兼業役者の猫とバイクとヴァナ・ディールな日常

舞台中心、TV.映画.CM等を少々。そんな無名役者の仕事とバイト。猫とゲームのぐうたらな日々と云いたい放題。

犬と私の10 の約束

2008年01月10日 18時51分20秒 | 観たり聞いたり読んだり、勝手気侭な感想
そして2冊目は、妹のお勧めの「犬と私の10の約束」です。3月に映画が公開になるそうで、後日、本屋さんで大々的に平積みになっているのを見掛けました。そんなに有名だとは知りませんでしたが、この本は好きですね。
タイトルだけを見ると、犬の飼い方のHOW TO本だと勘違いされそうですが、親子の愛情や恋愛・友情など、日常のあれこれを、主人公の一人称で淡々と語った、とても穏やかで優しい物語ですし、同じく穏やかな登場人物が多いのがいいです。「声の大きい人は、人の痛みに鈍感だ」と云うくだりには、ちょっと笑ってしまいました。確かに、大きな声が必要な場面はありますが、必要以上に大きな声を出す人は無神経だと感じますし、私も同じ意見です。
「キッチン」が映画化された時にも思った事なのですが、この静かな物語がどんな風に実写化されているのか、映画の公開が楽しみです。
ちなみに、私は「10の約束」の10番目を読んだだけで涙が出ました。「犬」を「猫」に変えても、概ねは通用しそうです。そして10番目の約束を破らない飼い主になりたいと思ったのでした。

都市伝説

2008年01月10日 18時32分35秒 | 観たり聞いたり読んだり、勝手気侭な感想
帰省中に「これ、面白いよ」と勧められて、新年早々2冊の本を読み終わりました。1冊目は姪っ子のお勧めの「都市伝説」です。写真を取り損ねてしまったので、この写真は姪っ子に頼んでメールで送って貰いました。
この本は2007年のベストセラーなので読まれた方も多いと思いますが、売れているだけあって、これがなかなか面白い! ちょっと子供向けと云うか、確かに眉唾なお話は多いのですが、「フリーメーソン」だの「KKK」だの「ケネディ大統領暗殺」だの、それまでは存在さえ知らなかったような組織や歴史的事実に出会って、若い世代が興味を持つきっかけになるにはいいのでは? 姪っ子もかなり触発されているようです。 
私も知らない話がいっぱいあって、感心したり笑ったり…。この中のいくつかは真実なのかも?と思って楽しく読みました。それにしても、2013年と2039年が楽しみです。その理由は、読んだ方ならお解りですよね?