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海が見たい・・とか~短詩2編~

2020-04-22 07:30:51 | 国語的随想
マチュピチュ(ペルー)
向かいに見えるとんがっている山は「ワイナピチュ」という
現地の言葉で「若い峰」
ちなみにマチュピチュは「年老いた峰」という意味とか
登山許可もらって「ワイナピチュ」登りましたよ!
空気が薄いし、岩山だし、オマケに高所恐怖症
若者の2倍の時間がかかりました
でも、ホントに雲の高さに立った。
頂上の広さは10畳くらい?かな。
ここから見るマチュピチュ遺跡は、コンドルの形をしている。
忘れられない思い出。
コロナ後(共存)の世界は、旅が出来るようになるまで
時間がかかりそう・・・
そもそも世界中でエアラインが次々と倒産しているし、また前のように世界がつながるのかどうかも不明だ
(写真はネットフリー画像より)


実家との往復。
時々原信とコメリと散歩。
母におかず宅配しているし、時間があるので、あれこれつくっている。
自分も食べて。
コロナ太りしています。
海とか360度世界が見える山の上とか行きたいなあ。
海は寺泊に、360度の展望は弥彦山の山頂に行けば実現できそうですが・・・
しかし、どちらも不要不急ですね。
 stay home!!


海にまつわる短い詩2編ご紹介します。

耳     ジャン=コクトー  堀口大学 訳
 
 私の耳は貝の殻
 海の響きをなつかしむ


浜辺で拾った貝殻に耳をつけて海の響きを聞いたことがある人は多いと思う。
耳は思い出をきく。
海は母の象徴。

これは訳が名人の域らしいです。
堀口大学(ほりぐちだいがく)さんは長岡に深いご縁がある詩人にしてフランス文学者。
WIKI 堀口大学

ここをご覧下さい。

旧制長岡中学(現:新潟県立長岡高等学校)の同級にいた松岡譲(まつおかじょう 小説家)は 後に夏目漱石の長女である筆子さんと結婚する。
この結婚、一悶着(ひともんちゃく)ありで有名。長岡在住,長岡で亡くなられた。
・・なんてことを書いていくとキリがないので、興味のあるはお調べ下さい。

  
一ばんみじかい抒情詩    寺山修司


 なみだは
 にんげんのつくることのできる
 一ばん小さな
 海です


だよね、って思う。
何か、とても好きです,この詩。

寺島修司(てらやましゅうじ)さんは、50歳にならないうちに亡くなった戯曲家・詩人・歌人。
アングラ劇団天井桟敷(げきだんてんじょうさじき)主宰。有名でした。
この人や、状況劇場の唐十郎(からじゅうろう)がバリバリやっていた頃の日本、元気だったなあ。


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