私の人生の友といえば「猫」と「絵画」です。
このふたつをいっしょに楽しめる本が赤瀬川原平「ニャーンズ・コレクション」と
深大寺かおる「キャット・ギャラリー ―猫の贈り物」です。
猫は様々な絵画作品にさりげなく登場しています。
「受胎告知」や「最後の晩餐」などの場面にさえ登場していることがあるのです。
一体画家はどのような意味付けで猫をそのような場面に描きこんだのでしょうか?
古代エジプトでは神とされ、古代ゲルマンでは女神の戦車を引く動物とされた猫ですが、
中世ヨーロッパでは悪魔の使いとされ、猫を飼っているだけで魔女とみなされることとなりました。
暗闇で光る眼、忍び足など、猫好きにとっては神秘的にさえ見える猫の特質ですが、
それが猫の気味悪がられる原因となったのかもしれません。
そして、猫殺しが横行したために、ネズミが大量に発生し、ペストの蔓延を引き起こす一因となりました。
しかし、近代に入ると猫は謎めいたものの象徴として象徴主義者たちに好まれるようになりました。
そして20世紀の画家は猫を主役に様々な作品を描いています。
私は自他共に認める猫好きなので、猫の登場する絵画作品は大好きです。
ここで紹介するのは日本の画家の作品ですが、
松山のセキ美術館所蔵 加山又造 「凝」を初めて見たときには「本当に素敵な作品だな」と
海外の有名絵画を見たとき同様に感動しました。
猫(ヒマラヤン)の眼の青と、蝶の青が同じ鮮やかな青でとても美しい作品です。
実物は見たことがないのですが、竹内栖鳳 「斑猫」も大好きな作品です。
緑色の眼がとてもきれいで、毛並みのやわらかさまで表現されています。
重要文化財に指定されているのも納得の作品です。
このふたつをいっしょに楽しめる本が赤瀬川原平「ニャーンズ・コレクション」と
深大寺かおる「キャット・ギャラリー ―猫の贈り物」です。
猫は様々な絵画作品にさりげなく登場しています。
「受胎告知」や「最後の晩餐」などの場面にさえ登場していることがあるのです。
一体画家はどのような意味付けで猫をそのような場面に描きこんだのでしょうか?
古代エジプトでは神とされ、古代ゲルマンでは女神の戦車を引く動物とされた猫ですが、
中世ヨーロッパでは悪魔の使いとされ、猫を飼っているだけで魔女とみなされることとなりました。
暗闇で光る眼、忍び足など、猫好きにとっては神秘的にさえ見える猫の特質ですが、
それが猫の気味悪がられる原因となったのかもしれません。
そして、猫殺しが横行したために、ネズミが大量に発生し、ペストの蔓延を引き起こす一因となりました。
しかし、近代に入ると猫は謎めいたものの象徴として象徴主義者たちに好まれるようになりました。
そして20世紀の画家は猫を主役に様々な作品を描いています。
私は自他共に認める猫好きなので、猫の登場する絵画作品は大好きです。
ここで紹介するのは日本の画家の作品ですが、
松山のセキ美術館所蔵 加山又造 「凝」を初めて見たときには「本当に素敵な作品だな」と
海外の有名絵画を見たとき同様に感動しました。
猫(ヒマラヤン)の眼の青と、蝶の青が同じ鮮やかな青でとても美しい作品です。
実物は見たことがないのですが、竹内栖鳳 「斑猫」も大好きな作品です。
緑色の眼がとてもきれいで、毛並みのやわらかさまで表現されています。
重要文化財に指定されているのも納得の作品です。