人よ」は
16世紀フランスの詩人ピエール・ド・ロンサールの詩「カッサンドルへのオード」に曲をつけたものです。

この「カッサンドルへのオード」はフランスでは薔薇を謳った詩といえば、
まず思い浮かぶほど有名なものだそうです。

歌曲「愛らしい人よ」は1839年の秋に作曲されたもので、
この年の9月にパリへやってきたワーグナーは、みずからを売り込むために
当時パリでもてはやされていた歌曲を作りました。
この時ロンサールの詩の他にヴィクトル・ユゴーの詩にも曲をつけています。

この曲は初期の作品ということもあってか、いわゆる「ワーグナー的」な要素は希薄です。
しかし、ロンサールの典雅な詩とよくあった華やぎのある曲です。
花の都パリを彩るのにふさわしいといえるでしょう。

私は10年ほど前にこの曲の収録されたCDを購入したのですが、
ロンサールの詩に曲をつけた歌があることには、
ついこないだまで気づきませんでした。
「イゾルデの愛の死」のピアノ版を久々に聴いてみようと思いたってCDを手に取り、
そこで初めて気づきました。
私の好きな音楽と詩が意外なところでつながっていたことを発見できて
芸術を楽しむことにまた広がりができたなと思いました。

Image baton

2005-09-26 22:40:39 | Weblog
「青色通信」アイレ様より“Image baton”というものを受け取りました。

Image batonというのは受け取ったキーワードから何かを連想して、
その連想したキーワードからまたどなたか3人の人に連想してもらうというバトンのようです。

アイレ様のキーワードは「美」です。

そして私が「美」から連想したのは「理想」です。
芸術家というのはみずからの「理想」の「美」を追求するために
様々な作品を生み出しているからです。
それが絵画であったり、音楽であったり、舞台芸術であったり、文学であったりしますが、
いずれの形をとっても、それぞれが理想を実現するための手段だと思うからです。

私にとっては理想の美を追求する手段はHP作成でしょうか?
たいしたものは作れないのですが、
「こんなHPを見てみたい」と自分で思うようなサイト作りにつとめています。
(単なる自己満足に過ぎませんが)

バトンをまわす3人ですが、
申し訳ありませんが、ここで止めさせていただきます。
考えたのですが、なかなか思いつかなかったので。
ここまで読んでくださってありがとうございました。

トリスタンとイゾルデ

2005-09-23 22:10:35 | 音楽
今日は“My Sweet Rose”に“Tristan and Isolde”クリック時音量にご注意願います。を作成しました。

ラファエル前派の絵画を調べる上では、アーサー王伝説などの中世の物語の知識は欠かすことができず、
また、世紀末象徴主義とワーグナーの音楽は密接な関係にあるので、
必然的にワーグナーの音楽に興味を持つようになりました。

今日はHP作成を「トリスタンとイゾルデ」の「前奏曲」と「イゾルデの愛の死」のCDを流しながらしたのですが、
思わず聞き入ってしまい、手がおろそかになってしまいました。
「トリスタンとイゾルデ」はワーグナー作品のなかでも最も官能的な楽曲といわれますが、
本当にため息が出そうにうっとりとする音楽です。
最近私が聞くのはもっぱらJ-POPやターキッシュポップが多く、
久しぶりにクラシックを聞きました。

ワーグナーに興味を持ったもう一つのきっかけは
映画「ルートウィヒ 神々の黄昏」(ルキノ・ヴィスコンティ監督)です。
学生時代にビデオを借りて見たのですが、
全編にわたりワーグナーの音楽が用いられており、
特に「夕星の歌」のチェロ独奏やオルゴールのバージョンは実にロマンティックでした。

こうしてみると、やはり自分の日常とかけ離れた世界に私は憧れを持つようです。

とりとめのない話

2005-09-22 21:19:47 | Weblog
昨日は「薔薇」の意味するものについて簡単に記事にしてみましたが、
私の日常は「永遠の愛」というものとは全く縁遠いものです。

何しろ私のPCは「こい」と入力すると、まず「来い」と出ます。
続いて「故意」「鯉」「濃い」となり、ようやく「恋」が出てきます。
PCの変換機能は持ち主の様子を反映するのでしょうか?
ただししょっちゅう入力しているせいか、
「世紀末象徴主義」「ラファエル前派」「ギュスターヴ・モロー」「ロセッティ」
「ウォーターハウス」といった用語や人名は一発変換します。

以前「絵画と少女マンガ」という題材を取り上げましたが、
昨日のタイトル画像に使った作品など、
まるで往年の少女マンガのワンシーンのようです。
最初はそんなふうには思わなかったのですが、
よくよく見直してみると「これぞ少女マンガ的だ!」と感じるようになりました。

なんだかとりとめのない話になってしまいました。
今日もいわゆる「負け犬」生活をエンジョイしております。

薔薇にまつわる物語

2005-09-21 21:38:27 | 
“My Sweet Rose”に“Roman de la Rose”というページを作ったのを機に
「薔薇のイコノロジー」をじっくりと読み返してみました。

ラテン語には“アエテルナ・ウイウエレ・ロサ”(永久に薔薇を生きる)という表現があるそうですが、
意味するところは「永遠の幸福」だそうです。
中世フランスで著された「薔薇物語」では
「薔薇」は意中の愛する女性の象徴とされています。
そして「花園に生い育ち朽ちることのない永久の薔薇」の咲き誇る「薔薇園」は
永遠の愛の園を意味します。

「薔薇のイコノロジー」はなかなかに難解な本で、よくわからない部分も多いのですが、
薔薇が「幸福」や「愛」を象徴するものとして表されているということが
少しずつですがわかってきて、とても興味深いです。

私が薔薇に惹かれる理由は
実際の自分自身の日常とかけ離れた世界を象徴する花だからなのかもしれません。

また風邪をひきました

2005-09-20 15:55:11 | Weblog
タイトルどおり、また風邪を引いてしまいました。
季節の変わり目というのがよくないのかもしれません。

ブログの更新をしていなかったのは、風邪が重症だったからではなく、
土曜は夜ずっとテレビ(日本の歴史)を見ていて、
日曜は仕事が遅番で帰りが遅く、帰ってからは「新シルクロード」を見ていて、
月曜は“My Sweet Rose”の更新を夜遅くまでしていたのです。
夜遅くまで更新作業をしているから風邪が治らないのだと思います。
今日は休日なので、更新の続きをしました。
夜は「ものまね紅白歌合戦」を見る予定です。

髪を切りました

2005-09-16 23:32:24 | Weblog
今日は数ヶ月ぶりに美容院へ行き、髪を切りました。
ずいぶん伸びていて、最近は前髪と横の髪をピンで留めていたのですが、
これでずいぶんとすっきりしました。

家に帰ってからは“Rosarium”に新しいコンテンツを作っていました。
好きなクラシック音楽とその音楽にちなんだ詩を紹介するページです。
実は自分で詩(散文)を作ってみたいという野望があるのですが、
いまのところそれは無謀な挑戦のようなので
古今の詩人の方々の美しい言の葉をお借りしております。

今日の画像は美しい髪が印象的なロセッティ「レディ・リリス」です。
こんな風に髪を梳る姿には憧れます。